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喉セミナー第2期終了しました

昨日は、喉セミナー第2期終了しました。どうもありがとうございました。NJおよびINDIANAから3人のかたにもいらしていただき、1日セミナーも同時進行でできました。 遠くから来ていただき、本当にありがとう。 また近場のかたも、ありがとうございます。教え方が上達していっています(あとで例を出します)。 朝、一人のかたを駅まで向かえに行って車を走らせ始めたところで、パトカーに止められましたが、どうも、そこはバスだけが通ってよいとこだったらしく、、、。喉でリラックスして対応でき、また人類皆兄弟、この日曜日にチケットなんてもらうわけがない、、、という大原則に徹したために(だと思う)、今度から気をつけてくださいよ、、、だけで終わりました。 第1期生の実践者のかたが、映画を全部理解できていた、、と報告されていたのもよかったです。第2期生さんの授業のあとに、1期生さんのアドバンストコースというのもやっているのです。小規模ですが。 皆さん、よく喉が響いていました。なかなか成功しない場合は、喉が響きにくい場合ですが、そういう場面では、喉の響きの大切さがよく分かり、それはとても大きな学びがあります。非常に大切な知見を得ることができるし、その知見を客観的に意識すれば、できるようになる。 喉を響かすというのは単にアクビエリアとゲップエリアをダイナミックに区別できるためだけじゃないんですね。 とにかく喉が響かないと、子音が母音になってしまう音が結構ある。例えばW。Wで喉を響かさないとウになってしまう。 (ただしWは罪作りな音です。唇を極端に丸めると、似た音がでないことはない。英語のWとは違うけどね。だから、W=唇を丸める、、、と信じられてしまう。実際には、音がこもってしまうというだけなのだけど。とがらせた唇のせいで。それがたまたま日本人の耳にはWに最も近く聞こえる、、、と。) あとY。喉が響かないとイになってしまう。 Sは、喉なしではただの風になりますね。THもそうですね。 で、どうしても響きにくい場合があります。こういうのはどうかな?などと今朝、思っていました。 ウーっというときって、声帯がぶるぶると振動していると思うんですが、そのぶるぶるの速度を緩めていってみてください。演歌歌手のコブシとは全然違いますが、力を緩めていくと、ブルブルの一つ一つのブルブルが耳で聞こえるぐらいまで、速度が落ちます。 そのときって、喉が響いているんじゃないかな。WとかYを発音するために、非常に大切な響きが。 ただし、完全なる思いつきです。今朝の。ですから効くかどうかわからない。どうしてもWOODがウッドになってしまうかたのために考えました。音声での説明聞いてみてください。 www.estat.us/blog/uuu.wav 教え方がうまくなっていっていると思うのですが、それは精神論でなくて、本当に具体的なことです。10月ごろに、どうしてもTHができない人がお二人いて、その時20分かけて、できるようになりました。よく考えるともちろん喉の本にもう書いてあることだけど、それが微妙な理由で実践できなかった。 で、昨日も全く、同じシチュエーションがあったんです。でも、その10月の20分の経験のおかげで、すぐにトラブルシューティングできました。 今回も、THに関しては二つほどテクニックが増えました。でも、振り返ってみると、やはり喉に書いてあるのは、書いてあるように思います。 皆さん、またお会いしましょう! まずはニューヨークでブレークさせるというのいいアイデアです。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532    

