英語喉でぐぐると、なぜか以下のような記事がひっかかった。
http://diamond.jp/articles/-/26575
英語で大きな声を張り上げると効果的ということだ。
英語喉を知らない人なら99%の人が、そんなことは絶対ありえないというだろう。
しかし、これはある意味正しい。大きな声をだそうとすると関心が喉のほうに行く。また、大きい声を出すと、口発音の人でも喉の音が比較的大きく響く。
だから英語が外国人に通じやすくなる。
英語の音の最も大切な情報は、喉の響きにあるからだ。Rの独特の響は、まるで犬がうなっているような首の根元の音である。Yの音は、首の根元がきしむような音色が特徴的である。
ただし、東日本の方言を喋る人が大声をだすと喉をやられてしまうだろう。さらに、西日本の人は、大声というほどの声をださなくてもよいだろう。
このエッセイを書いた児玉教仁さんというかたは、以下のように書いている。引用しよう。
「今まで、遠くから眺めてきたような、ある意味他人行儀で接してきたような、どうもシックリこない「異物」だったような英語というものが、この叫ぶ訓練を重ねることで、英語が自分の気道を喉をリアルに震わし腹の底から発射することで、英語というものが「自分の胸」に宿る。自分のものに、自分の武器になり始める。」
事実上(この言葉を強調したい)、私が普段から言っていることと同じである。
喉からガ~~という感じで発声をすると、気持ちが伝わる。悲しい気持ちだろうが、楽しい気持ちだろうが。だからプレゼンテーションの練習をあまりしなくてよい。
さて、先週、私と同僚二人で、電話のあっち側の同僚と話していたのだが、私の同僚が、まさに、そのが~~~とした声を電話に向けて浴びせていた。この人はギリシャ人だが。
また、私はONLINEで教えるのに、胸のあたりにつける小さなマイクをかって使ったが、喉のが~~とした音が直接拾えないので、途中で、マイクを普通のに変えてしまった。
情報が喉の奥の響きにあり、その響を駆使して相手に情報を伝えるわけだから、自分でも声がこもった感じだと、いやになってくるのである。
まるで口からでている喉発音の英語は「熱湯」なのに、ぬるま湯を相手に与えているような感覚になってしまうのだ。
後日談 ところで今日の内容がすでに喉やんとくっちゃん、そしてNHK WORLD勤務のカナダ人、マイクさんによって英語喉のトークのネタになっている!
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