日本社会論

日本社会論
ファイナンス教育について

ウクライナの未来人、しばたひろしさんとファイナンス教育について話しました。 https://voicy.jp/channel/834/233038 以下に書くことは、定番的な理解だと思います。 まず、日本ではファイナンス教育がされていないと言われています。お金の話を学校で語るのはありえませんね。 私の住むバージニアでは、そもそも、高校卒業の単位として、ファイナンス教育があり、それをとらないと卒業できません。オンラインで受講します。やる気がある生徒はさっさととってしまう単位です。お金に関する基本的な知識を学びます。(だからと言って、皆が、優秀になるというわけではありません)。 さて、私やひろしさんがうろうろしている、ツイッター界隈では、米国株式投資のほうが、日本の株よりも良いと考えられていると思います。なぜかというと歴史的に、米国の株式はずっと上昇しているからです。10年に一回とかいう具合にどかんと落ちることもありますが、長い目で見れば、待っていれば上がっているということです。 それから、これも定番の考え方ですが、初心者はETF株から始めるのが良いと言います。その中でも代表的なものとしてはVTIがあります。米国株式指南で有名なフロリダ在住の日本人、じっちゃまは、VTIが基本だとよく言っておられます(VTIはバンガード社が出しているETF株の一つです)。 そもそもVTIと言うのを日本人投資家の間に流行らせたのは、じっちゃまご本人ということです。 ETF株というのは、会社が色んな株をカクテルのようにして束ねてくれていると考えるといいと思います。例えばVTIを買っておけば、米国のたくさんの株のカクテルを買っているのと同じ感じになります。 EFT株から買うのは、比較的安全な株の買い方だと考えられています。 それから、個別銘柄を買うのも、これまた、皆が買っているものを買う、、というような基本の飼い方があり、例えば、コカ・コーラとか、昔からあって、安定しているようなものをまず買ってみるということも基本だと思います。 私はこのことを何かの本で読んだ記憶があるんですけど、柴田さんも同じことをおっしゃていましたね。もしかしたら、バフェットさんの本かな? もう一つ、定番の方法が、ドルコスト平均法です。 がつんと博打のようにかけるのではなく、毎月、同じ日に、同じ額、定期貯金をするような感覚で投資していく方法です。 もちろん、色々、戦略的な買い方もありますが、初心者ははでな動きはしないほうがいいと思います。 市場の行方は、なかなか分かりません。 去年、私は、オンラインコースで、株式市場の統計データ分析について勉強してみました。たまたま会社の仕事が少なくなってしまい3か月ほどパートタイムになっていたのです。ところが、自分はそのモデリングのプロセスをみて、その予測力に疑問を持ちました。こんなやりかたで、予測できないと感じました。 さらに、ノート上で、統計モデルで株取引をしていると言う日本人の男性が、去年、赤字を出したと言っていたのです。去年(2020)といえば、猿が米国株投資をしても、ポートフォリオの価値が上昇したと言われている年です。ツイッターで、その方をしばらくフォローしていましたが、秒速でアンフォローしました。 ちなみに、株の動き方で、売り買いの判断をするスタイルもあれば、会社の決算を丁寧に見ていき判断をすると言うスタイルもあります。じっちゃまは後者を基本として、特に勧められています。 米国の株情報サイト、FOOLのスタイルは、とにかく25個、推薦するのを買っておいて、死んだまねしとけ(5年持っときなさい)、、というものです。 柴田さんにお金がない人はどうしたらいいかという私の質問に対して、とりあえず、今の仕事を頑張って、ある程度の貯金をすることを進めておられましたね。 なぜ私がこのトピックを扱ったかというと、自分で、少量でも投資を始めると、お金のことを理解できるようになり、詐欺にあってしまうリスクを抑えることができるのではないかと思ったからです。昔、豊田商事という会社が、一般の人に金が儲かりますよと言って、投資させ、実はそのお金を懐にいれていたという大事件がありました。 なんと同じようなことが今でも起こっているそうです。 知識を付けることで、こういう詐欺にあわなくなると思います。 うまい話はないということが直観的に分かるようになるからです。 ファイナンスの知識を付ければ、無駄使いもしなくなると思います。 よくソーシャルメディアの広告で投資をしませんかとか、勧めてくるんですけど、今はネットで個人として、ネットとかスマホがあれば、色々できますので、自分でやればいいわけですから、そういう広告とかビジネスの意味が私には分かりません。 儲かる話がありますよ、、とか言われたら、気を付けてくださいね。 人にお金を渡したらダメです。 詳しく言っておくと、昔の豊田商事の事件では、金を買いませんか?と誘ってきて、契約を結んで、お金を巻き上げるというやり口だったそうです。金は豊田商事内で預かっているということになっていたそうです(もちろん、嘘です)。 これは北米用のETRADEへのリンクです。北米住民の皆さん、どうぞ。ETRADEは、個人として株を売買するためのサイトです。 Etrade: https://t.co/fmYST7PpyX?amp=1

