YATTAMONさんに質問を受けました。英語で考えるとは?
http://blog.with2.net/link.php?709532:1932
そもそもですが、YATTAMONさんが英文をよく書いておられます。例えばこれ。
http://yattamon.cocolog-nifty.com/english/2012/06/post-488a.html
で、私は感じるのですが、え?なんでこういう間違いをするの?という思いがたまにしています。
文法を気にしない、、、というのが王道の考えです。私も思います。しかし、その私が、「え?なんでこういう発想になっていて、こんな間違いになるの?」と感じるのです。
私が矛盾しているのか?としばらく考えていました。しかし、思うに、YATTAMONさんが英語で考えていないのじゃないかと思うにいたりました。
例えばですが、
I hadn't been thought that I was going to start learning English so far when I started it in my life.と書かれています。その最初の
I hadn't been thought that
と書かれていますが、これは、まずなんらかの日本語があって、それを英語にしようとされて、そこで間違われたのじゃないかな?
まず、日本語があったら、だめなんです。
必要なのは「心の動き」です。
たぶん、YATTAMONさんの心は、
I am not very young, but I enjoy learning English.
とか、そういうことを訴えられていたのではないでしょうか?その心をできるだけ素直に表す練習をするのです。できるだけ単純な言葉で。
文法は間違っていい、、、という考え方は、単純な単語で組み立てる上で、Sとか忘れてもいいということです。
単純な言葉を使うというのは、会話でまず会話で鍛えます。
受験で覚えるような熟語もありますが、そういう熟語をできるだけ出さないのも大切です。覚えていることを、そのまま英文にするとぎこちないからです。
熟語を使おうとすると、そのたびに、ネイティブに、「間違ってはいないが、自然じゃない」と永遠に言い続けられるでしょう。というのは、表現は、その場のスムーズさで決定されるものなのです。
書くときに考えるとすると、前から読んで、すっと読めるか、、、これは気にしてもいいです(詳しくはここ http://www.estat.us/kaz/id28.html)。
熟語1000とかいう本で覚えているなら、えんえんと、直され続けると思います。
日本語でこう言いたいから、それにあたる熟語はこれだ、、だから、それを使う、、、というのは、よくない。
英語は英語だけで使うというのは、日本語でこういいたいと言う気持ちを捨てることです。そして、心が何を言いたがっているのか?を問うことです。
うちの母が、英語に挑戦して、ジーナと話をしても、全然、話が盛り上がらないなあと思っていたのですが、その原因が分かりました。
心を訳さずに、日本語を英語に訳しているので、感情が伝わらないのです。
例えばですが、「今、留守番で一人です」と英語で言おうとするとき、留守に当たる英単語を一生懸命考えているうちに、時間がたちますし、その単語がみつかって言ったときには、感情の部分は消えてしまいます。
ところが、留守番で一人だから、心はどうなのか?を問うと、、?
例えば、さびしいなら
LONELYでいいわけです。それを喉から感情を込めていうと、相手も反応が大きいわけです。え~、それはさびしいですね?と。
LONELYという単語を知らないなら、このさい、UNHAPPYと言えばいいですね。
逆に、一人になれて、楽だったら、HAPPYと言えばいいわけです。
逆に、英語をあまり知らなくても、感情ががんがん伝わる場合あるみたいです。
ジーナが、広島であった人の中で、直君が非常に楽しかったと言っているのですけど、そもそも直君は英語を喋らないんですよ。
感情が伝わるというのは、その人の個性が前面に出てくるということです。友達も作りやすくなります。友達ができれば、英語を使う機会が増えます。そして、簡単な表現ばかりつかっていたのが、だんだん複雑なこともいえるようになってくるわけです。
ところで、母には、とにかく、主語を言って、その後で、心が何を言いたいのかをそのまま言うようにと指導しました。すると、結構、するすると英語がでていました。もう少し一緒に練習してみます。
I was moved your opinion.
Yes, I try to say something in English from bottom of my heart.
上川さん、ありがとうございます。 感動しました。確かに心が抜け落ちている
かも知れません。 アドバイス頂いたことをじっくりと考えてみたいと思います。
Thank you SO much.
「とにかく何か(主語)を言ってしまって、それから言うことを考えてつなげる」というのはいいですね。これで、同僚と打ち解けた会話ができるようになりました。以前は、頭の中で、何かを言う以前に、「えーっと、これをいうのだから、そのすぐ次には関係代名詞がきて、その後の動詞にはSが付くぞ。気をつけねば。その後の名詞は複数となることも注意。よし!今から話すぞ!」と考えて第一声を発していました。しかしながら、その考えている一瞬、私の顔は緊張していたのでしょう。それだから、打ち解けた会話もできずじまいでした。「はじめに何かを言ってしまう」方式が、私にとってはブレイクスルーになりそうです。