英語を話すときは、意外と、モノローグ的であるということを最近、熱心に言っています。

もちろん、そうでないこともあります。

今日、妻と妻の親とで、ファストフード屋さんに向かったのですが、自動車の中では、短めの会話の交換でした。何を食べる?みたいな会話だったからです。

ところが、普通の会話とか、パーティーであるとか、仕事の話になると、えんえんと、お話的にパッケージされたようなある程度の長さのモノローグの交換になります。

もちろん、時と場合によるわけですが、日本人としては、英語の普通の話は長いのだ

と納得しておいて、別に問題は生じません。

日本人として、長めの話をするのは結構しんどいと感じることがあります。

それは、特にパーティーとかでは、そういう話をすると自分をさらけ出す感じになります。恥ずかしいこと言ってないかなとか、えらそうになっていなかったかなとか、とても気になるんです。

昨日、13年務めた会社を退社したのですが、2か前に、同僚がオンラインお別れ会をしてくれました。

「どのプロジェクトが印象深かったか?」と聞かれて、本来は、

その質問をしてくれたメリーさん(仮名)と一緒にやっているプロジェクトのことを後で言ったら良かったなと思ったんですが、

ついつい、何個も連続でグラントをとって、それらが楽しんだと言ったのです。でも、その時に、これもゲットした、あれもゲットした、、、と言ってしまい、後で考えた時に

自分、自分、自分みたいに、えらそうな印象を与えてしまわなかったかなと思いました。

違う同僚が、ワンちゃんはどうか?と聞いたので、

数年前に虹の向こうに行ってしまった

と言ったら、聞いてごめんなさい、、と言いました。

その時に、いえいえ、大丈夫ですよと返して、自分は犬は老犬専門でシェルターからもらってくるものだから、10歳ぐらいの犬が多く、すぐ死んでしまう

と言いました。

後から考えて、その言い方が通じたかな?

自分はシェルター犬が専門って、上から目線だったのじゃないか?

というのは人によってはブリーダーから子犬をもらってくる人だっているからです。

そんな感じで、えんえんと長話をするのは、ネイティブ風だと思うのですけど、

えらそうじゃなかったかな?

とか後で思ってしまいます。

アメリカ人の話って、結構、腰が低くて、謙虚な感じ。特に会社では、本当にそう思います。

私がいつも言っていることで、ネイティブのように長く、えんえんと話しましょうというのは、同時に人の好さが出ないといけませんから、それができたかなとか後で思ってしまいます。

ただですが、こういう話し方は緊張しにくいんです。

だからこそ、人を思いやりながら話せるかもしれません。

長話をするけど、空気を読みながら話さないといけませんね。

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