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国産ネイティブ
かもめ食堂 +国産ネイティブ2人紹介

国産ネイティブニュース速報 二人分 DERWENTさん 数日前のコメントでDERWENTさんが、 http://nippondream.com/estatus/wordpress/?p=1087#comment-42042 にて音声UPをされていました。聞いてみると、国産ネイティブレベルでしたので、報告します。これから大学1年生だそうです。うやらましい限りです。英語が聞けて言える状態で、勉強できるんですから。http://www.estat.us/blog/derwent.mp3は私の音声コメントです。 英語の名探偵さん 以下のサイトにて2本分、UPされておりましたが、2本目が国産ネイティブレベルに到達しているので報告します。 http://eigonodo.kamakurablog.com/Entry/10/ 私の音声コメントはここです。www.estat.us/blog/eigo_no_do.mp3  ですがやや長いです。国産ネイティブおめでとうソングも最後の10秒で登場します。 さてと、、、 トップランナーという番組を見ていたら、「かもめ食堂」という映画の監督さんの荻上 直子さんがインタビューを受けていた。フィンランドにて、映画を撮影されたときの話をされていた。荻上さんは、南カリフォルニア大学で映画を研究されたとのこと。 印象に残った点は、荻上さんが、「フィンランド人は走らない」とおっしゃった点だ。日本人の自分は、いそいで走り回ったが、現地の人は、走らなかったと。 ちなみに、正確には、日本人は走るのだ。日本人以外の人が走らないということだ。アメリカでも、消防隊員が現場についても、走っていない(と思う、、、目撃したことがあるが)。 私がここで日本人のかたがたに英語喉を教えることがあるが、そのとき、初めて会ったとき、相手がやや遠くにいらっしゃると、そこからダッシュしていらっしゃる。私は、冗談で、「日本人テスト合格です」と言ったことがある。 ジーナに聞いたのだけど、日本の大学で、留学生が、日本人をちょっとTEASEするときに、こんなのがあるんだって。日本人の友人を遠くにみつけると、相手のほうが、手を振りながらダッシュしてくるので、笑わせるために、わざと逆方向に走る、、、と(その様子を想像すると笑える)。 この留学生というのは、アメリカ人だけでなくて、イギリス人とかヨーロッパの人とかも含む。アジアの人はどうかわからないけど、中国人とか韓国人とか走らないような気がする。 そういや、アメリカで、日本の感じで私も走ったことがあるけど、過去に何回か、居合わせた通行人が、「R~~~U~~N」と叫んだことがある。フォーレストガンプの映画ででてくるけど、フォーレストがいじめっこから逃げるシーン覚えてる?そこでジェニーがRUN FOREST RUNみたいに叫ぶけど、あれと同じ。 荻上さんは「フィンランド人は走らないんです」といったけど、実は日本人VS日本人以外の構図なのだけど、このことに日本人が気づく要件?条件はなんだろう???? 根本的にやはり英語が聞けて言えるというのは大切じゃないだろうか?従来の考えはすぐに、「文化理解が大切」とか「西洋の古典」を読めとか、語彙だ、文法だというが、基本の基本で、やはり聞けて言えると、文化の違いをより正確に理解できるのではないだろうか? 外国が日本とどう違うか、、、という視点に加えて、日本が外国とどう違うか、、、という視点も大切ではないだろうか????同じようで違う設問だ。 で、なぜ走るのかは、教育の文化実践ですよね。小学校、中学校と、よく集会とか体育に遅れたら、「はしれ~~~」とか言われたし、走らなかったら、びんたをくらったとかそういう原体験がある。 しかし、そういう実践が、なぜ日本全国に広まったのか?沖縄、北海道も同じ?なにか法令があった?江戸時代にもあった?奈良時代も走っていた?古事記になんらかの記述ない??? 急に、富国強兵で始まった教育実践なのか、あるいは、前からあって、それが明治以降、利用しやすいということで採用されたのか??? いずれにせよ、日本人の足は強いかもしれない。日ごろから歩くことがアメリカ人に比べて圧倒的に多い。私だって、小学校、中学校、高校とよく考えると毎日1時間ぐらいは歩いていたかもしれない。

