アメリカにはチップの制度があります。だいたい、18%から20%のチップを残さないといけません。

35年前に私が初めて、アメリカに来たときは、10%程度だった記憶があります。また、当時は、サービスの内容に応じて、チップの割合を調整するという考えがあったと思うのですが、最近は、サービスの内容とは関係なく18%という感じです。

チップを置かなくてもいいはずのファストフード店でさえ、クレジットカードを使うと、チップを何%置くか?と、クレジットカードを読み取る機会が聞いてきます。

これは、店員さん、サーバーさんの生活がチップにかかっているということがあります。

日本には、チップの制度がありませんが、導入したほうが良いのではないでしょうか?

なぜかというと、同じ値段のラーメンを食べるにしても、お金を持っている人、所得の高い人は、店員さんのために、それなりのチップを置くと、店員さんが助かるからです。

米国の場合、たまに、お金持ちの人が、莫大なチップを残してくれたということは話題になることがあります。

私の場合は、どちらかというと多めにチップを置くようにしています。なぜかというと、自分は、飲み物を頼むことが少なく、普通、水とかです。他の人と比べて、料金が低くなりがちなので、店員さんから見たら、ケチはお客さんになりますので、少し多めに置かないといけません。

フロリダでは、よく、特別割引の券をもってレストランに行きました。妻の母が、そういうクーポン券を集めるのが得意だからです。

チップは、割引がなかったとしたら、いくらだっただろうか?と想定して、それの18%という具合に計算します。割引になった値段に対してチップを置くと、少なすぎるからです。

日本でもチップの制度を導入すれば、払える人は払う、払えない人は、あまり払わなくていいということで、どちらにしても、店で働いている人たちが助かる仕組みになると思います。

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