August 2008
先週 会議で思ったこと
先週、ある会議に出たんだが、それは皆で論文をいくつか読みながら、それをどう整理、評価していくか、、、ということについて、10人ぐらいが議論をした。想像してもらいたい。それぞれ各自が、読みながら、ぼそぼそと喋っている姿を。プレゼンというより考えながら意見を述べる。 で声がえらく小さいのだが、7メートルぐらい離れているように思える人の英語でも聞き取ることができたし、その他の人も、声を上げてくれとか誰も言っていなかった。皆、喉のきしむような音を頼りにしながら、聞き取っているのだ。 あ、そういうことなのか、、、と。喉革命以前、よく会議で私はボスに声が小さすぎてわからんと言っていたが、その他のネイティブは誰もそんなことを言っていなかった。結局、そういうことなのだ。声が小さくても、通じるのである。喉声さえ出していれば。(ちょっと違うが、そういえば、会議でフィンランドの同僚に、聞き返していたのは私だけだった。フィンランドの人はGをKみたいに発音していたが、喉発音にはかわりがないので、他のネイティブは全然理解に困っていなかった、、、、私だけだったのだ。) プロの世界でも聞き取りができていないのは、世界で日本人と韓国人だけなのだ、、、としみじみ思った。それはシラブルの構造を知らないからである。 その会議には中国人の人が一人いたが、英語はなまりがあっても、全然問題がなかった。また論文を評価するわけだから、誰もが英語を飛ばし読むするわけだが、その中国人の人は議論には当然問題がない。私も問題なく英語を読めるが、それはものすごい努力をしてきたからである。もし10年以上も前に喉のメソッドがあったなら、英語の感覚がもっと早くつき、読むことも、そんなに努力がいらなかったのだろうか。そういえば、大学院のときから、中国の学生は英語にそれほど苦労していなかったように思う。 またプロの仕事の世界でも中国人は、全く問題なしに英語を書いているように思える。これってシラブルが分かるから、自然に英語の勘を身に付けているってこと?私自身も、英語を普通に書けるが、これはものすごい努力をしたからなのであり、自然に見に付けたという感じではない。 留学をしにきている日本人に早く喉で楽になってもらいたいと思う。喉を読むかどうか、手に取るかどうか、これはアンテナを張っているかどうかの問題なのだが、せっかく留学しているのに、知らないままにすごす日本人留学生がものすごい数いるのだろう。
プレゼンテーションをさせていただきました
ある場所で、喉のプレゼンテーションをさせていただきました。1時間半ぐらいでしたが、喉発音は*ほぼ*成功しました。前から言っていましたが、*すぐに*できるようになる、、、という側面は、*直接*目の前で教えさせていただければ、真実です。そう、それです、、、とお教えすることができますから。 最初、てこずったけれども、途中から出来始めたかたに、どうやったらできるようになりましたか、と尋ねると、風邪を引いたときに、うがいで、「うがい薬」を喉の奥(首)に押し込めようとする感じでやると成功する、、、とおっしゃいました。これはよい言い方だなあ、、と思いました。皆さんも参考にしてくださいね。
喉の旅
喉革命でアメリカ人が異常なほどフレンドリーになったのはすでに述べた、、、。ところが困ったことが起こっている。職場などで「人間関係に気をつかわなくないといけない」ということに遅ればせながら気づいた。 馬鹿ですね、、、本当。 これまでアメリカ社会に生きていながら、あんまり考えたことがなかった。でも喉発音を始め、職場を変わり、日本人としてでなく、単なる人として人々が私を取り扱い出し、良い意味でも悪い意味でも、気をつかわないといけなくなった。 色んな立場の人がおり、色んな性格の人がおり、そういう話をがんがん人がしてくるようになった。 これは気をつかわねば、、、 日本とアメリカが同じになった。大学院に来たのは1994年だったが、14年たって、初めてアメリカの人間関係が日本のそれとそんなに違わない、、、という現実にぶつかった、、、。 馬鹿ですね、、、本当。 喉の旅である。