PHILJOYさんの英語発音サイトを初めてみた。きっかけはTWITTERだ。
そして、サイトを見てみるとPHILJOYさんが英語を実際に読んでUPされている。で聞いてみるととても上手だし、(きっと無意識の)英語喉だ。よく聞くと、あ、い、う、え、お、それぞれに一個の音色しか使われていない。例えばMAPもCUPも同じアで発音されている。それでも喉のアクビエリアを使われているので、上手に思える。スペイン人の英語が通じるのと同じだ。THもPHILJOY氏はDで代用されているが、通じる。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/shaberum/view/200707
まず思ったこと。なぜ、今まで、「英語発音」でGOOGLEしても、見つからなかったのか?このBLOGでも3年間、英語発音について書きまくっても、GOOGLEして、箸にも棒にもかからない。
思うに、英語発音でひっかかるトップランキングの人達は、自分の音声をUPしていない人が多いのだけど、そういう人達が、実際の音声をUPしている人のサイトをリンクしないということがあるのではないだろうか?
普通、英語発音を語る人達の間では自分の発音をUPすることはタブーだ。そのタブーを私もPHILJAYさんも、思いっきり破っている。天満さんもそうかな。
二つ目に、PHILJAYさんは、喉発音だけど、微妙に口発音的なところもあり、その部分が、英語喉を実践しているものとしては、喉ブレーキがかかっているように聞こえて興味深い。首の一番深いところを使うRなどは、やや声が小さく聞こえる(急にそこが消えたようなかんじに聞こえる。例 MORE のRとかYARDのRが消えたような感じ)。
口発音時代の私の発音と激しく似ていると自分では思ったのだが、なんとなくPHILJAYさんのほうが、口発音時代の私よりもうまい?って感じだ。
参考 私自身のBEFORE EIGONODO
http://www.estat.us/kaz/eigo/KAZBEFOREAFTER.wav
PHILJAYさんは英語喉にどう反応されるのだろう、、、???
確か天満さんも、最初は、英語喉うさんくさいと思われたらしい。
PHILJAYさんは、TWITTERでは私の英語音声を聞いていただき、軟口蓋と鼻腔をうまく使っているとほめていただいたのだけど、実は、主に喉しか使っていない。軟口蓋を使うと口発音になり、日本人英語になるだろうし、鼻腔を使うと宇宙人英語になると思う。自分では、日本語を喋るときは口発音、英語は喉発音で、その違いをはっきり聞いてもらおうという意図はある。
ピンと来て頂けるだろうか?PHILJAYさんは、私が(無意識のうちに)軟口蓋と鼻腔をうまく使われていると思われている。私は私で、PHILJAYさんが、喉を(無意識のうちに)使われていると上に書いた。すれ違いになる可能性だってある。
結局、英語喉って響きを加えるだけでなくて、その響きの音色を個々の音の弁別的要素として使うというのが革命的なのだろう。じゃないと響きの部分はOPTIONでやってもやらなくてもいいってことになるからね。
いずれにせよ、英語のうまい日本人は必ず声の響きが良い。
これだけは真ですね。
声が平らなのに英語がうまい人は存在しないですね。
ここに書いたことを英語で喋ってみました。
興味深く時々ブログを拝見してます。
ほんとすばらしくよい声でいらっしゃいますね~。確かに響きがとってもキレイですね。
少しカズさんのご意見を聞いてみたくてコメントしてるんですが、上記の記事を読んでちょっと思い出したことがあったんです。
ちょっと英語喉と微妙に話がズレてしまうのですが、いわゆる「英語がうまい」っていうことについてなんですけど、何をもって「上手い」とお考えですか?
