明日からレーバーデーウェークエンドの休暇で留守にします。今年は、ZZ TOPと元ポイズンのブレットマイケル(後者は見るのは2回目)が海岸のステージでライブをするのでそれを見てきます。犬も一緒に行きます。来週の中間あたりに帰ってきます。
来週の中間以降に喉セミナーを受講されたいかたはメールをください。詳細は上のメニューより。
さて、出張をしていたのだが、それは、サイトビジットというのをしていた。私の仕事は統計分析が主なのだけど、そもそも目的は、政府などが社会問題に介入して、お金を出すときに、どうしても、その結果が出ているかという評価をしないといけないのです。それは、議会に説明する義務があるからです。
だからデータを集めて、実際、その社会問題が改善されているかを調べるわけで、私はその分析をしているわけですが、統計のような分析方法の欠点は、最初から分かっていることの確認には向いているけど、新しい発見というのはなかなか難しいのです。
なぜならば、ある程度検討がついているから、たとえば、計測するわけです。質問表をつくって、アンケートみたいなのをする場合、あらかじめこの質問が大切だろうということを知っているから聞けるわけです。
しかし、英語喉の発見に似ていますが、まったく思いもしなかったようなことが起こっているかもしれませんが、それは現地にいってみないと分からない。
そういう理由で、3人で現地に行ったのでした。
自動車で4時間のところに行ったのですが、アメリカ人の同僚2人と一緒でした。
10年以上前に、同じかんじでシカゴからインディアナのサウスベンドまで行ったときは、アメリカ人2人にまったく無視させてしまい、微妙に憤慨しました。まさに透明人間でした。口発音時代の思い出です。そのときはアメリカ人二人が、「カズは静かだなあ、話がないのだなあ」と思ったんでしょうね。
私は話に入りたいと思っていたわけですが、当時は、どのようにアメリカ人の会話に割り込むのかまったくわかりませんでした。
しかし、英語喉をしている今回は、当たり前のように話に入れました。決して、私が面白いことを言っているわけではありません。息を吸うときの音を大切にすると、相手がこっちがしゃべりだすぞ、と聞き耳を立ててくれるのです。
私は後部座席に座っていたのですが、前の座席に座っている人が、私のほうに体を乗り出す感じ、こっちを見てくれる感じで、話をしたりする場面もありました。
これは、アメリカ人にとっては、当たり前のことですから、こんなことに、私が敏感に気づいているなんて、思いもしないでしょうね。
さて、上で最初に紹介したシカゴで同乗したアメリカ人ですが、一人は、DC付近で大学の先生をしているのです。実はこのあいだ、私自身は行かなかったのですが、私が参加したペーパーで、セッションが同じになったのです。私の名前に気づいてくれるかなと思いましたが、全然、気づかなかったようです(私の同僚いわく)。
これは悲しいですが、口発音時代の知り合いですからしかたがありません。
ある有名大学で教授をしているシカゴ時代の同級生が本をすでに2本ぐらい出しているのだけど、その最初のところで、私と他のアジア系の4人以外の同級生の名前をあげて、大学院時代の友情とサポートに感謝しているところを読んで、微妙にさびしい気がしましたが、これもまた口発音時代の話です。
彼こそが、「カズ達は、俺たちに興味がないのだな」と思ったのでしょうね。
今でも覚えています。大学院1年生のときに、同級生は19人ぐらいいて、結構、活発に交流をしていました。たとえばですが、当時やっていたフレンドというドラマを一緒に見ないかというようなこともしていましたが、私は、アメリカ人に疎外感を感じていたこともあり、行きませんでした。
口発音時代の思い出は、そういう感じで勘違いをしていました。
これから勉強する皆さんはぜひ喉発音で活発に海外の人とまじわって、友情を育ててほしいものです。
しかし、あれです。喉発音になったらなったで、難しい部分もあります。アメリカ人と喉発音で話をしていると、相手が結構オープンに話をしてくるわけですが、ちょっと意識過剰になってしまい、こんなこと言ったら嫌われるかなとか、気を使って話さないといけません。相手が一緒に仕事をしている人だから、へんなこと言ったらいけないとか思ってしまいます。
それはどうしても、喉でやっていると会話が、本当にアメリカの普通の会話になるのです。うわさ話なんかもするわけです。すると、自分のうわさ話なんかされたらいやだなとか、思ってしまうのでした。
それにしても口発音時代に感じた透明人間の感覚よりも、1000倍ましだと思います。
口発音時代には、人の噂話さえもしたことがありません。そういうネットワークに入るには、ある程度の信頼感がいると思いますが、口発音では、その信頼感がまったくえられないのでした。
皆さんは、そういう経験をされましたか?
ほとんど日本語でですが、上の内容をしゃべってみました。
[audio:http://nippondream.com/eigonodo/wp-content/uploads/2011/09/kaz_09_01_2011.mp3.mp3|titles=kaz_09_01_2011.mp3]直りんならここをクリック。
カズ先生、こんばんわ。
今日の日本は、台風の前夜のようで、天でも曇りでもない、少し奇妙で何とも不気味な天候であります。
カズ先生のご経験された、口発音から喉発音への変化したときの経験を、私も昨年、少しだけしたことがあります。
口発音の時代は、私は英語を全く喋ることも聞くこともできなかったので、外人がいる場所へいても透明人間というよりも迷惑なジャップという感じでしたね。
しかし昨年、仕事の関係でアメリカ人やオーストラリア人の連中と少し喋る機会があったときは、いいかげんな内容を喉発音で少し話しただけでしたが、幸か不幸か、アメリカ留学経験者と間違われました。
それは良いのですが、今度は相手方の外人連中が、私が英語がペラペラに喋れると勘違いして、早口でフランクに喋ってくるので、私はたどたどしい返答をするだけで困りました。改めて、英語を勉強しなおす必要性を感じました。
喉発音が慣れてくると、別の意味で英語ネイティブ相手の苦労が生じますね。しかし、これは次元の高い課題が出来たということなのであり、喜ぶべきでしょうか?
今は、英語を勉強する暇もあまりない状況ですが、近い将来には英語を本格的に仕事や趣味で使えるようになることを目指して、なるべく使えそうな英単語やフレーズ・チャンクなどを覚えることに努めておりますよ。
ではまた、お休みなさい。
これはいい意味での苦労ですね。
アキさんも、外人の友達を増やすと良いと思います。使えそうな熟語とかって結構、使えないですよ。実際には。