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国産ネイティブ
喉の旅 そして教育社会学 ハビタス理論

KENJI Nさんが、去年の10月の段階でネイティブレベルに達していたので紹介します。KENJIさん、遅れましたが、音声コメントしました。国産ネイティブと言ってよいです。 http://eigonodo.seesaa.net/article/166900451.html www.estat.us/blog/kenji10_23_2010.mp3 (音声によるコメントです。) さて、昔に、あれ?とか思ったことで、納得がいかなかったことが結構思い出に残っている。それらのことが英語喉で説明できたように思えてすっきりすることがある。 中学3年のときに広島市のYMCAに普段から塾通いするかどうかということで、悩んだ結果、しようと思い、お金を払った後で、やっぱり広島市は遠すぎる(当時は電車で1時間半ぐらいはかかった)と思い、受付のお姉さんに説明するとき、言葉がすっと出てこなかった。自分は広島弁しか喋らないのに、その場が、もっとフォーマルは喋り方(今、思えば、超口発音と超2ビート)を要求していることは空気で分かったが、なかなか出てこなかった。で、広島弁の普通の喋り方で、説明してお金を返してもらった。 大学の1年生で英文科の受付に言って、何か説明しようとしたとき、言葉がしどろもどろで困った。さくっと、名詞句が出てこなかった。例えばだが、 授業登録の件ですが、 といえばよいところを、授業をとるのにせんにゃあいけんことがあるじゃろう、、というような長めの広島弁、それも中国語的なる発音(今思えば、、、)は浮かぶのだが、ちゃんとした漢語的な表現が出てこなかった。 その二つのイベントをよく覚えている。何十年も前のことだ。結局、高校生までは広島弁で、口発音でもゆるめの発音、そして3ビートとはいかなくとも、英語や中国語のシラブル構造に似た喋り方をしていたのだろう。 そう考えると、社会学的なテーマにぶつかる。教育社会学は、たいてい、生徒の社会階級がその生徒の成績やら進学パターンに影響を与えるとして、色々な仮説をデータを集めて検証する分野だ。ふつう、社会階級レベルの高い家の子供は、文化的に「高級」な資本を持ち、それが、たまたま学校で使われる言語や、好まれる振る舞いに一致する、、、というようなメカニズムを想定している。フランスの社会学者の(故)Pierre Bourdieuさんが有名だ。 口発音VS喉発音で考えたときに、普通地方出身者、広島人、沖縄人は、中国語的シラブルで日本語を喋り、そして、ゆるめの口発音でしゃべっている、、、と思われる。 すると、このことが、我々が人生で遭遇する機会の良し、悪しに関係するのであろうか? 例えば、口発音に早めに移行できる児童ほど、先生のお気に入り度が増し、勉強で成功する度合いが高くなるとか? 思うに、まずは、地方の違いを知りたい。私が考えているように、関東地方の人は、本当に、口発音度が高いのだろうか?あるいは、標準語だけなのだろうか?硬い発音をするのは。 あるいは、地方出身者でありながら、標準語的な言葉で関東地方で子供を育てた場合、その子供はスーパー口発音になるのだろうか?例えば、私が喋る標準語的な言葉は、人口的であるがゆえに、東京の人が喋る日本語よりも、カチカチしている可能性がある(そうでも、ないけど、まあ理論的にはありえる話)。人口的であるからだ。その子息は、その人工的な日本語を聞いて育つので、ますまず口発音度が高くなるのだろうか??? もう一つ、大学時代に聞いた話で、まだ解決がつかないエピソードがある。当時、京大に行っていた友人がおり(作家の高野ごろーじゃないよ)、その人が、「高校時代は、授業をきっちりやっていたら、受験勉強ってしなくてよかった」と言ったのだ。 え~~~~。私は必死こいて私立大学受験をしたので、信じられなかった。 もしかして、その人は、スーパー口発音で、学校文化になじみやすく、勉強が得意になったとか、、、てありえるかな、、、。授業を聞いていても眠くならないとか。 Pierre Bourdieu氏は、ハビタスという概念を打ち出しているのだけど、口発音ハビタスとかありえる? でもだ、、、私は、もしかしたら小学校のときに、ちょっと喉発音ぽかったのかもしれない。というのは担任の先生が、上川の声はよく通る、、、と言っていたからだ。友人が、「上川の母さん、口、あんまりうごかさずにしゃべるのお」と言っていたことを思い出すが、もしかしたら、私も口にあまり頼っていなかったのかもしれない。 これは他の人からも聞いたのだけど、声が良いと学級委員とかに選ばれてしまう。だから、口発音が学校で優遇されると決定論的にはいえないのかもしれない。私も、学級委員を小学校ではよくしたし、また児童委員長みたいなのもやった。 あれ、しかし、それは小学校のときだけだ。中学、高校と、全然、選ばれなかった。もしかして、喉発音的な発音法が受けるのは、自由度の高い小学校だけで、暗記中心的なる教育体制のある中学、高校となると喉発音が通用しなくなるのだろうか? 中学で、生徒会に立候補したけど、全然、当選しなかったのだ。あわれ。

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