というのはつい最近、仕事でとっても英語の発音がキレイな方にお会いする機会があったんです。
独学で英語をずっとされていて、それはそれはすばらしい発音で、少し話した感じでは、ネイティブももちろん「英語うまいなぁ」って感心してたんです。
ところが、話すのがすごくゆっくりだったり、コロケーションや語法や、言葉の使い方がかなり不自然だったりで、深いコミュニケーションは難しかったり、というようなことがありました。
反応速度、意見の組み立て等、がネイティブの期待するレベルとほど遠かったというわけです。
私は日本語話者だから、その方がどこでつまってらっしゃって、ゆっくり話されているのか、という点をかなり感じることができたんですが、一緒にいた数人のネイティブはそれを「英語は上手いけど能力が低い」、つまり頭回転が遅い、思考能力が低いと判断したようでした。
実際はその方は日本語でものすごく会話上手なコミュに―ション力の高い非常に聡明な方なので、これは私からすると完全に誤解だと感じたわけですが、なんで、そう誤解されたのか、と考えると、その方の発音がとても上手だったからではないかと思ったんですよ。つまり「流暢さ」などに比べ、発音が抜きんでてすばらしかったわけです。
で、ネイティブはきっとその方の英語に「とっても上手い」という印象をもったんじゃないかと思うんです。
でも実際のその方の英語でのコミュニケーション力はもっと低くて、日本語みたいなスピ-ドで情報交換をしたり、思考を組み立てる事ができるレベルにはいらっしゃらなかった。
で、結局、まー関西弁でいうところの「アホや」と誤解されてしまったという感じです。
私は「英語が上手い」っていうのはやっぱりどれだけその言語でコミュニケーションが誤解なくとれるか、ということだと思うので、これではマズイと思ったんです。
英語学習のプロセスにおいて、発音がキレイで困ることもあるだなぁ、つまりバランスよく、伸ばすのって、誤解のないコミュニケーションをするためには大切だなぁと。
これは実際は発音の練習をすることが悪いわけでは全然ないと思うんですよ。でも「英語が上手い」ということを語るときに、発音だけ見てるとこんなこともあるんじゃないかなぁって・・・・。
だからカズさんがどんなふうに「英語がうまい」ってことを定義してらっしゃるのか聞いてみたいなぁと思いました。
>いずれにせよ、英語のうまい日本人は必ず声の響きが良い。
>声が平らなのに英語がうまい人は存在しないですね。
このギャップを埋める指導法を考え出して誰もが喉発音ができるようになれば、すばらしいのですが。。。。
Hi Joe-san, Tsubame-san, I will get back to you on these!
ツバメさん、そのギャップを埋める指導法を考え出して、、、とおっしゃっておられますが、ツバメさんは英語喉を実践するのに苦労されているのでしょうか。そうでしたら、ぜひ個人的にメールください。
もう少し練習して聞いていただけそうな状態になったら是非お願いいたします。Amazonの「英語喉」の2010/4/23のレヴューに参考になる書き込みがありました。。喉を開く感覚。。。これがどうもわからない。グリークラブの人のような声の出し方を研究してみます。。
>グリークラブの人のような声の出し方を研究してみます。。
その方向、とてもよいです。英語喉は根本的に英語で練習する必要性はありません。日本語で練習してもOKです。だから英語喉の最初のほうは、英単語すら出てきません。
音声で説明しました。
http://www.estat.us/blog/tsubame1.wav
JOEさん
返事が遅れました。英語喉パラダイムでは、内容と発音・聞き取り能力は別に考えています。当然、発音が英語喉のとおりにできれば、舌や口の動きを意識する必要がなく、考えながら喋ることができるので、的確な英語が喋れるかもしれません。また相手の言っていることが分かりやすくなるので、対応もすぐれたものになると思います。
過去のパラダイムでは、発音が教えている人自体できないからこそ、発音より内容が大切だという不必要な二項対立があったというのが私の理解です。これは過去のエッセイにおいて、何度も書きました。こんのがあります。
http://nippondream.com/estatus/wordpress/?p=48
