August 2008
どのような勉強をしたか 今出川の思い出と行元さん
喉以前でもアメリカ英語なら100%聞き取れる状態まで行ったといったが、それは大学時代に留学をしていたことも理由だ。が、それ以上に、日本の大学(同志社)で毎日のように英語を喋っていたということがある。 不思議だ。学部で留学していたときは、授業は英語なので聞き取りということでは英語はいつもなのだが、あまり喋ったことがない。ところが同志社大学の今出川キャンパスにいると、毎日のように英語を喋る機会があった。留学生がたくさんいたのと、国際課ラウンジというのがあって、日本人学生と留学生がダベル、ツルム、、、という場があった。コーヒーが飲めたこともある。 だから不思議と学部留学中よりも、日本にいたほうが英語を何倍も多く喋った。色々と理由があるが、日本に来ている留学生が日本のことを学びにきているわけだから、話題が合いやすいということがある。 でももう一つ理由がある。留学生とつるんでいたのは80年代、90年代のハザマにあった私の大学時代、私とあと少数だけだったように思う。他の学生は恥ずかしがっていたのか、そういう機会を求めていなかった。私と私の友人たちは当たり前のように留学生と遊んでいた。 国際課の所長のTさんが、合宿だったかを企画してくれて、ますます国際交流に拍車がかかった。あとAKPというプログラムがあるのだが、アメリカからの留学生と同志社生を交流させようということで、がんがんと企画があった。 留学生といっても、当たり前だが、アメリカ人だけじゃなくて、台湾人とか韓国人とかと当たり前のように遊んでいた(そういえば、「一見さん」という小説を書いたスイスからの留学生もいた。すごいじゃん。映画化されたなんて、、、!小説のなかに、英文科の学生が出てくるのだが、それが誰や?というような話しになった。) とにかく、ものすごい盛り上がっていたような気がする。 さて、そこに登場するのが、京都の行元さんだ。ちょっと行元さんの話をしたい。英語喉を一番読んでもらいたい人が行元さんだ。当時40(?)ぐらいのオジサンであったが、なぜか、同志社大学でINTERNATIONAL DISCUSSION GROUPという団体を仕切っていた。正確にいうと、私がGちゃんから引き継いだのだが、行元さんの登場でIDGは彼の指揮の元に結構発展をつげた。 確か週1か何かだったと思うが、行元さんがあらゆる国籍のゲストスピーカーを呼んでくるのである。一体どこからつれてくるんや、、、という感じだった。 行元さんは日本にいるだけで英語をマスターしたい、、、という夢を持っていた。だから英語喉をすぐにでも届けたいのである。 上川君、はよう日本に帰っておいで。IDGは続いているからね、、、と電話で喋ったことを覚えている。
シラブルは平仮名である
シラブルが意味を成す最小の塊、、、つまり日本語でいえば、平仮名であるということを理解することが大切だ。たんなるリズムではない。リズムはリズムだが、それ以上の意味がある。シラブルを知らずに英語を聞くのは、音の流れのどこからどこまでが平仮名かを知らずに日本語を聞こうとしているようなものだ。 先日、シラブルなんて知っている人は誰でも知っている、、、というようなことを言っている人がいたが、これはやはり違うだろう。英語喉以前でシラブルを無意識のうちに聞いていたのは、ノンネイティブでは私と小林克也氏ぐらいではないかと想像する(あとRON氏とか天満氏も知っていたのだろうか)。 私はもちろん無意識だったが、20年ぐらい前からマクドナルドは3拍でいう、、、と人に説明していた。でもまさか全ての発話にあてはまるとは考えたことがなかった。しかし、歌をよく歌っていたので、無意識のうちにシラブルを知っていたのだろう。 喉以前からアメリカ英語であれば100%聞き取りができた、、、というのが自分で考えると驚異的ではあるが(他の英語となると理解力ががくんと落ちた)、そのおかげで、なぜここまで自分は英語ができるのにネイティブにWHAT?と聞きかえされるのか、、、という疑問がうまれ、そのおかげで共著者をPUSHすることで発見してもらうことができたのでラッキー。 誰かが一人そこまで英語ができるようにならなければならなかったのだろう。200年かかった。 自分が英語ができる、、、というと傲慢に聞こえるが、日本人と韓国人以外のノンネイティブで私の周りにいる人は(プロフェッショナルの世界では)、それが当たり前だ。単語がわからんといって辞書を引いているような同僚とか友人は一人もいないのである。当たり前のように英語を100%理解し、喋り、書いて、読んでいる。 皆さんもきっとこのレベルに到達できます。喉から始めましょう。 さて、喉の旅は続く。最近、自動車のなかでBEATLESのラバーソウルを聞いているが、意味ががんがん頭に入ってくる。前は歌詞はあまり考えずに聞いていた。意味が入ってくるから、ボーカルが音楽の中心に聞こえる。当たり前だが。意味があまりない曲を聴く気があまりしなくなった。あと、歌詞がきらいだから聞く気がしない曲も出てきた(ラバーソウルでいうと、GIRL)。 BEATLESではないが、聞いていて、え、こんな意味だったのか、、、と赤面するような曲もでてきた。AC DCの大ファンだが、これは真顔では聞けないな、、、という曲ばかりだ。そんなこと考えたことなかった。AC DCのTシャツを着るのが少し恥ずかしくなった。 ヘビメタのMETALICAの歌詞が、こんなに深いなんて考えたことがなかった。 20年ほど前の友人で当時から歌詞がどうのこうのと言っていた奴(Y氏)がいたのだが、奴は偉大だったのだと思った。当時から自分で曲をつくり、意味をもった詩を書いていた。最近THE WHOというのを聞いていたら、自分がTHE WHOを知っているのは奴のお陰だということに気づいた。結構、曲の意味が深い。奴は本当に音楽的にすごかったんだなあ、、、と思った。
国産ネイティブ ZENさん
http://mpolanyi.seesaa.net/ ZENさん 海外滞在日数が通算112日くらい、TOEIC950点、英検1級。 この2月より英語喉を実践。 昨日、ZENさんにコメントをいただいています。ZENさんの喉の旅の様子がわかるコメントです。参考にしてください。