今日、会議をしていて、あることを感じました。

ネイティブの同僚たちの英語を聞いていると、それなりに、気の利いた表現を使っています。例えば、メリーさん(仮名)は、リサーチデザインなどの、問題点を、wrinkle(しわ)とよく表現します。

例えば、「もう一つの問題点は」という時に、彼女は

Another wrinkle is ...

と言います。

そして、ジョンさんはジョンさんで、そのような気の利いたような、なるほど、そんな言い方があるのか~というような言い方をします。具体的には何だったか忘れてしまいました。

そこで気がついたのですが、人によって、気の利いた表現が違うのです。

そういえば、英語では流行り言葉のようなものが日本語ほどありません。

日本では、10年前に聞かれなかった表現をとても多くの人が口癖のように使うことがあります。例えば、

そうなんですね~

なるほどですね~

なので~

わかり味が、、、

という具合です。ところが英語では、なぜか、それほど、流行り言葉がありません。絶対ないとはいえません、、というか、、、う~ん、、やっぱりないと思います。

つまり、英語では、気の利いた表現は人によって違うのです。

先日、昔の友人と話をしました。私が博士号をとって、フロリダに移ったときの、同僚でトム(仮名)と話したのですが、彼の20年前の口癖はWhat a trip! (素晴らしい!) That's a trip! (すごい!)でした。

ネタがバレているかもしれませんが、20年ぶりに話したトムの口から出たのは

That's a trip! (すげ~なあ~)

でした。気の利いた表現は個人によって違うという例の一つだと思います。

30年前にアメリカ人の留学生の友人、ミシェル(仮名)がよくGroovy(すご!)と言っていました。今でも言っているのかな?

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