喉
わざと他の外国語で3ビートを聞いてみよう
さて、昨日、MAIさんが、3ビートが聞こえにくいうことで相談をコメント欄に寄せていただきました。そして、最近、セミナーでやっていることを答えとしてあげましたが、以下の音声もとってみました。15MEGあるので、ちょっと重いですが、皆さん、聞いてみてください。 3ビートが英語で聞こえにくいのは、知っている単語が気になってしまうということがあります。以下の音声ファイルでは、YOUTUBEより、中国語、フランス語、英語だけどコックニーナマリ、そして英語の音声を流して聞いてみました。意味が分からないからこそ、ボンボンボンが聞こえやすいと思うので、聞いてみてください。 ただ、後半になるまで言うのを忘れたのだけど、日本語は速い、英語、その他の言語は遅いんだということを確認しながら聞いてください。シラブルに合わせて手を打つと、日本語は速すぎて無理。でも、中国語とかフランス語は可能です。 http://www.estat.us/blog/3beatrandom.mp3
日曜日のセミナーの報告
この日曜日はお二人だったんですが、ご両人とも2時間の最後でテレビを見てもらったら、やっぱり聞き取りが抜群によくなりました。 JAPANがJAP-PANだと説明したところで、男性のかたが、え~って感じで開眼されておりました。目から鱗が落ちたときに、音って出るものなのですね。 もうお一人は主婦のかたで、このあいだアメリカに来られたそうです。子供さんが現地の学校に通っておられるのだけど、私はこういって笑ってもらいました。 日本の歴史で始めて、帰国子女にあたる子供さんよりも、早くネイティブ化してしまったママさん。子供さんが、「ママ、ずるいよ、本当は、いやあ、本当に子供は吸収が早いですよね、、、とか感心するのが先なのに、、、」 、、、みたいな。もっと付け足すと、こんな感じですかね。 ずるいよママ、日本の言語学者や音声学者は、12歳過ぎたらだめだってことになっていて、僕が先に、英語がうまくなって、大人を驚かすんだよ。そしてママは、日本に帰っても、やっぱり英語がダメでしたってことを隠して、一生生きていくはずだったのに、、、ずるいよ、ずるいよ。僕ぐれちゃうよ~~~。 って、感じですかね?ちょっとオーバーかな。 子供さんよりも早くネイティブ化してしまったわけです。 普段は、皆さん緊張しておられるので、まず、同級生と思ってくださいとか、なれなれしくしてくださいとか言うんだけど、その心配は最初っからなかったです。最初からリラックスした感じで、わきあいあいでした。 それは、たぶん、お二人の性格だとは思うのだけど、私はいちおう社会学者(?)なので、2人の時と3人のときのダイナミズムが違うのじゃないかな???などと仮説を立ててしまいます。社会学には、ジンメルという古典の人がおりまして、ちょっと読み返してみようかなと思いました。そういうインターアクションについて彼は書いているので。 その他はまた後で書きます。
次の目標について ローティーさんをネイティブ化することが夢である
天満さんとYUMIさんが、英語発音のセミナーで活躍されている。 天満さんの東京セミナーに参加されたかたのBLOGなどを読ませてもらったが、天満さんの指導テクニックがさえているということだった。YUMIさんのほうも、需要にこたえるため、ブートキャンプを充実されているようだ。 天満さん http://processeigo.com/ YUMIさん http://ameblo.jp/englishbootcamp/ 私としても、国産ネイティブの産出のスピード、率においてトップを走りたいという願望があるので、負けずにやりたい。しかし、今年は、明日(日曜日)が3人、それから来週の日曜日(お一人+ネイティブのご主人が横に座っていただき、確実に弱点などを理解してもらう)という企画で終わりそうだ。あと、数人、直接、合わせてもらうという話はあるが、基本的に、今年はこれでスローダウンしそうだ。というのは、アメリカって11月、12月って、いや、まじで全体的にスローダウンする。11月は感謝祭の連休。12月はクリスマス、、、そして新年。 私の次の目標だが、明日、3人やって、ネイティブ化成功率が100%であれば、ちょっと方向を変えるかもしれない。それは、英語喉をがんばっても、まじでできない人を、できるようにすることだ。 具体的には、ローティーさんのように、本当に、喉が硬い人を、できるように導くテクニックを考えることだ。 あと、ローティーさんは違ったと思うが、日本語でサ行が舌足らず的になる人、、、この人達をどうやって指導するか???? 日本語は殆どの音が、突然、強く出す音なのだが、Sだけは微妙に弱い。だけど、そのS音でさえ、強烈に出す癖があり、結果、舌足らず的になっている人が、日本人には10人に一人いる。 この人達は、母音はOKだけど、子音にかなり苦労される。 ローティーさんは、喉がとても硬く、母音が難しい。母音はあ、い、う、え、おしか発音できないという喉になっている。 私の今後の目標は、ローティーさんをネイティブ化すること。あるいは、ローティーさんと同じ問題を持つ人をネイティブ化することだ。 そのためには、まず、これまで参加してくれたなかでその症状を持っていた人にコンタクトすることだろうか、、、。