以下の質問に答えます。

「静かな場所で落ち着いて喋れる環境にあるときは、ある程度教えていただいたことを実践できるのですが、スターバックス等の騒音のあるにぎやかな場所では
声が低くなると相手に声が届かなくなってしまうのか、何度も聞き返されます。で、発音云々以前に声を届かすために声のピッチが上がり、高い声になって
しまいます。まだ同様のこと(相手に分かってもらおうと自然に声が高くなってしまう)はTELをする場合にも起こるようです。」

緊張するから口発音になる、、、ということとは別問題ですね。緊張することが原因のものは、私でも、まだ苦労しています。昨日、スピーチクラブでスピーチをしましたが、なんとか切り抜けました。

さて、このことの原因ですが、英語の音の本当に本当に響きのある部分が、その音の個性であるのだ、、、ということが理論的に分かっていても、まだ、少しぐらいは口のほうの摩擦音とかが大切なのではないかと、まだ本当に体の一部になっていない状態ではないかと察します。

特に電話などですが、私も電話会議をよくします。ネイティブが聞いているのは、本当に本当に響きの部分、深い部分なのです。

自分で喋るときに、意識して、練習と思って、口のほうの余計な音をさけてしゃべってみてください。やりすぎると、アメリカのゲットー住民の英語のようになるかもしれません、、いや、あるいは、フランス語のようになるかもしれません(フランス人の発音とアメリカのゲットー住民の発音は共通点があります。)

しばらく練習していると、自分で聞いても、口のほうの余計な音が多すぎると聞こえにくくなるかもしれません。

音を、えいやっと発するのではなく、自分の声をよく聞き、自分の声の深い部分をよく聞くことで、確信犯的に音を発することが大切です。

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