喉
日本の発言力、存在感、、
1230 今週末のセミナーの募集です。 http://www.doodle.com/bpxmkqvv8ufgtktm MASA RADIOがパワーUPしている。音質がよくなっているし、またMASAさんの英会話が、会話のキャッチボールみたいになってきている。英語がまだ初心者の人には分かりにくいかもしれないが、私には、MASAさんと、相手の考えていることの「一致度」が益々高まっているのが分かる。MASAさんが、ある文を始め、その文自体は、真ん中で切れているが(意図的に)、そこから相手のネイティブがつなげている会話などがちらほらあったのが良い。 http://audioboo.fm/boos/392548-masa-radio-talking-to-super-funky-american-ken http://audioboo.fm/boos/393138-masa-radio-talking-to-clever-bryse さて、昨日ニュースで米国国務省長官のヒラリークリントンさん、それからペンタゴンのロバートゲーツ氏、日本からは、外務省の松本氏、防衛庁の北沢氏のニュースコンフェレンスがあった。 http://blogs.wsj.com/washwire/2011/06/21/lost-in-translation-in-foggy-bottom/?mod=google_news_blog そこで、通訳の人がマイクからの音声が聞こえないというハプニングがあった、、、 というニュースがCNNで流れた。 さらに、そのニュースコンフェレンスで、「サウジの女性が運転を禁止されている件をどう思うか?」という質問へのヒラリー氏への回答がCNNのニュースになっていた。 しかし、肝心の日米同盟に関しての会見内容や質問・回答はニュースにならなかった。 これは微妙に悲しいような気がするのだが。日本に関する内容がアメリカでニュースにならないのだ。そもそも、日本は同盟国なので、あまりニュース性がない。 でも日本から見ると、内容に関して色々、国内で報道されているのではなかろうか?それから、日本だけだと思う。教育レベルの高い政府の代表が通訳を必要とするのは。中国人がそれでもアメリカで通訳を使って中国語を話すのは、それは英語ができないからではない。中国人としてのプライドを中国、国内むけに示すためである。 マイクの問題があって、ヒラリーさんが、松本氏か、北沢氏に、マイクに向かって何か言ってみてくださいと言っていたが、全然、反応をされておらなかったのだが、そもそも英語が理解できなかっただろうし、英語で何か面白いことを言って、その場の雰囲気を和ませるということも、英語となるのでできなかったのだろう。 しかし、実際、英語がトップレベルで分からない状態で、本当に平等な立場での日米同盟が可能なのだろうか? <日本人の記者さんたちは英語でがんがん質問をしているのだろうか???していないから、次々に日本に関係ない質問がでるのじゃないのか???日米同盟のニュースコンフェレンスなのに。> 沖縄の基地問題など、もしかしたら、そういうことを言っていないとアメリカに全く無視されてしまうから議題としてとりあげているだけではないのか、、、などと思ってしまう。 さて、英語を勉強している人はたくさん日本にいるが、先週、ネイティブ何人と話したという質問があったとすると、おそらく99.99999%の人がゼロと答えるのではなかろうか? それは英語を勉強していないのと同じことだと思う。 なぜなら、英語ができるようになるというのは、言い換えると単語が使えるようになる、聞いて分かるようになるということだけど、それは実際に使いながらでないと無理だからだ。 だから、努力して、実際に使う機会をつくるべきだ。 そういう意味でMASAさんがやっているように、日本語を勉強している相手と英語と日本語を話すとよいだろう。 英語は中身が大切だという人がいるが、それはその人が英語が苦手だから、内容で勝負したいということと理解したほうがよい。そういう発言をしている=聞き取りもできていないし、本当の英語も喋れていない。 ~~する前にまずは語彙をとか文法をとか、、、という発想を変えよう。 英語を喋りながら、単語の使い方を学ぶ。英語を喋りながら、自分のなかで文法を作っていくと。 30日以内にネイティブと一回も英語を喋っていない人は、英語を勉強していないということと同義だと考えてよい。ぜひ、実際に使うことで、英語力を向上させてほしい。
イントネーション再考+問題が問題として見えてくる現象