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歌、テレビ、映画から学ぶもの 喉革命以後

喉革命を自分で経験して以来、歌や映画、それから、テレビのリアリティーショーなどから学ぶものが多い。 まずは歌。えー、こんなに歌の意味って深いの?と感動するものが多々ある。これまであまり意識していなかった歌の構造まで分かってくる。例えばだが、テイラーさんという若手女性歌手の歌で、ラブストーリーという歌がある。喉革命以前だったら、なーんだ、こんなラブソングと思っていただろう。 ところが、英語喉で獲得した「努力なし聞き取り100%」で聞くと、歌の背景が浮かんできたり、へえー、こんな面白い構造があるんだ、、、誰が作ったんだろう?テイラーさん自身?ものすごい才能だなあ、、と感心する。 テイラーさんの歌を聞いてみてほしい。これはオフィシャルビデオ http://www.youtube.com/watch?v=KlbB7qt6v_0 これは歌詞つきのYOUTUBEビデオ 一番みやすいかも。 http://www.youtube.com/watch?v=9a2jwRwd0kg これは歌詞だけ http://www.metrolyrics.com/love-story-lyrics-taylor-swift.html   例えば、最初の歌詞で、「私たちは若かった」と来る。最後にも繰り返される。この部分だけで、この歌は全ての世代に通用する歌になる仕組みだ。実際は、テイラーさんはまだ若いので、私たちは若かったと言っても、ピンと来ない。ところがこの最初と最後があるために、年配でも、自分の若かりしころの思い出に照らしあわせながら、歌を聴くことができる。 最初と最後にこのセリフを入れることである構造をつくっているのだ。 先日、NHKでアンジェラ アキさん(ピアノを弾きながら歌う日本の歌手、ハーフの人)が言っていたが、英語の歌をつくるのは頭がいる、、、と。 それを思い出した。 あとこの歌には、ロミオとジュリエットとか、スカーレットレターという文学的なモチーフが使われていて、しゃれている。 SAY YESというセリフが出てくるが、最初のほうに出てくるときは、主人公の女性が男性に向けて言っているが、あとで、男性が、結婚してくれというようなことを言っているらしい場面がでてきて、今度は男性のほうからSAY YESと発する、、、という構造になっている。 なんと凝っているのか!ものすごくしゃれている! さて、こういう構造的、立体的にちりばめられた歌詞を自分で分かるというのはやはり喉革命以後だ。英語がすっと努力なしに頭に入ってくるという状態があるからこそ、この歌のよさ、アンジェラさんの言う、頭を使ってうまくつくられている、、、ということの意味が分かる。 しかし、英語が努力なしに理解できるようになったというだけではなく、喉以後、アメリカ社会に溶け込んだのでアメリカ人の考え方などが前よりよく分かる。そういう文化理解があり、この歌を聴くと、その意味がよくわかる。 先日、ジョニーキャッシュの映画を見ていたのだが、その中の場面にものすごく心を打たれた。ジョニーは本当の歌手で、もう亡くなったのだが、彼の伝記的映画だ。彼がオーディションに行って、ある歌を歌った。 それは、神様、ありがとう、、、、みたいな歌で伝統的なゴスペルだった。 それに対してレコード会社の人が言った。 今の時代の人々、大変な生活をしている一般の人々が求めているのはそんなテーマじゃない、、、と。 そこでジョニーは、「軍隊のときに作った歌なんだけど聴いてくれ」と言って、もっと現実的、軍隊生活の大変さを語ったような歌(だったと思う)を歌いだした。 そう、それだ!とレコード会社の人は膝を打った。 この場面は感動した。私自身が、アメリカで見ることのできるNHKに出てくる若手の歌手の歌を聴いて思っていた不信感?みたいなものと同じだったからだ。 NHKで聞いているかぎり、聞く歌詞は2種類しかない。 あなたが好きです。ほほえんでくれたよね。あなたのそばにいていいですか?的テーマ 夢を追おう。追い続ければ、きっとかなうよ!的テーマ 今の時代、経済が大変な時代、人々はそんな歌を聴きたいのだろうか?自分達をだますのもいいかげんにしよう、、、みたいなことを思う、、、というかジョニーキャッシュ氏のその映画の場面を見て、自分の感じていることが言葉にできた感じだ。 その映画のトレーラー(ありゃ、英語じゃないじゃん、、、でも3ビートのリズムだけでも聞いてみて)。 http://www.youtube.com/watch?v=Dqd1EcfVLns&feature=related   おまけ 文中で触れたアンジェラ アキさんだが、日本語のインタビューだったのに、発する文の間の呼吸は英語の呼吸だった!えらく、大きな音が出しながら、息を吸い込んでいたぞ。お母さんが西洋人(アメリカ人)だと、やはり子供も英語喉になるのだろう。日本に住んでいても。 これはアンジェラさんのインタビュー。1分50秒ぐらいから聞いてみて。注目する点は、息継ぎの音がめちゃくちゃ大きい点。これはネイティブの息継ぎですね。 http://www.youtube.com/watch?v=KOvE10Cq_UQ 手紙 15歳の君へ?みたいな歌の歌詞はあまり好きではない。いい歌だとは思うし、アキさんの高い音楽性が分かる。ところが、意図しなかった使い道というのができてしまう。15歳が聞いても、結局、「今しなければいけないことは何だ?」とか先生にすごまれて、結局、受験勉強しろってとこに行きつくだけで、そのような教育指導のイデオロギー的な役割を担ってしまう。 今の日本が求めているのは、悩んでるの分かるよ、みんな悩んでるよ、でもね、がんばろう、夢を求めればきっとかなうよ、、、というようなイデオロギーではない、、、と思うのだ。 今の日本の15才が必要としているのはメソッドだ。 これをこうやってやれば、これができるようになる。これができるようになると、こんな可能性が広がる。やってみろ。な、できるだろう。先生もできるよ。これはグローバル経済ではこのように応用されているんだよ、、、というようなパラダイムが求められていると思う。 「働くおじさん」的テーマも今では無効だと思う。こんな仕事がありますよ!と子供をあこがれさせようとしてもダメだ。だって世界経済の動きが激しすぎて、10年後に子供達が大人になったときに、その仕事があるかどうか分からない。中国やインド(いや、もしかしたらアフリカ?)に移っているかもしれない。 あこがれ、、、 これは非常に危険な思想、教育実践である。全然違う話になるが、我々の教育制度が頼っているのがこのアコガレというやつであるが、今日のところはここまで。 いや一言。 おい、宇宙飛行士さーん、がんばれば夢がかなうとかそういう発言は控えてくれ!あこがれても絶対に宇宙飛行士にはなれません。1000億人に一人でしょう。夢がかなわなかった人がたくさーんいるのですから。 そのかわり、どうやったら、何ができるのか?あなたが宇宙飛行士になった過程でどのようなスキルを得たのか。それはどうやったら今の15歳も獲得できるのか、そのメソッドを教えてください。そのスキルはどのように応用できるのか? あ、ここまで書いたらなぜ自分がテイラーさんの歌に感銘を受けたか分かった。歌詞を聴いていると構造が見えてくる。あー、こんな風に文学的モチーフを使えるんだ、とか、あーこんな風にして繰り返すと、効果的なんだ、、、とか思いが自分の頭にめぐってくる。そして、自分でもできるかもしれない、、、という気がしてくる(同志社大学英文科でそんなこと考えたことがなかった)。  テイラーさんの歌作り(本人がつくっているかどうかはしらん)はOPENなのだ。自分自身の可能性が広がってくるのだ。スキルを学んだような気がしてくる。 英語喉もそんな本であってほしい。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532  

