相撲取りさんは喉発音だ

NHKがケーブル放送でアメリカでも見れるので、よく見ているが、結構面白い。いろいろな発見があるし、疑問もある。   バイリンガルニュースについては、前にもいろいろ書いたが、英語を読んでいる人の英語にいちゃもんをつけたら失礼だという思いがあったのだが、週末にまた見ていて、ちょっとふっきれた気持ちになったので書いてみたい。   なぜ英語をカタカナで読んでいるのだろう、、、?????   NHKの英語放送は日本人を対象とした放送ではなくて、外国人を対象にしたものだと思うのだが、なぜそれをカタカナで読んでいるのだろう。これでは外国人でもカタカナの仕組みを知っている人でないとニュースがわかりにくいではないか。   ネイティブの人や、海外生活が明らかに長いキャスターのかたがたではなくて、現地からのレポート担当の人々が、なぜか、全員、カタカナ、、、というかひらがなで英語のニュースを読んでらっしゃる。   前は、そういうことを言ったら批判となるからいっちゃいけないという気持ちがあったんだけど、ふとふっきれた気持ちになった。   なぜかというと、本当にひらがなを読んでいるように読んでらっしゃるからだ。英語の下に振り仮名をうって、それを読んでらっしゃるとしか思えない。そこまで徹底しているならば、そのことについて書いてもよいような気がしたのだ。   皆さんは、フォーレストガンプの映画を見たことがあろうだろうか。フォーレストがとにかく走り始めるのだが、信者がつきはじめるのだ。ただ単に走っているはずがない。なにか深い哲学があるに違いない、、、と人々がフォーレストについて人々が走り始める。   何が理由があるに違いない。だって、天下のNHKである。カタカナで英語を読んでいるには、何が理由があるに違いない。   いや、ちょっとぐらいは努力しているんでしょ?っということならば、絶対に指摘しない。だって努力している人に対してカタカナ英語ですね、、、なんて言わない。失礼だからだ。   本当に、本当に、ひらがなをそのまま読んでいるかんじなのである。   ちなみに、逆に私には分かりやすい。日本人にとっては、なんの努力もされていないカタカナ英語のほうが、努力されているカタカナ英語よりも分かりやすいということはある。英語にへんなしゃくりがないからだ。ただし、外国人が聞くと、どちらが分かりやすいということではない。ただし、日本語を知っている外国人にとっては、まったく努力のされていないカタカナ読みのほうが、意味を想像しやすいことは確かである。   で、思ったのだけど、、、もしかして、喉革命を経験したから、レポーターさんたちの英語が、まったく努力していないカタカナ英語に聞こえるのか、、、という疑問もわいた。   というのは、よく聞くと、単語単語のいわゆる強勢の部分を強く、激しく読んでらっしゃる。   しかし、喉でも述べたが、強いところを強く読んでも英語がうまくなるわけではない。「おはよう」の「は」を強く読むから日本語がよくなるとか、悪くなるということではない、、のと全く同じである。   あと、声が上ずっているように思えることがある。ただ、声が上ずったから、英語が分かりやすくなるということではない。   そして、確かに弱く、あいまいに発音している音がたまにある。日本人の耳ではっきり聞こえない音、RとかWとかのときに、なんとなく口のなかが「はれぼったい」感じの言い方をしている(例えば、NHK WORLDという単語でレポートがいつも終わるのだが、そのWORLのところでそうなる。)   でもそうやってもやらなくても、カタカナが英語に変身しないのである。   レポーターさんは顔がうつらない。もしかしたら、口を大きくあけたり、唇を丸めたりされているのだろうか。唇を丸めてもヒラガナは英語に変わらないので、そのあたりが私には分からない。   私が喉を経験しているから、こういうそれなりの工夫が聞こえなくなったのだろうか。それとも、まだ喉を経験されていない方々が聞いても、純粋なカタカナ英語に聞こえるのだろうか。   レポーターさんは複数いるのだが、全員が全員、カタカナ、、、というか純粋なひらがな読みなので、これは、何かポリシーなのかと思ったのだ(日本人でも聞き取りが100%できるように、、、という配慮???)。   もしかしたら、後半に書いたように、音声学などで言われていることを忠実にされているので(強勢の位置)、実は、それなりに現在のパラダイムにおいては、英語がうまい?とされるのだろうか?????だって、強勢の位置を気にしてチェックしたら読まれている英語は100点満点となるからだ。   従来のパラダイムによるペーパーテストを受けてもらうならば、全員が合格ということになるのだろう。   ***   小学校のときに、解決法を示さずに批判することは、悪口である、、、と担任の先生が教えてくれた。ちなみに、悪口があったりすると、ものすごい長い反省会になっていて、非常にしんどかったのだが(罪の告白などをしないといけなかったので、、、、ビンタも飛ぶし、、、、ドラマだった)、この点に関してはよい点である(関係ないけど、ビンタはだめですよ。まさか最近は無いと思うけど、子供が真似します。先生が1回ビンタしたら、生徒には10倍になって帰ってきますよ、、、いじめっこを通じて。あと、ビンタをよけたらいけない、、、という教育がだめだったんじゃないかなあ。いじめっこがたたいてきても、よけない、、、、抵抗しない、、、という部分を学んでしまう、、、話がずれてしまった。体罰なんて昔の話ですよね。)。   ぜひ、喉と3ビートをやってください。   あと教訓 自分にあいまいに聞こえるから、あいまいに読んだからといって、ひらがなは英語にならない。 自分に弱く聞こえるから、弱く読んだからといって、英語にならない。かえって聞こえにくくなる。 […]

