英語の勘1というキンドル本を1年ほど前に出すことができましたが、今度は英語の勘2を書いていて、そろそろまとまってきました。

勘1では冠詞の使い方、単数形・複数形の考え方について、私自身がどのように使っているかを解説しました。

勘2では、認識論的?には共通しているところがありますが、語順の問題を扱っています。

文系的なな作業と言いますと、複雑化する方向に行きがちですけど、「英語の勘シリーズ」の場合は、シンプルにシンプルにして行きます。

たぶん、大学時代にはやった(?)言葉で、「脱構築」をしているのだと思います。

普通は英語の文法の本に書いてあることを真実だと捉えますよね。でも、自分が大学時代に触れていた哲学(ニーチェとあ、ミシェルフーコー)によりますと、それを「言説」としてとらえるということだったんです。

ミシェルフーコー自体は、精神病に関する知識を分析していました。

自分は英語の文法を言説ととらえていて、間違っているわけではないけれども、分類の仕方などが必ずしも真実ではないと思っているので、それを崩している?脱構築しているということです。

ルールがシンプルじゃないと英語は話せないと思うのです。

英語の勘1のときは、ぶっ壊すのに数年ぐらいかかったものがあります。

それは単数のときはA PENというぐあいに前につくのに、複数形となるとPENSという具合に前に何もつきません。

このちぐはぐさを理解するために、数年を費やしました。

自分の答えは、フランス語とかスペイン語だと、単数も複数も前に何かついてるよ、、ということにヒントを得たものでした。

「範疇」も解体します。勘1は冠詞と単数形・複数形ですけど、この二つの項目は違うように見えて、実は関連しているのです。だから同じ本の中で扱わないといけませんでした。

フーコーによりますと、古代中国のカレンダーには、現在人には理解できない分類が採用されているそうです。よく覚えていませんが、家具とイチゴと今音をたてたウサギが同じ範疇だとか、そういうことです。

ちなみに英語の勘1はこちらで販売中です。良いレビューをいただいています。サンクス。

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