モダニゼーション仮説というのが社会学にあって、社会はだんだん近代化してくるものだ、、、というイメージがある。しかし、後退することもありえるだろう。

http://grue07.exblog.jp/14378091/

でGURUE07さんが、三島由紀夫のYOUTUBE動画を紹介されている。喉発音+3ビートの英語は三島が喋っている。

え?これ偶然?それとも必然?????

日本人の英語は後退しているのか?実は、この10年ぐらい、あまりに英語の教材が増え、以前はそれほど重要視させていなかった音声学が口発音を強調したりするなか、日本人の英語がどんどん口発音化しているのではないだろうか?とくに80年代は、私やRON氏や、YUMIさんや、天満さんのように英語ができるようになった人達を生み出したが、一生懸命勉強してもできなかった人もその何百倍の人数で生み出したのだ。その人達の感覚で、語彙を覚えるとか、文法を基礎からやるという感覚が生まれる。

実際に大切なのは、楽しみながら使うことなのに。これはピアノやギターの習得、ダンスやスポーツと同じだろう。

なぜ、昔は、三島さんみたいに英語がうまい人がたくさんいたのか?加山雄三氏の英語の歌など、ネイティブと寸分変わらない。さらに、発音が良い人は、聞き取りもできているし、そのせいで外国文化の吸収も早い。

さて、今朝はカントリーミュージックを自動車で聴きながら思った。なんと、すばらしい歌詞だろうか!と。

国家の品格の藤原さんは、外国人がわびさびを理解しないようなことを言っている。渡部昇一氏だって、外人は俳句を理解しない、、、というようなことを言っている。

しかし、もちろん外国にもわび、さびはある。それは博物館で絵画を見れば分かるし、カントリーミュージックを聴いて、歌詞が聞き取れれば分かる。たまたま、わび、さびが、英語になりにくいというだけの話である。

歌詞の情景が浮かび、心にジーンと来るから分かる。

外人 VS 日本人という境は、英語が通じない、聞けないというのが原因じゃないか?あと聞けたとしても、喉声を聞かないと心が分からない。

私は、昨日、大学院時代の友人がなにかネットで自己紹介をしているのを読んで愕然とした。口発音時代にちょっと冷たい感じの人だと勘違いしていた。それか心が理解できなかったからだ。しかし、その自己紹介を読むと今喉発音時代に接している他のフレンドリーなアメリカ人と同じのりではないか!

私はなんと多くのアメリカ人の友人を失ってしまったことだろう!口発音だったから、彼らの情熱、心、そして親切心などが理解できなかったのだ。

もしかしたら三島由紀夫氏、加山雄三氏、そして小林克也氏などは、とうの昔から西洋人、外国人の心を理解できていたのではないだろうか!!!

さて、最近、MASAさんのMIXI日記が熱い。ぜひMIXIで私かMASAさんのマイミクになることで、呼んでみて欲しい。ドイツ人の客と英語で盛り上がったと言う話だ。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1686037999&owner_id=7661548

もっとも大切なのは、MASAさんが別人になったから、コミュニケーションができたということではない。本来のMASAさんが、英語において自分のままで、対等にドイツ人と接したから、コミュニケーションに成功したということである。

従来の考え方は、他人になることを強要する。ぺらぺら喋るより日本の歴史を勉強しろだとか、日本文化をもっと学べとかだ。

しかし、MASAさんは、ギタリスト、音楽ファンとして、自分自身を英語で表現した、、、そしてそのドイツ人は、ジェフベックファンで、同じく音楽ファン、、、そのあたりがコミュニケーションを盛り上げたのではないか???

同じ人間として。自分自身として!!!

菅原里奈先生のハローボイスは、自分の声をみつけるというキャッチフレーズだが、英語喉コミュニケーションも

自分自身をみつけ、対等な立場で外人とコミュニケートするということだ。

日本史を暗記をして、「外人が聞きそうな100の質問」の答えを暗記して、自分ではない他人になることではない。

いや、MASAさんは多才だからですよ~。平凡は私には無理です、、、なんてことは絶対言ってはならん。全ての人は才能を持って生まれている。それに気づくべきだ。なにか、人にとっては難しそうなのに、自分にとっては楽なことあるはずだ。それを伸ばそう!

ただ、かっこつける必要はない。私は夢?は大学教授になることだったと思うが、それはこっぱ微塵に散っている。しかし、言うとかっこ悪いけど、得意なのは、SASプログラミングだ。だけど、それはそれでよい。それが自分であり、他の人がしようとすると苦難だけど、自分は結構楽だ。

自分にとって楽なものを見つける。これが大切。ちなみに、楽だからというのは確かにかっこ悪い、、、。社会学者によると社会階級の低い人ほど、「楽だから好き」という傾向があるんだって、、、(笑)。

でも胸をはって、自分自身をみつけよう!

MASAさんが、音声UPをされている。GOOD JOB!

http://voon.jp/a/cast/?id=wmysyg8j1y4irzaw#seal

私の音声アドバイスはここ。 

www.estat.us/blog/masa_03_10_2011.mp3

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One thought on “三島由紀夫など+英語喉で自分自身を見つけよう+MASAさんに音声指導

  1. Masa says:

    かず先生

    アドバイスありがとうございます!
    さらに練習します~

    しかしびっくりしました三島由紀夫氏の英語・・・。

    盾の会の占拠~割腹自殺事件はまだ小学5年だった私には衝撃でした。
    でも後年三島文学を読んでその素晴らしさを知り、イメージが相当変わりました。

    そして今また英語のインタビューを聞いてさらに驚かされました。
    愛国者として知られる彼の心は・・・決して偏狭な閉じた精神主義ではなくて、まさに開かれた国際人としての愛国心だったんですね。
    事件の良し悪しは別として、英語が喋れないエラいセンセイがたの歪んだ(拗ねた)愛国主義とは次元が違うということははっきりと分かりましたw
    現在も三島由紀夫の文学や生き方に魅かれる人、研究する人が跡を絶たないその彼の魅力の秘密を垣間見た気がします。

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