機関銃英語が聞ける!という企画はまず聞けるようになるというのを目標としている。というのは、英語喉の最初でつまづく人がやはりいるからだ。
全然、躓かない人もいる。例えば、私が実家に電話して、「おかーちゃん、ちょっと喉からこれ言ってみて」と言うと、本を読んでいないのにもかかわらず、簡単にできる。また友人といとこの二人も簡単にできた。こないだ帰ったときに、やってもらったら。
ところが、なかなか喉、、、というか体というか、しぐさがものすごく硬めの人が、2割ぐらいはいるような気がする。いや、この2割というのは私の今までの経験だから、正確に測ったわけではない。
思うに、日本語というのは、剣道などと同じで、ある意味で芸術なのだと思う。もともと人類にとって自然な喉発音と比較すると、訓練して到達するというものだ。したがって、口発音の日本語には、口発音の完成度が高い人と低い人がいるのではないだろうか。
たまたま口発音の完成度が低かった人は、喉発音にピンと来るのが早いのではなかろうか?
逆に、口発音の完成度が高い人は、なかなか、喉発音をしようとしても難しいのかもしれない。
これまでの経験でいうと、特に、大学院レベルの高等教育を受けている人(例 大学院に行った人)は、最初の段階で、口発音の度合いが非常に高い。もちろん、訓練とともに、喉発音に慣れていくのであるが。
(私はDCに住んでいるためか、まわりに、大学院に行った日本人が多いので、このことに気づくのはたやすかった、、といえる。)
大学院まで行っていない人の場合は、簡単にできる人と困難を覚える人の両方が存在する。ところが大学院に行った人は、普通、困難を覚える人が多いような気がする(さらに英語以前の問題で印象的に、コミュニケーションのときに体が硬くなる感じがする、、体が硬くなると喉も硬くなり、喉発音が困難となる)。
困難を覚える人達が、いきなり英語喉に挑戦したとすると、最初の5つぐらいのレッスンを克服するのが難しい。そこで、まず聞けるのを優先するとすると、「機関銃英語で聞き取れる」で聞けるようになるのがよいのかもしれない。
聞けるようになることで、個々の音もよく聞けるわけだから、喉発音の要領も分かってくるだろう。
いや、喉発音は単なる声質の違いですよ、、、などと思わなくなるだろう。だって、聞けるのが楽になれば、やはり音の音色というのがよく分かるからだ。そしてその音色を頼りにネイティブは理解するのだなということが身にしみるだろう。
例えば、機関銃英語のLとRのレッスンを終えたら、やはりLとRの違いは確実に音色であると分かると思う。その音色と喉の響き方には密接な関係がある。
単に声の違いだとは思わなくなると思う。