明日あたり、英語の勘3というキンドル本を出版する予定で、最後の校正をしていますが、コーヒーブレークと称して、以下の文を足してみました。ぎりぎりで足したんですけど、どうかな、、。
コーヒーブレーク 方言は英語に似ている?
日本人が英語を話すと、名詞が強調されたような話し方になってしまうので、主語と動詞をしっかりと言ってしまうことが大切です。
日本語では名詞を強調する傾向があるので、英語でもそうなってしまうのでしょう。例えば、I went to schoolだと、なぜかschoolのところを音程を上げたり、音量を上げたりで、日本人は、名詞の部分を強調してしまいます。
日本語でも、「今日、学校だった」という感じで、やはり「学校」という名詞が音的に目立ちます。
ところが、著者の母語にあたる広島弁では、なんと英語に似ていて、主語と動詞が強調されます。声が少し大きくなり、音程が上がります。
わし、今日、学校、行ったんじゃあ~。
わし、今日、中華料理、食うたんよ。
あんたあ、日曜日は、テレビ、見ようたん?
これらを言う時に、強調されるのは、自分を表す「わし」と、動詞のあたりです。英語によく似ています。理由は想像にすぎませんが、文が、「わし」とか、「あんた」で始まるのが広島弁では普通なので、どうしても、その主語がどうしたのか?にあたる動詞が強調されてしまうのだと思います。
標準語であれば、名詞が強調されるように思います。いかがでしょうか?どこの部分で声がうわずりますか?
今日は、学校に行ってきました。
今日は中華料理をいただきました。
日曜日は、テレビを見ていましたか?
方言の感覚で英語を話すといいということかもしれません。方言を持たないかたは、子供の時のカジュアルな日本語の感覚で英語を話すと良いと思います。