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そんなことは一言も、1音節も言っていない

今朝、テレビにTV心理学者のDR PHILがでていて、なぜ有名歌手BRITNEY Sの病状を公で発表したのか(家族の了解なく)、ということの非難をあびていた。そのときに、こんな表現で言い訳をしていた。「私はそんなことは一言も、1シラブルも言っていない、、、」。シラブルというのはこのように日常会話の表現でも使えるのか、、、と思った。 で、チャンネルをかえる日本語のテレビニュースをやっていた。朝の1時間だけ日本語の放送が(ケーブルで)あるのだ。そのときにニューヨークでの取材で日本人のインタビュアーがアメリカ人にあることを英語で尋ねると、そのアメリカ人は、ものすごいロボティック(おおげさで、単語単語をきりながら読む)な英語で、何かを答えていた。 なるほど、これが我々が長い間、手本として真似てきた英語なのか、、、と実感した。アメリカ人のほうにはなんの悪気もないが、口発音の英語を聞いて、「あー、この人にはゆっくり、音をぶつ切りにして答えてあげないといけないな」と無意識に感じ取り、ロボティックな英語を返してくるのである。 ところが小林克也氏とか、渡辺謙氏に対しては、ネイティブが非常にリラックスしたかんじ、自然な感じで、英語をしゃべってくる。そしてそういった英語こそ、我々が手本にすべき英語なのだが、そういう英語は、喉+3ビートでやって初めて、相手から聞ける英語なのだ。個々の音をそれほど厳密にする必要はない。だって、英語でさえ色々な変種があるのだから。

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