February 2009

英語のVってそんなに難しいのか 

アカデミー賞で日本の映画が、賞をもらったということで、もっくんをはじめ、監督さんらが挨拶をしているのをテレビでみた。監督さんが、I AM VERY VERY HAPPYと言ったあとに、観客が大爆笑したのだが、え、今のなんで?と思った。私はとてもとても幸せです、、、といったあとに、まるでコメディアンが何か笑いをとったときに、起こるような爆笑が起こったからだ。 あのときの動画がないかなあと思って探しているのだが見つからない。かわりにCNNのインタビューをもっくんたちが受けているところがあった。 http://www.youtube.com/watch?v=NMGtc3e95Io&feature=related で、もっくんの英語を聞いて、もしかしてVのせい?と感じた。(というか、最初に監督さんの挨拶を私自身聞いて、そう思ってはいた)。 I AM BERI BERI HAPPYと聞こえたからだ。そのBERI BERIがユーモアと感じたから、爆笑のようなどよめきが観客に起こったのかな、、、。発音が悪かったから笑うというような失礼なことをしてやろうという観衆ではない。何か、監督さんが笑わそうと思って言ったんだろうと勘違いしたのだろうか。 あるいは、その言い方がおおげさだったので、発音とは関係なく面白かったのかな。 実際に、ネイティブにあのときの挨拶を見せて、真相を聞いてみたい。動画を見つけられたらご一報ください。 もっくんのCNNのインタビューを聞いていて思うのだが(上のURLを参考)、ものすごくVが目立つ。VがBになっているのが目立つというだけではないと思う。日本人は、従来の音声学の指導法を信じて、Vを力強く発音する。でも、英語喉でいうところのブルブル凧音が出ないので、VはBのままである。ブルブル凧音というのは、口の中が脱力されていて始めて出る音で、ミツバチの飛ぶ音のような振動を伴う。 動画で説明してみた(とはいえ、実践者にとってはすでに当たり前になっているかもしれないが、、、) http://app.sightspeed.com/vm/dwvfqfw1z9pqhrtlef11dcyvi3e2qa7q/1rjf/ja_JP/1/ 問題は力強く発音する、激しく発音するといわれているものだから、音量が他の音に比べて上がってしまう。したがって、Vの部分がものすごく目立つのだ。それもBとしてである。 あと、アキさんにコメントをもらっていながら、自分がコメントをしきれていない事項があったが、また数日中にコメントしたい。イギリス人の人が書いた本についてだった。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532  

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風邪喉 と nhkの発音講座 話して聞き取る、、、

風邪をひいたのだが、喉の調子が悪く、喉が割れるような声が出ている。これは、日本語を喋るときも、そういう声がでるのか、あるいは英語喉を実践しているから、そういう声になるのか、今となってはよく分からない。 かえって風邪をひいたときの喉の状態のほうが、英語がうまく聞こえるような気がするのだが、それは喉が痛いので脱力するのが普通だからだろうか。 喉実践後、風邪喉になり、あ、英語って喉に頼る言語なんだなあ、、、と実感した、、、というエピソードは複数の人から聞いたように思う。てっちゃんも言ってたね。最近。もう治ったかな? で、風邪ひいて寝ていたんだが、ふとNHKをつけておいた。最近、NHK WORLDだけでなく、普通のNHKが写るのだ。20ドル特別に払ってTV JAPANというのをつけているから、NHK喉自慢とかもうつる。 するとなんと、英語発音講座が始まったのだ!私の目の前で。 http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/3month/ 講師:斎藤兆史(さいとう よしふみ) 根本はるみ(ねもとはるみ) レイチェル・スミス イアン・ウィルソン(VTR出演) で、見てたんだが、この番組、やっぱり変だと思った。えらい、日本語が多いというのも気になる。私や、きっと天満さんとかが聞いていたころの英語講座といえば、東郷先生とかが出てきて、英語でばんばん喋っていた。日本語を喋るネイティブなんてでてこなかった。で、それを聞き取ってやろうとして必死になったものだ。 が、最近、こういう番組にはえらい日本語が多い。なんか、変な気取ったアイデアがあるのではないだろうか。ネイティブも日本語を喋るべきである、、、みたいな、変な相対主義の。ネイティブの喋る日本語もなまっています!みたいな。 まあ、ええわ。 もっと変なのは、今日はLOOKとLUKEのUの違いをやっていたが、アメリカ的な違いを教えているような気がするのだが、肝心のレイチェルさんが、イギリス人なので、ずれているような気がした。これは気のせいかもしれないが、、、。 あと、なんで根元さんだけが、唇を突き出したり、口笛をふく格好でUを言わされるのに、指導役の斎藤先生はそれをやっていないわけ?あとイアンさんも、やっていない。でも、手本を示すレイチェルさんと根元さんだけが、*ひょっとこ*のような顔をして、発音練習をしている。 なぜ女性軍だけが?これって、女性がやれば、かわいいとか、許せるとかそういうようなことかな。 イアンさんが、器械で舌の動きを映すんだけど、レイチェルさんが大げさに発音するときに、おおげさに動く舌の位置に一喜一憂しているようだ。というか、舌の位置がそうでないとそういう音が出せないのか、、、という発想がいる。科学でいうところのparcimonyというやつだ。 そういうことは頭に浮かばないのだろうか? 尻をかきながらredと言ったのと、かかないでredと言って、同じ音がでれば、尻をかいているかどうかは、redの発音には無関係となる。 そういう発想はないのだろうか。音声学とか調音音声学には? あとねえ、科学で実験をするとき、その実験自体が、被験者に影響を与えていないか(ホーソン効果)を必死で考えるんだけど、そういうことは意識にないの?おおげさにやってしまう=ホーソン効果ですよ。 イアンさんが普通に唇とか丸めずに喋っている横で、レイチェルさんが激しく口の形を工夫している姿を見て、風邪がもっと悪くなった。  ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532  

