英語の発音
歌の練習 ルート音をトランペット風にする練習
菅原里奈先生のハローボイスを使用しつつ、声のルート音をトランペット風にする練習をしました。歌の練習として、どうかな?? http://www.nippondream.com/file/ku_hello_voice_08_19_2014.mp3 http://www.nippondream.com/file/ku_hello_voice_08_19_2014.mp3
THの発音の仕方
長い間教えていて、THに関しては、どうしもて押し問答になってしまうことが多かった。 THEがザになる件である。 しかし、このごろ、押し問答にならなくなっている。何をしているかというと、 舌のことは忘れてください。 そして、喉の音を聞かせてください。 これだけだ。 以前は、舌の場所を指導し、そして、そのときに、つけて離すみたいにしないでください、それは日本語の特徴です、、、と説明していたが、そう懇願、土下座しても、やっぱりTHEがザになる。 しかし、舌の位置の指導を完全にやめたことで、THの発音指導が簡単になった。 結局のところ、舌というのは、存在するわけだから、どこかにないといけない。ふつうにどて~~んと横たわらせておくと、私の場合も、おそらく、これを読んでいるあなたの場合も、なんとなく、歯と歯の間あたりに落ち着くのではないだろうか? そのためには指導がいらないということだ。 舌の位置を指導するからこそ、関心が舌に行き、例えば定冠詞のTHEがザになってしまうのである。 つまりTHEの発音というのは純粋に喉の音を出すということであろう。Rなどと同じなのだ。 Rだと、ただ単に首の底をごろごろとやるだけ。 THなら、首のなかの不協和音のような、炸裂するような音を出してやる。 歯と歯のあいだにしっかり舌を出してネイティブが教えることがあるが、あれは、あそこの位置におけば、舌がじゃまにならないということなのかもしれない、、などと色々と理論化しなくても、ま、あまり考えずに、喉の音をしっかりだす。 また、これはTHに限ったことじゃない。 どんな音でもそう。 だから、広島の友人たちは、ただ音をまねるだけで英語ネイティブ発音度が高いということだ。 結局、音声学があったから、日本人の発音が逆に悪くなっていたということなのだ。
THとZやDはどちらが難しい?
週末英語喉セミナーのお誘いです。以下のURLから申し込んでください。 http://www.doodle.com/ziiicwc489s3mf8e 本日の録音です。THの発音の聞き取り練習を英語喉の125ページ、126ページを参考に練習してみてください。 http://www.nippondream.com/blog/the_07_14_2011.mp3 さて、、、 前にも思ったが、広島に帰っているときに5歳(ほとんど6歳)の姪に英語を教えていて再確認したのだが、小さな子供にとってVの発音のほうがBの発音よりも簡単だということだ。 口がゆるい感じなので、自然と下唇と上の歯が会う(合う?)感じである。 突然トピックが変わるようだが、変わらない。 YOUTUBE動画におけるやったもんさんの英語は国産ネイティブレベルに到達しているので、報告したい。 http://yattamon.cocolog-nifty.com/english/2011/07/talking-about-m.html やったもんさん、国産ネイティブ宣言です! さて、ここまでできるのに、THEがザになっているのが私にとって非常に不思議である。 そこで考え始めたのがTHEとZAの関係は、上の姪の例で出したBとVの関係に似ているのではないかということだ。ちょっと分かりにくいかもしれないので、ゆっくり読んでくださいね。 実は口のゆるい幼児にはTHEのほうがZAよりも簡単なのではないだろうか??? THEとZAを何回も言って、体感を比べてみるとZAのほうが、舌の動きが複雑な??ように思える(といっても、ものすごく細かい意味で、、幼児にとって少しだけややこしい感じ)。 ここで私はTHEをほとんど舌を動かさずに発音している。喉のほうでびりびりと出すことが90%だ。 もしかして、THEをきちんと、おおげさに発音したとき、舌をちょっと前歯と舌の間に動かすように思えるのは、Zで起こるような舌と口の屋根の間の気流が起こらないためにするのではないだろうか? ちょっと、どっこいしょと舌を、邪魔にならない位置におくために。 だから、きちんとしようとしなければ、THEはそれほど思われているほど舌を動かさない(これはあくまでも仮説です)。 実際、ネイティブのTHEを聞いていると日本人の感覚ではDAに限りなく近いように思える。実際は、違う音として聞こえるけれども。 幼児にとってBよりVのほうが簡単であるように(私はそう思っている)、実は幼児にとってTHEのほうがZAよりも努力が少なくてよいという可能性はないだろうか? さて、よくコメントを下さる喉実践者のアキさんが以下のような質問をメールにてされたので報告したい。私の言っていることと違うだろうか?、似ているだろうか?同じだろうか???? THは喉だという部分で共通している。そして舌は結構、活躍しないという点でも共通している。 以下全部引用文です。 ところで最近、喉発音で新たに気づいたことが1つあります。 th(無声音・有声音とも)の発音方法です。日本人で、最も間違っている人が多い音なので、日本語のザやサなどで代用してしまっているのでしょう。 私は現在では、喉下のゲップエリアから力を抜き、口から喉全体をだら~~んとさせて喋ると、楽に自然に英語のシラブル発音が出来るようになりましたが、thの発音だけは戸惑うことがありました。 つい、無理に舌を前歯の先に出して息を出そうとしてしまうのです。 最近、あるとき偶然に悟りました?が、舌先を前歯の先に出すというよりも、舌先を前歯の裏側から下へ滑らせるような感じで、軽く息を吐きながら前歯の先に軽く自然に押し当てて溜を創り、その反動によって口の奥(喉の上部・アクビエリア)を軽く鳴らすのが、自然で良い方法なのではないでしょうか? 私はそうすると、無理に舌を前に伸ばす必要性が、ないように感じます。舌は口中にドテーの存在していて、その先だけを少し動かす程度という感じかな。 英語ネイティブのth発音を聞くと、日本語のザやサよりも乾いた感じの音に聞こえることが多いのですが、これは舌先ではなく、喉の上から出しているからですかね。 英語のdの音は、舌先を歯茎(口蓋の前部)に軽く押し当て溜をつくって、その反動によってゲップエリアから出す音ですよね。 thの音の場合は、舌先を前歯の先に軽く押し当て溜をつくって、その反動によってアクビエリアから出す音だと考えても正しいでしょうか? 間違いですか?