私は、DCで週末に教えるとき、1時間ぐらいで、テレビニュース聞き取りを90%ぐらいは聞けるぐらいのレベルに引き上げている。1時間ぐらいでそれだから、合格だと思っている。

しかし、英語喉実践者でも90%から100%への引き上げで苦労する人がいる。例えばNITROさんが、しばらく苦労されていたように思う。最近は、100%になられたのだろうか?英語喉革命さんも、今では100%だと思う。ドイツ語でも音としては、英語よりも楽に聞ける?と先日書いてらっしゃったと思う。

逆に、MASAさんのように1ヶ月か2ヶ月で、聞き取り100%に到達する人がいる。

これは、慣れの問題もあるかもしれないが、英語を聞くときの感じが違うのではないかと思うにいたった。あたかも仮説である。

http://kokusanbilingual.blogspot.com/  はMIUさんのブログだが、最初のUPを聞いたときに、ご本人も言われているように、まだ口発音だ。まだ最初だから当然である。

ENGLISH BOOTCAMPのYUMIさんから、MIUさんは、「日本語も既に喉発音に近い部分で喋っているタイプ」だと言われました、、、と書いている。

私はYUMIさんの診断は間違っていないと思う。確かに、MIUさんはいわゆるいい声を出す人で、喉が「通っている」感じの喋り方だ。

私が指摘しているのは、声の柔らかさ・立体的な感じ(ゲップエリアあたりの状況が関係している)だ。

喉は開いているように思う。しかし、首の根元のビリビリ感はまだ聞こえない。

長崎の雨さんの英語と比較するとよく分かる。

長崎の雨さんの声は立体的で、柔らかい感じだ。やわらかいという形容があっているかどうか、、、も仮説の一つかもしれない。

この立体的な情報を聞いている人は、英語の聞き取りが100%に到達するのではないだろうか?

これを聞いていないで、3ビートだけを聞いている場合は、90%なのではなかろうか???

これは仮説にすぎない。

皆さんのなかで、聞き取りがクリアになった、しかし100%ではないというかた、ぜひ、英語の立体的な部分に耳を済ませてほしい。

音程が低い部分という言い方もできないでもないが、正確には、ビリビリビリを聞いているかどうかだ。

例えばEARとYEARの違いだが、EARのイは日本語のイと同じなのだが、Yは首の根元をびりびりと響かせる、、、、いや、そのびりびりを聞かないといけない。

それを聞いているから100%の自信でEARとYEARがクリアに聞き分けられるのではないだろうか?

あるいは、SHE ISというときに、SHEY-YIZみたいになるが、喉の奥の立体的な音を聞いているとYがよく聞こえる。すると、やっぱりよく聞こえるだろう。

Iとi_も同じだ。

喉のびりびり、それも柔らかい感じ、立体的な感じのびりびりを意識すると聞き取り100%になるという仮説でした!

さて、音声課題です。以下はバチェラーというアメリカのショーです。これを見て、難しいことは考えず、喉の奥のビリビリ感だけに注目して聞いてみてください。意味も考えないでください。3ビートも考えないでください。とにかく、首の根元から出てきている感じのビリビリ音、、、柔らかいといえば柔らかいし、立体的な感じ、きしむ感じ、、の部分を聞いてください。なんとなく、その音色はYに似ているように思います。

http://www.youtube.com/watch?v=B7_-VbKTgEk

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5 thoughts on “英語聞き取り90%と100%の違いは?

  1. Masa says:

    かず先生

    前から気になってたんですが、音声だけ聴いているとすべての音が分かりますが、映像を観ながら聴いていると、若干聴き取りが鈍ります。
    普通に考えたら視覚情報が聴き取りを補強しそうですが、逆なんです。
    音に集中する妨げとなるのかなという感じです。
    リーディングで申しました件の、文法を捨て去って読んだ方がスラスラ無理なく文脈が分かるのと似ている気がします。

  2. 上川一秋 says:

    情報がパンクしてしまうのですかね。自動車を運転していて、視覚情報に頼っていて、となりから音・声で指示が出ると逆に気が散るときがあります。

    ところで、、、

    5分31秒のところでEMILYさんが、オ~~みたいなことw言いますが、あれを喉以前は、全然聞いたことがなかったのに、喉以降は、よく聞きます。女性がかわいい犬を見たりしたら、発する表現(?)です。

    前は雑音として、処理していたのだと思います。

  3. miu says:

    Kazu先生

    喉を柔らかくというアドバイス、非常によくわかります。
    脱力するには、無意識レベルで喉発音ができるようになるまでの
    練習が必要でしょうね。頑張ります!

    ところで、発音練習表をマスターしようと練習しているのですが、
    ある程度の単語は、発音記号が頭に入ってしまっていることもあり、
    頭の中でどうしても発音記号と、英語喉式発音記号とを
    リンクしようとしてしまいます。
    もし、対比表があれば、gmailメールアドレス宛に送って
    いただいてもよろしいでしょうか?
    よろしくお願いします。

  4. 上川一秋 says:

    有志のかたがこれを以前におくってくれました。参考になりますかね。

    http://www.estat.us/blog/pronunciationchart.pdf

  5. miu says:

    これです!
    早速活用させていただきます。

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