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誕生日おめでとう

お父さん、誕生日おめでとうございます。健康に気をつけて今後もボランティアなどがんばってください。喉の応援ありがとう。黒田書店さん、まだ本ありますか。

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スペイン語とかフランス語でも

喉実践者のSさんがスペイン語も勉強されているということなのだが、これまた喉で発音し3ビートをやっているとうまくいく、、、ということで、順調に勉強がすすんでいる、、、ということらしく、うれしく思った。   日本語に似ている(母音が同じ)スペイン語ほど、3ビートが難しい。あまりに似ているもんだから、日本語に影響されてしまうのである。だから私はスペイン語がちょっとぶつ切り的(2ビート)になってしまう、、どころか、スペイン語を喋っていると、英語まで影響を受けてしまう。だから努力して3ビートにし、特にシラブルをスムーズにつなげるようにするとうまくいく。   フランス語も同じだが、フランス語で気をつけるのは、ゲップエリアを使うという点だ。スペイン語はどっちかというとアクビエリアが多いようだ(定位置がゲップエリアだということは変わらないが)。めちゃくちゃ低い位置で発音するとフランス人みたいになる。   めちゃくちゃ深いところで発音するもんだから、口発音のカタカナ発音とは全く違う発音になる。   フランス語の場合、カタカナ発音でのシラブル数と、ネイティブ発音でのシラブル数がえらく違うことがありえるなあ、、と思った(英語でも同じかなあ)。   通じないはずだ。   喉実践者の皆さん、ためしに、スペイン語とかフランス語でもやってみませんか?   さて私から、、、(ずっと前に録音したんですけど)、、、   喉と3ビートでスペイン語を読んでみた(後で聞いてみたらtierraという単語のRRを忘れている、、忘れただけです、、、あしからず)。 http://www.nippondream.com/temp/kazspanish.wav 次に喉と3ビートでフランス語を読んでみた。 http://www.nippondream.com/temp/kazfrench3.wav   特にフランス語はまだまだ未熟だとは思うが、通じることは通じるだろう、、、という感覚がある。喉と3ビートでやっているからだ。   大学時代にフランス語をやっていたときは、絶対に通じないな、、、という悲痛の感覚をもってフランス語を読んでいた。   素材はここからお借りした。東京外国語大学さんが、COEという国の基金を受けて運営されているサイトである。音声つきであるから、非常に使いやすい。   スペイン語 http://coelang.tufs.ac.jp/modules/es/pmod/practical/index.html フランス語 http://coelang.tufs.ac.jp/modules/fr/pmod/practical/index.html   3ビートだとこんな感じかなあ、、、と適当にシラブル分割をしてみた。 スペイン語 Hoy la tierra y los cielos me sonríen; -->hoy-lat-tier-ray-yIl-los-ciy-yel-los-mes-son-rien hoy llega al fondo de mi alma el sol; -->hoy-lleg-ga-#al-fond-dod-dem-miy-yal-may-yel-sol hoy la […]

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