最近、毎日、自動車運転中にスペイン語のCNNを流している。
知らない単語あるかな?という観点から聞いているが、ほとんどない。
これには驚愕する。というのは、私がしているスペイン語勉強法とは、会話だけだからだ。
うちを出るときに、掃除をしているエルサルバドルからの移民の人とちょこっとあいさつ程度。昼は、カフェテリアのレジ話の人と馬鹿話を30秒程度だが、たまに2分ぐらい話すこともある。
それだけである。4年ほど前に、大家さんがスペイン語だったので、かなり話しこんだが、そのときはスペイン語が伸びたが、当時は、まだCNNスペイン語版などわからなかった。
ところが、今、聞くと、分からない単語がない。内容はなんとなく分かるが、英語ほどは分からない(英語は聞く気がなくても、分かるのだが、スペイン語はまだそこまでは達していないようだ)。
分からないときも単語としては聞けている。
何が起こったのだろうか?
結局のところ、音として聞ける、、、というのがポイントだ。
スペイン語には、英語に似ている単語がたくさんある。
例えば、英語はDEMOCRACTICはスペイン語のDEMOCRATICOだ。
そんな単語がニュースだと半分ぐらいは占めるように思う。
スペイン語が聞けるからこそ、DEMOCRATICOという単語として勉強していなくても、英語のDEMOCRATICと同じだなと分かる(聞けるから分かる)。
だから、英語の知識がそのままトランスファーするのである。
したがって、スペイン語の辞書さえ所有していない私が、CNNスペイン語版を聞いて、音が全部聞けるし、単語もほとんど知っている。意味も(英語ほどではないが)だいたい分かるように思う。
しかし、これは特殊な状況であろうか?実は皆さんが、英語を聞こうとする場合も同じことだと言うと、信じてもらえるだろうか?
英語とスペイン語ほどの類似はないかもしれないが、ある程度のオーバーラップが日本語と英語にはある。それは、日本語になっている英語である。プラス、中学で勉強する英単語ぐらいは知っているものとすると、結構、聞ければ、分かるという可能性がおおいにある。
ましてや、TOEICなどを猛烈に勉強している人なら、中学レベル以上の単語を知っているのだから、英語喉で聞けさえすれば、かなりの英語力の飛躍を経験するはずである。
さて、今日のCNNの最初に出てくる英語の文を例としてみよう。
Republicans on the House rules committee have voted to prevent a direct vote today on a Senate plan to extend the payroll tax cut for two months. FULL STORY
ざっと見渡すと、日本人でも日本語の一部として知っている単語だらけだ。ハウス、ルール、ディレクト、TODAY,プラン、ペイ(ロール)、タックス、カット、TWO,フル、ストーリー
さらに、それ以外の単語は、中学校で勉強する単語だ。
つまり音として聞こえれば、これらの単語を認識できる可能性が大だということだ。
「ある前期高令者のBLOG」のかたが以下のように、英語喉を紹介していただいている。突然、聞き取りができるようになるのは、魔法ではないと思う(ご紹介ありがとうございました!)。
http://d.hatena.ne.jp/bibi33/20111212/1323679888
最近、スペイン語のニュースを聞いているといったが、とりあえず、聞いているだけなのだが、しばらく続けてみようと思う。
聞けるからこそ、表現がときどき、へ~こういう風に言うんだったんだと思うことがあるが、そういうのを必ずしも覚える必要はなくて、聞ければ理解できるので、まあいいかと思う。
スペイン語は、思うのだが、ある程度抑揚があったほうが、スペイン語らしいなと思う。
スペイン語を読んだり書いたりすることはしていないが、CNNのスペイン語ニュースがだいたい分かるのが楽しい。
短波ラジオを買ったのだが、実際は、短波をキャッチするのは難しいので、とりあえずはAMでスペイン語ラジオも聞くようにしたい。英語の放送は、もう英語が分かるために、聞く気がしない。
とりあえずは字として勉強しないほうが、語学は上達するのじゃないかと感じる。
今日の内容をNHK英語で喋ってみました。
[audio:http://nippondream.com/file/kaz_12_20_2011_nhk_english.mp3|titles=kaz_12_20_2011_nhk_english]http://nippondream.com/file/kaz_12_20_2011_nhk_english.mp3
カズ先生、こんにちは。
日本は今日は全国的に晴天、一部雪の地域もあるようですが、比較的過ごしやすい天候です。
しかし、なぜか最近、関東でも小地震が頻発しています。注意が必要なようですね。
私は先日、NHK英語を批判しましたが、今日のカズ先生の喋り方は聞いても、あまり不快感はしないです。他人の喋るのは聞いても、それ程の違和感はないが、自分で喋ると気持ちが悪い。これは結局、自分のときは異常に疲れるからかな?
カズ先生でも、あんな不自然な発音では、かなり疲れるでしょう。
NHKテレビ英会話に登場している某アメリカ人教師が、都内の喫茶店で仲間と喋っているのを近くの席で聞いたことがありますが、あんな大袈裟なイントネーションの発音はしていませんでした。
日本人のアクセントとイントネーション信仰の淵源は、NHK国賊放送局にあったのか?
いずれにしても、NHK英語のような不自然で大袈裟な喋り方の方が、明瞭で正しい良い発音だというのは迷信だと私には思えるのですが?
アメリカ人と話すとき、むしろ普通な平坦な英語で喋った方が、彼等には自然で親しみ感があるのではないでしょうか?
おそらく、スペイン語のような純シラブル系言語の方が、大袈裟めなイントネーションで喋ってもあまり違和感はないのでしょうね。アメリカ映画を観ていると、メキシカンやヒスパニックなどのスペイン語ネイティブの英語発音は、少し不自然にイントネーションが明瞭な感じがすることがある。実際にアメリカでは、ヒスパニック系には、そんな感じの人が多いですか?
ではまた、お元気でお過ごしください。
スペイン語は前から「かわいいかんじがする」と思っておりましたが、それは抑揚からくるのかもしれません。
英語では抑揚はわざとつける必要はありませんね。でも、松本道弘氏でさえ、強弱、強弱とおっしゃっていますが、もしかして、3ビートのうみだす、リズムのことを、3ビートだ、シラブルだということが自明でないために、それを表現して強弱ととりあえず表現されているのかもしれませんね。