今日は、二つめのエントリーです。一つめのほうをよく読んでおいてくださいね。肺の上辺りで音・響きを感じると、結局、首より上が全部リラックスするということを書きました。英語喉革命さんが色々とゲップエリア考察をされていますね。
さて、本論に帰りますが、その前に、御願いがあります。BLOGの人気投票でこないだ3位ぐらいになっていましたが、バケーションに行って帰ってきてから10位ぐらいに落ちました。英語喉の知名度を上げることで、私達は、英語文法の本をより楽に出すことができると思います。知名度を上げるのための協力をぜひ御願いします。以下をぜひクリックして投票してください!
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さて、今日は、英語喉とかにピンと来ない人がいることについてで、気持ちが分かった気がすることについて書きます。
毎朝、自動車でフランス語を聞いています。意味はよくわかりません。大学で3年間とりはしましたが。
フランス語を聞いていて、二つのメンタルモードがあることに気がつきました。
第1に、自分が知っている単語が出てこないかなあ?みたいな感じで、無理に意味を取ろうとしながら、フランス語を聞いている自分がいます。で、たまに知っている単語が出てきます。例えば、TOTALMONTみたいな単語。それが耳にはいるなら、ちょっとうれしくなります。でも、その前後のフランス語が全然分かりません。
第2の聞き方は、機関銃英語や英語喉で、口をすっぱくしているやりかたです。意味は考えずに、喉から音がでてきていると念じつつ、立体的な音にフォーカスし、シラブルのボンボンボンボンのリズムを聞くやりかたです。これをしていると、意味があまり分かりません。もともとフランス語の語彙が少ないということが原因だと思います。ところが、音としてはものすごくクリアに頭に入ってきます。そして、たまに、文全体の意味が分かることが聞こえると、異常なほどクリアに理解できるのです。簡単な表現などです。意味があちらから歩いてくる感じです。
第2の聞き方が大切なのだと思います。意味というのは、たまたま知っていれば、こちらから理解するぞといきごまなくても、すーっと頭に浮かびます。ちょうど、運転中に、交通関係の看板をみて、日本語とか英語に一度訳さなくても、意味がすーとわかるのと同じだと思います。あるいは、ジェスチャーで、例えば中指をたてられたら、それを言葉にしなくても意味は分かります。それと同じです。
第2の聞き方をせず、意味をとってやるぞと構えてきいていると、英語がクリアに聞こえないので、英語喉がピンと来ないのだと思います。
ピンと来ない人は結構、猛烈に語彙や文法を勉強している人なのじゃないかな?だから、自分のサーファーのように波に体を任せるかんじにできない(田地さん、どうでしょう?)。こちらから能動的に理解してやるぞと、やっきになっていて、頭がフル回転しているのではないでしょうか?
そうではなく、喉から出ている立体的な音にフォーカスし、シラブルのリズムにのる。すると、聞いた単語を知っているならば、考えなくても理解できるのです。知らなくても、音としては頭に入ってきます。ものすごいことです。大学時代、MOTなんて単語でさえ言えず聞こえず、全く勉強する気にならなかったフランス語が音としては、頭にはいってくるのです。
英語喉が3年前に出版できたのは、奇跡に思えます。正しい英語の聞き取りをできるかたにお話ができたので、その感動をシェアすることができたのだと思います。行きかう人の英語が聴き取れる!つまり、理解しようとやっきになって、聞いているわけじゃないのに、あちらからとびこんでくる、、、そんな経験を共有できたのです。
4月だったでしょうか?サンフランシスコのKATSUさん(BLOG英語物語)が、そんな経験をされたのだと思います。KATSUさん、4月にKATSUさんが英語喉に出会われる前、2年以上前から、英語喉は一応存在しましたよ。
さて、今の段階で、KATSUさんのように英語喉にピンと来れる人達が日本にはまだたくさんいるはずです。
ぜひ皆さん、英語喉を広めるのに協力してください。 広まるならば、私とジーナが秘密としてまだ持っている英語文法のことを発表しやすくなります。
アドリブ英語で喋ってみました。音声ファイルはここ。
www.estat.us/blog/pintokuru.mp3
>第2の聞き方をせず、意味をとってやるぞと構えてきいていると、英語がクリアに聞こえないので、英語喉がピンと来ないのだと思います。
自分の間違った、へたくそな発音で英語がインプットされてしまうとそこから抜け出せないように思います
カズ先生、いつもお世話になります。
日本時間は日曜日(正確には月曜日)の深夜ですが、参院選の報道でテレビ放送などが聞こえて騒がしいですよ。
おかげさまで、英語喉のコツが私なりに随分と、体で理解できるようになったつもりです。基本的なコツは喉発音と3ビートですが、これの肉体的な基本はこだまブースターですね。英語ネイティブ並の発音は、普通の日本人にとっても特別に難しいことではなかったような気がしています。こだまブースター(肺から息を吐きながらゲップエリアでルート音を鳴らし)しながらゲップを中心に喋ると、英音を出すのが自然で楽ですね。
しかし最近新たに気づいたことは、とにかく日本語よりも英語を喋るときは、私は体が疲れるような気がすることです。これは精神的に気を使うこともありますが、それ以上に、肺活量が必要ではないでしょうか?
私は、肺活量が少ないのかな?
英文を喋る前には、日本語以上に肺へたっぷりと空気を吸い込んで、喋るときはそれを十分に吐き切ることが必要でしょうか?
肺から吐き続けられる空気の量が少ないと、こだまブースタを続けることができない場合があるように感じますが、カズ先生はどうですか?
昔は、英語発音の基本は腹式発声だと言う人が英語の先生がいましたが、あれだけは、まんざらデタラメではなかったのか?
英語喉発音の基本となるこだまブースターを続けながら英文を喋るには、私達日本人の場合は、肺活量を大きくするためにも、空気を大きく吸い込んで口から大きく吐くような練習をするべきなのでしょうか?
ぜひ、カズ先生のご意見をくださいませ。
Aki-san, I will address this interesting issue you raised in a few days.
こんにちわ。
本文に私の名前が登場しておどろいています。
私もどちらかというと独自の理論を展開しています。
(サーフィンね)
そうとう細かく技術的なものを書いていますが
最終的に波の力をどれだけ自然に的確に受け取るかを
行うためです。
ですので今回の記事にはおおいに納得させられました。
まずは音素を聞くのですよね。そのために喉を開いて
ブレーキを外す。
そういう風にとらえています。
波に乗るのも同じです。
では。
> アキ Says:
> 最近新たに気づいたことは、とにかく日本語よりも英語を喋るときは、
> 私は体が疲れるような気がすることです。これは精神的に気を使う
> こともありますが、それ以上に、肺活量が必要ではないでしょうか?
> 私は、肺活量が少ないのかな?
緊張して「英語を話すぞ!」を気合いを入れてリラックス度が足りない
と、どうしてもゆったり感のない話し方になり、空気不足になります。
下手な人が泳ぐ水泳みたいな感じですね。
私のクロールも50mくらいで息が切れます。
でも、肺活量のない小柄な女性でも、上手な人はゆったりと1kmも泳げますよね。
上手な人の水泳とか、田地悠平さんのサーフィン(← 見たことはないですが)
のように、ゆったりと大きく波に乗るイメージで話すことです。
そうすれば自然に息を大きく吸い、3ビートの波に乗れます。
そう、上手な水泳選手、サーファーのイメージですよ!