先週末、二日間、剣道審判セミナーで通訳をしました。
プラス、空港に真夜中メキシコからの先生を迎えに行ったりもしたんです。
さて、通訳のほうですが、全体へ対するスピーチの場合、体育館の音響の関係上、場所によっては聞こえにくかったようですが、がんばりました。具体的な審判の指導は、われらの道場メンバーが試合をしつつ、それに対して、60人ぐらいの先生がたが審判の練習をされまして、それに対して、日本からいらした先生3人が審判の指導をされたのです。
一日めは一人でやっておりましたが、二日目から、もう一人、二人のかたとペアでやったんです。このことがよかったです。というのは、様々な面で、私が学べたからです。まず、最初に通訳を交代してくれた先生は、経験も長く、また上段者の先生で、訳の仕方など非常に参考になりました。例えば私は審判をジャッジと訳していたのですが、先生はレフリーをおっしゃっていて、やっぱりそっちのがよい。二人めの先生も、剣道経験豊かで、講習がすすむにつれ、内容、質問がこみいってきますが、そのあたりもよく対処されていました。私が訳し損ねた部分も、フォローしてくださりました。
もっと基本的に、声が聞こえにくい場合など指摘もできました。
なんでも人とのコラボのなかで、人から学ぶというのがいいなあと思えました。
英語喉も私とジーナのコラボだし、皆さんが、英会話をするときも、他の実践者やネイティブの人たちとのコラボですよね。
通訳のさい、訳す部分が長くなってしまった場合、忘れてしまうので、緊張します。短い場合は、自信をもって大きな声で発声することができました。
先生がたのほうも、そのタイミングを合わせてくださり、助かりました。
剣道の審判指導の先生がおっしゃったことで心に残ったのは、人の審判をすることがいかに難しいかということ、、そして、審判するためには、例えば、いろんなむずかしめの技も自分で練習しておらないと、なかなか人のことは判断できないとういこと。
それから、もうひとつ。この審判セミナーでは、セミナー後に稽古があったんです。
先生と稽古をするときに、フェイントを使ったりするんじゃなくて、ストレートに指導してもらうつもりでやったほうがよいということを教わりました。
これは私自身、前からそうじゃないかと思っていたんです。私自身は、ストレートボールしか投げない感じで、稽古してもらいます。
これは先生と対するときだけではありません。
かっこいいことではないかもしれないんですが、面しか興味がありません。コテが決まったとしても、それは偶然か、あるいは、相手が面をするときに、手を少しあげる癖があるかのどちらかです。
相手の癖をとらえて、姑息にコテがとれても全く面白くない、、、逆にそれは卑怯です。
胴は難しすぎてできません。
したがって、今のところ面しか興味がなく、先生との稽古のときは、それをストレートに受けてもらうことにしています。
変ですかね。