批判的コメンタリー
珍説 日本人にとって日本語は第2外国語?
自分自身は、大学に入ったときから、英語は使うこと、話すことでマスターしてきたのだけど、なんとなく、多くの人が、大人になっても、字に基づいた勉強をされているように感じます。 ふと思いました。日本人には、方言があって、国語・標準語・日本語がありますが、後者の日本語は、外国語のように、勉強して身に着けたといえるのではないでしょうか?私自身、小学校に行って、初めて、公式の日本語を読み、勉強しました。標準語のような喋り方を学んだのは、10代の後半になってです。つまり、「日本語」の発音を18歳ぐらいで学んだわけです。 つまり、母国と思っている日本語をまるで、第2外国語のように勉強して、今日にいたるわけです。その体験は、外国語の学び方に大きく影響を与えているのではないでしょうか? 本来は言語は最初に音があり、音だけであやつるのが基本で、書き言葉はおまけのようなものです。ところが、書き言葉を学んでから、会話を学ぶという順序が、当たり前のようになっています。多くの人にとって、音を出す、発音は、最後の仕上げという感覚があります。 この感覚はもしかしたら、日本語自体が日本人にとって、学校で学ぶ第2外国語であることに関係していて、国語の勉強の仕方をイメージをそのまま、英語の勉強にあてはめているのではないかな~。
言説空間のゆがみ ギターの構造的なる音程のゆがみと言説実践
先日、興味深い動画の主を発見した。 SATSUMA3042というYOUTUBEチャンネルのかただ。 愛知県のかただと思う。アメリカの天才ギタリスト、エディー・バンヘーレンの奏法を研究し、ハックしてしまっているかただ。ハックとか、その奏法を、こやったらできるんじゃねえか?と示し、それを実践でしめしている。実際まねをしてみると、自分でもエディーになった気分にある。 さて、その中でもすごかったのは、ギターのチューニングの仕方だ。 https://www.youtube.com/watch?v=l-61LXSoOEE ギターはその構造上、どうしても、ネックから遠ざかる場所では、少しチューニングがずれてしまうのだ。 バイオリンではフレットがないのでこの問題が存在しないだろう。 ギターでは、鉄がネックに打ちつけられて、音程が定められている。ネックの形状などにより、どうしても不具合が生じるのだ。 これは私自身、なんとなく感じていた、、、、いや、以上のことを知ってから、そういえばそうだと思ったことがある。 私が中学のとき父に買ってもらったギターはYAMAHAのSG800、高中モデル。今でも実家においてある。 高フレット(ギターの真ん中あたり、、15フレットあたりから上)で弾くと、なんとなく音程がずれる。音程を楽器屋で直してもらっても、なんとなくずれたように聞こえる。 結果として、私が何をしていたかというと無意識のうちに、弦をチョーキングしながら弾いていた。特に、音を少し伸ばすときは、つねに、ビブラートを左手でかけていた。 自分の明確な意識としては、音に音色をつけるためにやっていた、、、と思っていた。 実際は、ギターが物理的存在として不具合をもつ音程機器であるために、高フレットでは、どうがんばっても、少し、音程がずれる。 だから私は無意識のうちに、修正しようとして、ビブラートをかけていたのだと思う。 そう意識して弾いてみると(今持っているギターでも似た現象が起こる)、音色を加えたいということとは別問題として、常に、15フレットから上を引くとき、常に弦に積極的に関わっている状態で左手を動かしている。 音程を弦を左手で押し上げたり、ビブラートしたりしながら、調整している。 さて、このことを意識していないときに、動画で日本のギタリストを鑑賞すると、ビブラートを全然かけずに、平たい音を出しているのに出くわすと、激しい違和感を感じる自分がいた。 その時は、音にビブラートなどでなぜ、音色を加えないの?平たい音はかっこ悪いよ?という理由から、そう思った。 しかし、明確に意識してみると、私の違和感はそのことだけでなくて、自分と全く異質なものに触れることの違和感だったのだと思う。 そして、そういう平たい音を出すギタリストの特徴は、チョーキングやビブラートのときに、ギターのヘッドが揺れることだ。 これも違和感を感じていた。 私は、左手の指を動かして、弦に関わるということは、無駄な力を使う気がしない。 今考えると、微妙な音程のずれを調整しながら、弾くわけだから、余計な無駄な動きはしたくない。ギター自体はしっかり固定しておかないと、左指でせっかくやっていることが音に100%つながらない。 ところが平たい音を出す日本人ギタリストは(外人ギタリストのプロには、そういう音を出すプロは存在しない)、チョーキングでネックが揺れているときも、音自体は全然ビブラートがかかっていないことがある。 