喉
夜明けは近い
喉のクラスがついに3ビート(シラブル・音節の読み方)に突入した。いい感じだ。3ビートのセクションは進みが速い。これは自習しているかたでも同じ感覚のようだ。喉の最初のほうは、ピンとくるまでがやっかいだが、3ビートはすいすいと進む、、、と。 だから前半でつまずきそうなかたは、このさい、3ビートをまずやり、シラブル(音節)の読み方を理解したうえで、リスニング能力を高めておいて、前半に返ってくるというのが、よい、、、ということにMIXIの英語喉コミュニティ(http://c.mixi.jp/eigonodo)では意見が定まった。 喉クラスの一人のかたが、仕事で英語を使うのに、準備がいらなくなったとおっしゃったのが、うれしかった。私と同じで、アメリカで仕事をされているわけで、喉以前は、やはりエネルギーがいったのだろう。英語を喋ること自体に。喉と3ビートですーっと英語が入ってくるから、楽に聞ける。楽に喋れる。すると内容に集中できる。考えながら喋れる、、、のである。 あと、こないだ話をした実践者のかたがよい例を出された。道を歩いているときに、通りすがりの人の会話が頭に入ってくる、、、と。つまり、意味を取ろうと考えなくても頭に入ってくるのである。 喉の効用を説いて、それを信じるのは、空を飛べます、、、ということを信じろというのに似ているのでは、と別のかたがおっしゃった。 喉バッシャーのかたがたにいいたい。このさい、DCにいらっしゃって、私と共著者の授業を2日間受けてもらえないだろうか。人数は10人ぐらいで来てもらえれば、2日でネイティブレベルの入り口にひきあげさせていただく。ただし、2日だと定着する時間が持てないのが残念だ。とりあえずは、直接指導の経験から、その授業時間内に発音ができるようになるので、その場で解決してあげることができるだろう(理想は、ゆっくりやって、定着させることだが)。 あ、喉の批判と思われるエッセイをみつけたので引用します。このかたは純粋に喉がだめだと思われいるのだと思われる。 http://castellano-por-nhk.seesaa.net/article/106175972.html ネイティブレベルは絶対に無理?みたいな論調だが、私の周りにいるノンネイティブは、ローマニア人だろうが、インド人だろうが、ネイティブレベルの英語で仕事をしている。そりゃ、なまりはあるかもしれんが、それはアメリカ人だってなまりがある。100%英語を聞き取り、なんの問題もなく英語を喋っている。ネイティブレベルが絶対無理とういのは、表面的ななまりの問題ではないか?日本人がノンネイティブの外国人のなまりを聞いて分かりにくいと感じるのは、なまりのせいというより、英語力の問題だと思う。喉の音を聞き、音節を意味の最小単位としてきけば、100%聞けるようになる。 私は100%英語が聞けるから、単の外国人の英語がネイティブとそうかわらないということがわかる。 アメリカのプロの世界で英語で苦労しているのは、日本人と韓国人だけなのだ。 まわりのノンネイティブもなまっている、、、だから日本人の英語もOK、、、という気持ちは分かる。色々言いたいが、今まで言ってきたので、イワンことにする。じゃ、聞き取りは?ノンネイティブの外国人は聞き取りはできているのだ。音が聞き取れず、ところどころ理解して、意味をつなぎ合わせてやっているのは日本人だけなのである。なのに、他の外国人も苦労しているのだろうと、決めつけってしまってはいけない。 一言聞けば分かることなのかもしれない。なまりがあると決め付けているフランス人の同僚やらに聞いてほしい。テレビ見て分かる?とか英語見て分かる?とか。ただ、その一言が聞けないほど、何かを思い込んでしまっているということはありえる。 あと日本人が口発音ってのも、ひとことネイティブ、あるいは、他の外国人(韓国人以外)に一言聞いてもらえば分かることだ。あまり前のように、そうだよと答えるだろう。 ちょっと時間があったので、ひさびさに撮ってみた。一番好きなギタリスト、ランディローズのまねだが、彼は25年ぐらい前かに、事故死をした。オジーオズボーンのバンドのギタリストだった。その時、死んでなかったら、今、毎日、車で彼の音楽をCD20枚分ぐらい聴いて仕事に行っていただろうなあ、、、と思う。彼は2つしかレコードを残さなかった。 http://app.sightspeed.com/vm/7fk6c7xivccs8vepwpgigj234p97azpe/x50b/ja_JP/1/
え、これが同じアメリカなの?