1228 菅原里奈先生がボイストレーニングの講習会をされると以下で発表されています。ためになりそうです。 http://linax.seesaa.net/article/210855703.html さて、MASAさんが、大活躍をされている。以前、1年以上も前にKAZYさんが、SKYPEでアメリカ人の友人をばんばんつくってらっしゃった。同じようにMASAさんは、SKYPEやら、LANG-8やらで、毎日のように英語を喋っておられるようだ。なんとMASA RADIOという企画も進行中で、以下は、エミリーさんというかたへのMASAさんのインタビューである。 http://audioboo.fm/boos/391009-masa-radio-talking-to-emily MASAさんの活躍はMASAさんのMIXI日記を読むとフォローしやすい。 よく日本人が英語が喋れないのは、失敗をおそれるからだと言うが、あれはウソじゃないかな?英会話のときに失敗をおそれるから喋れないなんて人は本当はいない。喋れないのは、実際、喋れないから喋れないのだ。相手の言っていることが聞けない、また発音も難しくて言っても通じない。だから喋れないのだ。 MASAさんは、英語喉に出会って100日以上が経過したわけだけど、他の余計なことをせずに、英語喉のあとは、すぐにネイティブとの会話を始めた。 これは、まったくネイティブの子供が英語を学ぶのと同じ順番である。 ネイティブの子供でさえ、6,7歳にならないと読み書きを習い始めないのに、なぜ日本人が最初からスペルとかを暗記して、YES IT ISと書くとき、YESとITの間にコンマを入れないと間違いになったりするのだろう??? 言語はまずは音なのだ。 そもそも、よく語彙とか文法とかの方向に行くのが普通の日本人の方向だけど、実際、もう中学、高校でやっていることなので、それをやり直す必要性がなぜあるのかな??? 英語には、6年間もやっていて、またあとでやり直さないといけないような文法事項は存在しない。 実際、聞くほうには、文法が分からないから理解できなかったなんてことはありえない。HE LIKESで相手がHE LIKEと言ったから理解できなかったなんてことは起こらないし、相手がネイティブだったら、文法を間違うのはまれだから、問題にならない。 言うほうにしたら、英語は文法を間違っても通じる簡単な言語だ。I EAT RICE YESTERYでも通じる。I EATED RICEでも通じる(正しくはATE)。 さて、イントネーションも簡単だ。 アクビエリアの音は、なんとなく、努力しなくても高い感じになる(首の上のほうで発音するため)。 ゲップエリアの音は、なんとなく低い感じになる(首の根元で発音するため)。 その証拠に例えばRとかWやYの音、つまりゲップエリア発音の音はだいたい低くでる。CARと発音したとき、Rのところで自然に下がっていくような感じがする。 次に、感情は喉で発音していると自然と音に現れる。楽しいと思って喋っていれば、喉発音は心で感じていることが音色に出るのだ。 さて、第3に、これは私がセミナーの最後でフリートーキングをするときにいつも言うことだが、ただ単に音として英語を喋っていたらダメ。意味のある言語として英語を喋る。意味を噛み締めながら。するとイントネーションでさえ正しくなる。これは自然に起こることだ。 例えばだが、「安芸の島」という相撲取りの名前と、安芸という場所にある島という意味で「安芸の島」と言ったときに、自然とイントネーションが変わってくる。 これと同じだが、ある建物の名称としてWHITE HOUSEと言う事と、白い家という意味でWHITE HOUSEというときは、自然にイントネーションが変わってくる。 これは、暗記の問題ではなく、また国籍や喋っている言語に関係なく、自然に起こることだ。 だから、日本人がWHITE HOUSEとWHITE HOUSEの違いは?などと暗記する必要はない。 一つの名称と思って発音していれば、相撲とりの「安芸の島」のイントネーションが自然に決定されるようにWHITE HOUSEの発音も自然と定まる。 イントネーションというのは自然に起こることなのだから、心配しなくていいのだ。 さて、最後に、前に来る子音によって母音の発音ができなくなることが日本人にはある。例えば英語喉の111ページの練習5を読んでもらうと、、、 WHIP RIP LIPまでは正しく i_ が発音できるのにNIPのところで間違ってIになってしまう。これはNの発音のときに、喉が完全にふさがっているからそうなるのだ。 しかし、この問題は、従来の音声学では全く認識されていない問題だ。 問題が問題としてさえ認識できないのだ。 それはそのはずだ。音声学を教えている人さえ、i_ やIの音を発音できない。できないかわりに、Iのときは口をイーと横に大げさにやる、、、などと説明しているからだ。 表情を変えたら発音が変わると信じているのが、今となっては笑える。 英語喉を教えていると、「日本人の英語」の本質が分かってきて面白い。 最後に 今週末のセミナーの募集です。以下で申し込んでください。 http://www.doodle.com/bpxmkqvv8ufgtktm
