この日曜日はお二人だったんですが、ご両人とも2時間の最後でテレビを見てもらったら、やっぱり聞き取りが抜群によくなりました。
JAPANがJAP-PANだと説明したところで、男性のかたが、え~って感じで開眼されておりました。目から鱗が落ちたときに、音って出るものなのですね。
もうお一人は主婦のかたで、このあいだアメリカに来られたそうです。子供さんが現地の学校に通っておられるのだけど、私はこういって笑ってもらいました。
日本の歴史で始めて、帰国子女にあたる子供さんよりも、早くネイティブ化してしまったママさん。子供さんが、「ママ、ずるいよ、本当は、いやあ、本当に子供は吸収が早いですよね、、、とか感心するのが先なのに、、、」
、、、みたいな。もっと付け足すと、こんな感じですかね。
ずるいよママ、日本の言語学者や音声学者は、12歳過ぎたらだめだってことになっていて、僕が先に、英語がうまくなって、大人を驚かすんだよ。そしてママは、日本に帰っても、やっぱり英語がダメでしたってことを隠して、一生生きていくはずだったのに、、、ずるいよ、ずるいよ。僕ぐれちゃうよ~~~。
って、感じですかね?ちょっとオーバーかな。
子供さんよりも早くネイティブ化してしまったわけです。
普段は、皆さん緊張しておられるので、まず、同級生と思ってくださいとか、なれなれしくしてくださいとか言うんだけど、その心配は最初っからなかったです。最初からリラックスした感じで、わきあいあいでした。
それは、たぶん、お二人の性格だとは思うのだけど、私はいちおう社会学者(?)なので、2人の時と3人のときのダイナミズムが違うのじゃないかな???などと仮説を立ててしまいます。社会学には、ジンメルという古典の人がおりまして、ちょっと読み返してみようかなと思いました。そういうインターアクションについて彼は書いているので。
その他はまた後で書きます。