今日から、いつもの建物じゃなくて、本社の建物のほうで仕事をしているのだが、周りは知らん人ばっかり。 え、これが同じアメリカなの?と思う。 知らないアメリカ人が、私に対して、あちらから自己紹介をしてくるのである。今日だけで、3人ぐらいが、あっちから手をさしのばしてきた。私の名前はXXです、、、みたいに。で、同じ分野みたいなことをやっているひとが、あっちから、一度ランチをして、話し合いましょう、、、みたいなことを言ってきた。これはかなり本気だった。 え、これが同じアメリカ? 喉で喋り、3ビート(音節の読み方、、、え、最近、有名になってきてる?え、それって、、、)でやっていると、アメリカが日本のようになる。 大学時代に留学しているときは全然話しかけてこなかったじゃんかよー。1年いて、英語をネイティブとしゃべったのって20時間ぐらいじゃなかったかなあ。 こんなに変わっていいのか!??? 5年ぐらいまえに、前の会社にいたときは、だーれも、話しにこなかったじゃねーかよー。日本通で、日本人の結婚式に呼ばれたのをきっかけに日本にいってた一人のひとが、オフィスに飾っている浮世絵をみて、話しかけてくれただけだったじゃん。 口発音と2ビートだったから、話しにくいと思ったってことだよね。あと姿勢とかね(喉で解説してます)。 うーん、これから留学する人、若い人たちは得だなあ、、、といいつつも、年齢は関係ないと思う。 若い人たちは、教育制度のなかで勉強しないといけないから、喉とか3ビートとかできないのかなあ。
上のレベルに移行できたような気がした
先日、他の会社に提出しなければいけない仕事で英語を書いたが、そのとき、文法を間違っていないだろうかという心配はあったが、ある程度自信がついたので、ネイティブチェックなど頼まずに出した。それは合格、不合格にかかわるものだったのだけど、無事に合格することができた。 ある意味で自分のキャリアにおいて、上のレベルに移行できたような気がした。 気がつくと、周りのノンネイティブはノンネイティブなのに、堂々と英文を書いていたように思うが、私はさすがにTHEの使い方に悩まされてきた。 が、最近、THEの使い方が大体分かるようになったし、文法もあまり間違わないようになった。間違っていても、後で読んだら分かるというレベルになったようだ。前から書いてはいたが、THEの使い方など100%あっていると言い切れないところがあった。 ところが最近、自分で文法があっているかどうかが、だいたい分かるようになった。 一つは喉がきっかけである。英語発音だけでなく、英語力が全体的に上昇した。観察力がついたという言い方がよいかもしれない。周りのネイティブがどんな英語を喋っているのか、書いているのか、、、というようなことを観察できるようになった。 非常に細かい例ではあるが、メールで HI ROB、 というときに、打つコンマの位置は上に書いたように名前の後である。これは、人から来るメールで誰もがそうしているから、私もそうしているのであるが、前はHIの後に打っていた。そもそも、他の人がどんなに書いているかな、、、なんていう視点がなかった。 やはり英語をある程度努力して喋っていたから、努力にエネルギーがとられていたのだろう。今は、喉のおかげで英語を楽に喋る、楽に聞く、楽に扱う、、、、ので、人の英語の使いかたを客観的に観察するという態度が生まれた。 喉は単なる発音と聞き取りの本ではない。英語力を全体的に伸ばしてくれるのだ。聞けて言える、、、から周りを観察できる。観察に基づいて、英語も伸ばしていく。 英作文の本で英語のライティングを伸ばすというのには限界があると思う。