英語喉でリスニングが100%になる人は、聞くときに、英語を英語として聞いているということです。
そういう効果は比較的早く現れるものです。ですから、英語喉をやって1ヶ月以上たっていても、音が聞こえてこない場合は、それは、英語を日本語っぽく聞いているということなので、ぜひ基本に立ち戻ってください。
喉発音と3ビートを意識して、ゆっくりでもいいから喋ってみてください。喉発音と3ビートを意識して、じっくり聞いてみてください。
英語には弱く読むとか強く読むというルールは存在しません。英語が聞こえ出すと、あれ、ここは強い、この単語は弱いという感覚がなくなるはずです。そんなものにかまっておられないいからです。英語を読むときに、強勢の位置などかまっておれませんが、聞くときも同じです。
あせって、リスニングをシャワーのようにあびて、いつか急に聞こえるようになるというのは、これは甘い考えです。
ある意味で一番楽なことでしょう。楽なことは、長くやってみても、上達にはつながりません。
自分の言っている英語をしっかり聞いてください。本当に自分の言っている声を自分で聞いていますか?
電車の窓から看板が見えたら、これは3ビートではどう読むだろう?と自問自答してみてください(自動車運転中は注意を)。
英語学習は体育系だと称されることがあります。ですが、それはバットの素振りやラジオ体操のような、誰でもできる運動ではないと思います。
パターンをみつけ、それを自分でも、どんな条件でも対応できるようにする。
そういう意味では、ギターのアドリブ演奏に似ているかもしれません。複雑なようでシンプルだし、シンプルなようですが、無意識のうちに複雑に思えるメロディーも作り出します。
たとえばサッカーでいかにチームワークで攻め入るか、、、というような頭を使う意味での体育系だということはいえるでしょう。そういう意味では、従来の意味で学校の勉強ができるから、英語ができるとは限らないということです。
長崎の雨さんが歌と朗読をUPされております。皆さんこのレベルを目指しましょう!
歌 http://voon.jp/a/cast/?id=dlqrup6v6nklzpa6&c=11&t=1
朗読 http://voon.jp/a/cast/?id=okx70s8sdmprhih8&c=10&t=1
私自身の練習のためにも、今日の内容に近いことを喋ってみました。
[audio:http://nippondream.com/eigonodo/wp-content/uploads/2011/08/kaz_08_24_2011b.mp3|titles=kaz_08_24_2011b]直りんはここをクリック。
カズ先生、こんばんわ。
日本は今は深夜の4時前ですが、私は今日は目が冴えて眠れないので、書かせてもらいますね。
「喉発音と3ビート以外は忘れてください。」という英語喉の本の記載を最初に読んだとき、非常に驚いたことを思い出しました。
それ以前は、やれアクセントだのイントネーションがもっと大切だのという日本の有名英語講師の本やビデオを、たくさん見て来たからです。英語喉を習得する以前、口発音で1拍2ビートの日本語と同じリズムで英語を喋る練習をしていた当時は、ときどき気分が悪くなっていました。英語講師達は、日本人のくせによくあんな発音ができるものだ、それにしても俺は駄目だと失望しておりました。しかし、カズ先生の本で喉発音の練習を始めると、まるで私の田舎の方言を喋るのに近いような感じがして、力を抜いて楽に喋った方がネイティブ発音に近い音が出せることが分かり、発音に自信が少し持てるようになって行きました。その後、アメリカ人と少し喋ったときに、アメリカ留学経験者と間違えられて、やはり喉発音こそが本物だと実感できました。カズ先生とジーナさんのおかげだと感謝しています。
それにしても、英語喉を使っていると感じるのですが、単語のアクセントとか文全体のイントネーションのリズムとか、3ビート以外のことを考えながら喋ることは、現実には不可能ではないでしょうか?
英語ネイティブが喋るのを聞くと、英語も日本語と同様に普通は平坦なリズムだと思いますが、なぜ発音教本ではイントネーションのことが強調されるのだろう?
文法的に考えると、英語のセンテンスは、最も大切な結論的な意味する単語を後ろに置くことが多いので、その部分を最も強めに言う(メジャーセンテンスストレス)というのは理屈で分かりますが、これも必ずしもそうではないと思いますが。
アナウンサーなどが喋るのを聞いても、気ままに言いたい部分だけを少し強めに喋っている程度のような気がします。
英語のセンテンス自体の音楽的なリズムなんて、本当に普通の喋り方でもあるのでしょうか?
長話になって、失礼しました。
>英語ネイティブが喋るのを聞くと、英語も日本語と同様に普通は平坦なリズムだと思いますが、なぜ発音教本ではイントネーションのことが強調されるのだろう?
イントネーションは勝手に起こるので練習したりする必要はありませんね。
多くの発音関係の先生たちが、いかに自分たちが海外に出たときに、苦労したかを書かれています。それから日本に帰ってきて工夫して、本を書くにいたったという話が結構多い。おそらく日本に帰ってきてから自信を持ったのは、日本に長くいる外国人が日本人の英語を理解するからじゃないですかね(慣れているから)。
そういう意味で日本でも英語が勉強できると勘違いされているのでしょう。いや、日本で英語が勉強できるというのは、当たりですが。
私の場合は生意気ですが、最初に海外にいったあたりで、発音は通じていました。聞き取りは最初は困難でしたが、それにしても、ぜんぜんだめだったというわけではありません。
イントネーションを強調する人に英語が本当にできている人はいないと思います。英語が本当にできたらイントネーションなど気にならないからです。それこそグローバル英語の時代で、話者の国籍などでイントネーションは色々だからです。
イントネーションだけは音程のあげさげにしかすぎず、日本人でもできるので、それだけは、日本人には日本人のイントネーションがあっていい、、、といいません。
矛盾です。
完全なる喜劇です。