マッサンを日本在住の外国人の視点から見ると、色々とあるようです。
ここに英語で色々書いてありましたから、また読んでみてください。
例えば、なぜ実在のリタさんはそうじゃないのに、エリーさんは金髪なのか?と。そもそも、エリーさん役のシャーロットさんは、この役作りのために、金髪にわざわざ染めているわけです。
外国人だから金髪というのはどうなん?という視点があるそうです。
これは、朝ドラだから許してもらうということでどうでしょうか?英語で言うと、この朝ドラはソープオペラです。オペラというのは、皆さん、ご存知のとおり、おおげさに演技をするのが普通です。ですから、外国人という役柄を大げさに表現するためには、金髪にしておこうということでしょう。
エリーさんが、マッサンの竹原の実家を訪れたときに、家族の人にハグを連発しました。これは、ありえるのか?という件ですが、当時のスコットランドの感覚では、どうなん?という意見がでているようです。現在のアメリカ人の感覚では、、、家族の人ですから、ありえるような気がしますが、おそらく問題点は、いくら外国人とはいえ、日本ではハグをするのかどうかを考える脳の機能は備えているので、いきなり連発はありえんのではということです。
それから、エリーさんが、いきなりマッサンの実家に靴をぬがずに上がっていきます。どうなんしょう。アメリカでも結構、カーペットの関係上、靴を脱ぐ家があります。
いずれにせよ、ソープオペラですから、短い番組内で、外国人であることのイメージを与えるときに、すでに、日本人が持っている外国人の行動イメージを借りてしまうということはありえそうです。
見る側としては、そのことを知った上で、ま、ソープオペラだから、おおげさにやっていて、ステレオタイプも利用しているのだなと納得するとよいかもしれません。