英語喉週末SKYPEセミナー結果報告(+来週の分の募集)
早速ですが、来週末のセミナーの募集です。以下で申し込んでください。 http://www.doodle.com/bpxmkqvv8ufgtktm さて、、と、、 今回は3人とも、発音および聞き取りの上達が1時間半で確認されました。 3人の皆さん、ご感想、成果のご報告などぜひコメント欄にて御願いします! まずは、福岡のTさん(男性)です。聞き取りがかなり上達されました。ゆっくり聞こえるようになったということで、よかったです。 Rを言うときに直前にアが入るという点がありました。ですから、例えばPOORを発音するときに、ポアーRRRRという感じで、アが入ってしまいます。 Rの発音をもっと犬のうなり声の質に近づけるとよいのではないかというアドバイスをしました。今、これを書いているときに、思うに、首の根元あたりの体感が、犬のうなり声的で正しいRと、最初にアがつく感じのRでちょっと違うような気が、、、。 後者(正しくないほう)は、首の根元がふわっとひろがっているような感じ(ちょうどMAPのAを言うときそんな体感がします)。正しいRのほうは、筋肉が広がるような感覚が、あまりないような感じがします。 これは後で音声で示しますね。 あと最初のころHUTとHURTの違いが微妙でした。どちらもRが起こる感じがしました。 さて、F、M、そしてNの発音のときに、喉の出口が閉まらないようにというアドバイスは、喉実践者の皆さんにも有効です。口の動きに合わせて、喉の出口もしまってしまいがちです。 そこで、スマイルをしながらすると、喉の入り口と口の先のほうの連結の度合いがうすまりまって、発音しやすくなります。 このスマイルの効用を説明するメカニズムはTさんを教えていて気づきました。以前は、スマイルをするとVの発音がしやすいということだけ思っていましたが、それだけでなくて、口と喉の連結をほぐしてくれる役割もします。 さて、次はヨーロッパのある国に滞在中のMさん(男性)です。英語の運用能力レベルが極めて高かったのと、発音もかなりすでにできていましたが、チョッピーになりがちなところがあるということと、あと聞き取りが100%でないということでした。 今回のレッスンで、聞き取りが上達したのと、あと、ヨーロッパの言語もYOUTUBEで聞いたらゆっくり聞こえ出したということで、成功でした。 ゲップエリアでの発音ができているかどうか自分で分かりにくかったということでしたが、うまくできていることを確認できてよかったというコメントももらいました。 喋るときに速めにならず、CHOPPYにならないようにじっくり喋ることを心がけてください。 さて、3人めは、SKYPEではなくて実際に対面してもレッスンの、兵庫県のMさん(男性)でした。天満先生のレッスンを受けておられたそうです!お仕事の関係でDCに来ておられるのです。 もともと日本語も喉発音的、英語喉をすんなりとマスターされました。最初の英語は普通の日本人英語でしたが、みるみるとネイティブ化しましたし、最後にテレビを見てもらいましたが、スローに聞こえるようになったということで、成功です。 さて、3人全員に、何か面白いことを言うときに、感情を喉声に込めていったらどうかというアドバイスをしました。自己紹介をしていただくときに、結構、面白いネタを披露されるわけですが、そのときに、声に笑いが感じられません。 それは日本語では普通、笑いながら発話しないからでしょう(広島弁などはそうでもないような気がしますが、、、)。 面白いことを言うときは、笑いながら喋るというのをやると、相手によく感情が伝わります。 www.nippondream.com/blog/seminar_06_19_2011.mp3 Tweet This Post This entry was posted on Sunday, June 19th, 2011 at 6:16 pm and is filed under 喉セミナー. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You […]