喉革命を経験できるならば、内容VS発音の構造の話が非常に古臭く感じることだと思います。JOEさん、喉発音と3ビートのほういかがでしょうか。もし実践に困難を感じておられるなら、ご連絡ください。NKJMさんのサイトなどは非常に分かりやすい構成になっていると思いますので、参考にしてみてください。
あ、すみません、このページへのき方がわかりませんでした。(汗)
やっとたどり着いて、お返事読めた!!って感じです。
>JOEさん、喉発音と3ビートのほういかがでしょうか。もし実践に困難を感じておられるなら、ご連絡ください。
ご親切に、ありがとうございます。
確かにすごい面白くて、興味はあるんですけど、語学の優先順位からすると、英語の発音より、もーっともっともっと異文化理解力を上げたいです。
日々困ってまして・・・。
私は英語圏の大学と大学院に行きましたし、英語圏以外の外国にも3年ほど住んでましたが、会社で英語話者上司を持ったことがないので、英語話者の部下とのコミュニケーションで、日々苦労と発見の連続って感じなんです。
言語はほとんど、というか全く関係ない感じです。
あとこれはタダの私の趣味嗜好ですけど、時間をかけるなら、1外国語をネイティブみたいに話せるより、あとせめて2言語でディスカッションが普通にできるレベルになって、6言語でコミュニケーションをとれるようになりたい、っていうのが私の語学の方向性です。目標は死ぬまでに8言語ゲット!!!!
英語喉に関しては響きがキレイ!!という英語という言語の美しさという意味で興味がありますし、英語教育に関わっているので、注目しておく必要はあるなと感じてはいるんですけど、ネイティブに近づくことには個人的に価値を感じられなくて・・・。
それより今は、世界の色んな所で、いろんな言語話者といろんな話をして、新しいことを学びたい!っていう欲求が強いです。
でももうちょっと生活が落ち着いてきて、自分の異文化理解力が自分の納得いくレベルに上がってくれば、挑戦してみるかもしれません。価値を感じることができるようになれば、音声練習は大好きなので、きっとハマると思うんですけどね。
JOEさん、このメッセージありがとうございました。異文化理解ということに関してですが、英語喉は、この点でかなり役立つと思います。異文化理解が先か、英語喉が先か、、ですが、喉を実践して、その効果を感じてくださっている実践者のかたがた、、、いや、私自身から言いますと、喉を響かせて喋っていると、外国人のほうから、こちらに話に来る感じがするんです。喉の音を聞いて、「あ、この人は自分の文化を理解してくれる」と無意識ながらに思うのではないかと思います。結果として、自然と異文化理解が進むように思います。
さて、多言語の習得に関しても、私自身、スペイン語をやっていますが、喉でスペイン語を発音すると、よく通じますし、また相手が、ものすごく近い距離でコミュニケーションしてきます。
口発音のままだと、なかなか親しんでもらえません。
英語喉は音の音色だけだと思われがちなのですが、実はシラブルの数を正しくするということでもあります。例えばTHURSDAYが通じないという人がたくさんいるのですが、あれはシラブルの数が違うからです。THURS-DAYと2拍で発音すると個々の音を間違っていても通じます。
シラブルの数は、英語という言語にとって根本的なので、英語学習の最初のほうでやったほうがよいと私は思います。とりあえずはTHURSDAYをTHUR-ZU-DE-Iと4拍で覚えておいてから、あとで2拍に直すというのは時間のロスになるので。
シラブルの数は簡単に直りますが、ただ喉でやっていると、自然と直るということもいえるので、じゃあ、喉発音からやったら一番効率がよいように思います。
語学学習の優先順位という考え方がありますが、まずは聞けて言えるということができれば、後が楽になるということが言えるのではないかなと思っています。
あと私の英語の響き?がきれいということですが、私の感覚では、きれいというより立体的で情報量を多く含んでいるというかんじです。いわゆるネイティブであれば、例外なく、声が立体的で、一人として、平たい音でしゃべっている人はいないように思いますが、それが示しているのは、ただ単に物好きで声を立体的にしているのではなくて、日本人がノイズとして処理して無視している部分が実は英語の核であるというのが、英語喉の発見です。
それではまた!