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私がギターを教えたい理由

私がギターを教えたい理由は、実は哲学的な理由だ。 哲学というと、難しいという印象があり、実際、哲学書というと、読んでも無駄という文体様式でなっているから、読むのに苦労する、、、というか読んでも分からない。 しかし、哲学とは根源的、根本的なことを問うことだ。自明とされていることを問うことである。ということは、哲学書など読まなくても、自分自身を見つめることで哲学は実践できる。 私がギターを教えたい理由は、非常に個人的にも思えるが、自分でなぜギターが弾けるのか?という疑問に答えたいからだ。これは喉以前から思っていたこともある。 人は、ギターと関係のないところで、指を早く動かしてみて?と言われるとこれは簡単にできる。しかし、手をひっくり返した感じでギターのネックに手をあてさせて指を早く動かせといわれるとできない。 このことに私は不思議に思った。私自身は、ギターを手にとって、ロックの曲をコピーしているうちに、手がものすごく早く、それも自由に動くようになった。 中学のころ、広島市のキサダ楽器のギター教室に行ったが、先生が、中学生なのにそこまで弾けるとは恐ろしいと言った。とはいえ、その時のプレーは、そんなに時間をかけて必死こいてマスターしたものではなかった。 さらに自分の意識としては全く難しいことをしているという意識がない。それどころか、頭では何も考えていない。指が勝手に動くのだ。 そしてその動きかたは、ある簡単な原理に基づいて動いているだけなのだ。 その原理に関しては長い間気づいてはいたが、最近になってその曖昧なものを自明化することが大切だと思うにいたった。 その一つの理由だが、これも最近になって分かったのだが、やはりギターの世界もとにかくがんばれば絶対できますよ、という言説が中心だ。 プロのギタリストをコピーしまくり、練習をかさねれば絶対できますよ、、、 という言説が中心だ。実際、そういう発言をする人は、恐ろしいほどギターがうまいので説得力100%だ。 非常に手ごわい!英語発音の世界と全然違う。 しかし、できない人は、実は、実際、もうやっているのではないか?プロのギタリストのコピーをやっているのではないか?やってもできないから、助けを求めているのである。 私が私が原理的に実行していることを自分で観察し、一体、自分が何をしているのかを根本的なレベルで問いつけることにした。 すると、気づいたのは、 1)自分がつねに4本の指を合理的に動かしていること(他の人はほとんどが3本だけを使っている、、、ちなみに3本しか主に使わないプロはたくさんいるので、3本じゃだめというわけではない。) 2)自分の人差し指の使い方。人差し指の先端だけじゃなくて、人差し指の中間から付け根までをつかって押させている。 この二つをすると、そうしない実践に比べて努力度が少なくても弾ける、、、というのが現在のところの仮説である。 そこで思ったのだが、バイオリンをやっている人に聞いてみたい。これってもしかしてバイオリンの世界では当たり前? 続く ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532       

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