なぜ、無駄な動きをしているの???? さらに、そういうギタリストは音量を小さくして情緒を出そうとするときがある(音色を調整するのが苦手なので、変わりに音量を調整するのだとおもう)。すると聞こえにくい。自分はそういう弾き方をしないし、生理的?ともいえるレベルで、違和感を感じてしまう。 そのあたりが、決定的に自分に違和感を感じさせるのだと分かった。 これまでは、こういうスタイルのギタリストに疑問を持っていたが、それはなぜ音にソウルをこめないのか、、という形で私は疑問を発していたが、実は、もっと根本的なレベルで違和感を感じていたのだと感じる。 言葉にならない世界だったが、このギター動画の人のお陰で、説明する言葉を得たように思えた。 以上、書いたことをギターで示しながら声で解説しました。 http://www.nippondream.com/file/voice_log_09_16_2014.mp3 直接リンクはこちらから。www.nippondream.com/file/voice_log_09_16_2014.mp3
数学(算数?)を使うとはこういうことかな?
私は中学のころから、数学が苦手でした。先生の言っていることはさっぱりわかりませんでした。一度、高校のときに、真剣に先生の話を聞いてみました。質問もしてみましたが、先生の言っていること、なぜ数学をするのか、数学って何?ということがさっぱりわかりませんでした。そのまま私立文系用の大学受験の勉強をし、大学にすすみ、数学を全然しないままでした。 関数の意味、意義すら分かりませんでした。 <でもあの時代にエクセルが存在したら、すぐに分かったと思います。> 大学院に行ってから、統計分析をするようになり、SASという統計ソフトに出会い、20年ほどになります。授業でやったわけでもなく、SASのやり方を教科書で勉強したこともありませんが、なんとなくやってきました。 先日、以下のようなプログラミングをなんとなくしました。これが、数学を使うということなんじゃないかと思ったので紹介します。数学に詳しいかたにコメントいただけるとうれしいです。 自分が直面した問題 ある変数があり、その変数が持つ価値によって、その変数がダミー変数かどうかを判定したい。 最初は変数の最低値が0で最高が1ならば、その変数は、ダミー変数(0か1でコーディングされている)だと思ったのですが、レート(率)の変数も0から1です(例えば出席率)から、このルールでは不十分です。 ある変数を与えられて、以下の3つの統計(個数、平均、標準偏差)が与えられたとして、それを元にその変数に存在する価値が二つだけである(ダミー変数である)かどうか、、を知る方法はないかな~、、とぼんやり考えた結果、以下をSASにて書いたところ、実際に正しい答えがでました、、、ま、これでええわ、、と自分の仕事に使っています。 正しいかどうかも、やってみて、実際、結果がそうなるかどうか、、といういい加減な方法です。 ある変数のNumber(個数)、mean(平均)、SD(標準偏差)が分かっているとします。すると、以下で、その変数が(価値が0か1の)ダミー変数かどうかが分かります(VAR_TYPEがCONTINUOUSと出なかったら、ダミー変数です)。 num_yes=number*mean; num_no=number-(number*mean); mean_new=((num_yes*1) + (num_no*0))/(number); LOW=(0-mean)*(0-mean); HIGH=(1-mean)*(1-mean); SUMSUM=(LOW*num_no)+(HIGH*num_yes); RESULTSD=SQRT(SUMSUM/(number-1)); JUDGE_DICHO=abs(SD-RESULTSD); if JUDGE_DICHO ne . and JUDGE_DICHO > 0.001thendo; var_type="Continuous"; end; 具体的には、これを何に使っているかというと、その変数をLOGISTIC REGRESSION MODELにPREDICTORをしていれて、その結果からODDS RATIOを求めるのですが、そのPREDICTORがダミー変数でない場合は、その数値に、解釈を簡単にするために、ある調整をするのです。そのために、そもそもこの変数がダミー変数かどうかをプログラミングによって知りたかったのです。 自分は数学が苦手だったので、そもそも勉強もあまりしていないので、分からんのですが、こういうのを数学を使うというのか?単なるアルゴリズム???