日本社会論
皆さん、できるだけ良いお年を!なぜか、エンディングはピアノ教室に!
昨晩、NHKを見ていたんですが、いつも朝に出てくる人が今年を振り返るみたいな番組をしていて、今年の感じは「乱」みたいなことをおっしゃっていた。暗いニュースばかりだった。ていうか、この10年以上、暗いニュースばかりかもしれない。国債の発行額が、国全体の税収だったか何かを上回ると、先週だったか、ニュースで聞いた。これって、とても大変な状態なのだろう。アメリカの景気も悪い。少しづつよくなっているというようなことは聞く。 しかし、日本とアメリカの決定的な違いは、アメリカでは、小子化というのがあまり問題でないようだ。日本では、問題だし、またそれ以前に、「正社員」でないと結婚しにくいようだ。アメリカでは、仕事がないとか、正社員とかいうのが、日本ほどは、結婚に関係していないように思われる。 ずばり、日本ではかっこいいか、あるいは正社員でないと、もてない。うん、確かに、自分の知っている日本人で結婚している日本人はほとんど、「正社員」で、子供がいる場合が多い。正社員でない場合は、結婚していないような気がする。 ちなみに、ワシントンDCの日本人コミュニティーの場合、ほとんど、皆さん、仕事があるし、仕事があるから、DCに来ている。さらに、結婚されていて、子供もいる。ローカルな掲示板を見ていても、なんとなく人生の勝ち組という感じで、ややバブリーな感じがすると思う。 思うに、経済の悪い中、ますます結婚は経済的ものを確保するための装置(保険?)として存続すると思うが、これはとても困る。 それは、今後、若い世代が正社員になれない時代が何十年も続くと思うからだ。さらに、これがよくなる、、、という保証がない。 いや結婚どころか、正社員でないと(あるいはかっこよくないと)もてない。 経済の問題を解決するうえで、英語喉は一つの可能性だろう。できるだけ短い時間で、英語ができるようになるきっかけをつくるからだ。国民のスキルレベル(英語)が上がれば、経済活動をも助けるだろう。 今後大切なのは、できるだけ短い時間で色々なスキルをつけることのできる体制だと思う。 私としては、英語喉が一つだと思うが、その他に、読み、書き、そろばん、その他色々あると思うのだけど、音楽も大切だと思う。特に、子供が音楽をやるとよいということを聞くが、それは、ある体系を、あ~だ、こ~だ、考えながると、子供の想像力をくすぐるだろう。 私は、音楽は以下の音声ファイルで説明することをやったらどうかと思う。5歳の姪に、電子ピアノを贈ったら、それなりに、遊んで引いているという。うちの母は、姪にピアノを習わせたら?と言っているのだが、私は、以下のことを教えて、まず遊んだらよいと思っているのだ。 これを5歳の姪に教えたいのだが、どうだろう。 www.estat.us/blog/ongaku.mp3
英語喉で無血革命を!
RYOGONさんのブログに書いてあって、え?これ本当?信じられない。日本人はなぜ怒っていないの?と思うことがあり、今でも信じられない。それはこのニュース。え?もうずいぶん前のニュース? パナソニック(Panasonic)も、来年度の新卒採用の8割を外国人とすると発表した。 ぐぐってみると、もうずいぶん前に発表されたことらしい。 いくつかのことが頭を浮かぶ。正直、色々と悔しい。まずは言いたいこと。 松下幸之助氏が墓場で泣いているだろう。私達、80年代後半に大学教育を受けたのですが、松下幸之助が、どんな経済が悪いときでも、従業員を家族のように大切にする、、、とか、そういうことを聞きながら、それは日本だと信じてやってきたわけですが、もうそういうのはナシ? 第2に思ったこと。私を含める日本人が大ばか者扱いされているということ。 「新卒採用の8割を外国人」 という表現を聞いて99,999999%の日本人が問わない事実がある。それは、「新卒」というのは日本の制度だ。外国人が応募してきて、「あなたは2年前に大学を卒業しているので、応募できません」などと日本の企業が言うはずがない。 だから、「新卒採用の8割を外国人」という表現自体が、日本人を馬鹿にしている。日本人には、この表現でOK。奴らは信じるからね。英語ができないから、どんなに外国に出ても、日本に住んでいるようなもの。外国人の応募はもちろん、今年卒業したとか、3年前に卒業したとかは問わないけど、まあ、日本人には、新卒だけといっておけば、納得するからね。本当にコントロールしやすいよ。3年生ぐらいから就職活動するみたいだけど、やめろとはいえないしねえ。本当にかわいそうだけど、僕は僕がよかったらよいのだから、他人のことはかまっていられないよ、、、って感じかな? 第3に思ったこと。大学卒業者を対象とする仕事というのは、エントリーレベルの仕事なので、非常に、専門性が低い。誰でもできる仕事だ。なのに、それを外国人に、、、というのは、そういうふりをしているだけじゃないか?単に、専門性の高い外国人に仕事をということだけではないのか? 新卒の8割を、、、と日本人が聞くと、あたかも 20%は新卒の日本人 80%は新卒の外国人 ととるかもしれない。でも真相は、 20%は新卒の日本人 80%は専門性の高い外国人 ということではないだろうか?さらに、よく読むと、20%はかならず日本人に行くということではない。だから、真相は、 100%は専門性の高い外国人ということじゃない???? じゃあ、エントリーレベルの仕事はどうなるの?となるが、それは派遣社員さんに頼みますということではないか? 実際、私自身、日本の大学に行っているけど、少なくとも文系の教育はスキルレベルが非常に低い、、、というか教育自体がないといってよい。 宿題もないし、レポートの1年に1回か2回。さらに、試験は暗記科目的で、解答用紙は返ってこない。レポートは返ってこない。返ってきてもコメントはない、、、というのが普通だろう。 学部を変えるのが難しいので、自分の興味によって教育プログラムをたてにくい。例えば文系にしてしまうとコンピュータプルグラミングとかできないまま卒業ですよね?今でも?ちなみに、英文科だと、どうしても教職をとりたいが、それだけでもう4年間でとる授業がだいたい決定されてしまう。方向転換が難しい。時代の流れについていけない。 やはり、これは個人レベルで自分自身に投資をするしかない。しかしそのさいに、だまされてはいけない。こんな人材が欲しいとか、そういう他人の話はおいておいて、自分で何が必要が考える。 その考える際に、参考になるのが、大学時代などに、自分で事業を起こすことをイメージし、そうするなら、何が必要だろうかと考えることだと思う。あくまでもイメージにとどめておくほうがよい。というのは、事業を起こすのは大変だからだ。しかし、考えるヒントになる。 英語は英語喉ではやくマスターしてほしい。 中学生、高校生の諸君も、はやく英語喉をゲットしてほしい。皆は、大学を卒業するころ仕事があると思っていると思うけど、現在、今、この時点で海外で学校に行っている、英語ぺらぺらの、いわゆる帰国子女の日本人と少ない仕事を得るために、競争することになるけど、英語喉なしでは、すでに勝負はついていると思う。 英語は強弱アクセントが大切だとか、口の開け具合だとか、そういうことにだまされないでほしい。 英語で留学生などの友人をつくるのもよい。結局のところ、留学生は全然あせっていない。新卒などと言う制度が外国にないから、一生、就職活動だということを知っているからだ。あせっておらず、グローバルな現実を知っている人達の間に身をおくのはよい。 私の同僚なども、大卒の場合、数年したら、やめて、大学院に行く人が多い。だって、ロースキルのままだと、前進できないからだ。 今週も金曜日に送別会(ハッピーアワー)だ。 アメリカ人などになると、国民保険の制度もない。働きはじめて10年ぐらいは、障害者保証もつかない(だから、中学生ぐらいから働きはじめるのかな?アメリカでは。アルバイトでも年金のお金を引かれる。) だから、死んだ後の世界に期待する度合いが、他の国民に比べてやや大きいと思う。 最後に、、、よく調べると、卒業時点での大学生の就職率は90%を超えるという。これ自体、低いと思われているらしいが、スキルレベルの低い大学生卒業レベルで90%就職できるのなら、悪くないのではないか????これはちょっと調べてみたい。