June 2009
語彙はどうする?
おかげさまでアマゾンにて、機関銃英語がリスニング部門1位になり、また英語学習部門でも12位となりました。どうも応援ありがとうございます。 機関銃英語を始められた皆さん、まずは中国人のレベルまで行きましょう!楽に聞けるという状態です。聞けるようになったら、今度は英語喉をやってみてください。 さて、語彙は大切ではありますが、英会話をするうえで、言われているほど大切ではないということを今日は言いたい。今、時間がなくてできませんが、例えば私のぶろぐから1段落抜き取って、英語にしたとする。するとその英文には、そんなに難しい単語が含まれているでしょうか?私の勘ですが、 50%はすでに日本語になっている(例 ゲットする、ターゲットだ!ゴールを目指せ、、、という感じですでに日本語になっている) 30%は中学校で勉強する 10%は高校で一度は勉強している 最後の10%は、知らないかもしれないが、簡単に言うとどういえるかな?と頭をひねれば違う言い方ができる。 つまり普通に使っている英単語って、そんなに難しいものはないのじゃないか? ところが、語彙を1万語とか目指す際に、自分は聞き取りができないから、それを補うために語彙を覚えたいという感じがあると思います。 機関銃英語でシラブルを聞き取りかたをマスターするならば、音として頭に入ってくる。音として入ってくれば、こっちのものなのです。 特にしゃべるほうとなると、自分がしゃべるんですから、シンプルな単語を使えばよいですね。 こないだ、ものすごい光景をみたんです。ある観光地の売店でした。日本人の女性が二人。一人は、日本語でアメリカ人の店員さんにしゃべって、完全に通じていた。それは、コンテクストで通じるんです。売店で聞くようなことは決まっているから。もう一人がすごかった。簡単な表現だけで、通じさせていた。 TWO STAMPS TO JAPAN ONE MORE これだけで、完全に、通じていたのだ。 そういう発想ができるというのが、すごいと思った。何が大切なのかを知っていて、それをぽろっぽろっと語る。AIR MAILがどうのこうのというと面倒だから(かな)、TO JAPANで言ってしまうのがすごい。 こういう風に実践をやりながら、そこで、「あーこんなことが言いたかったのになあ」という表現などを覚えていく、あー、これは英語ではなんていうんだろう?と思った単語を覚えていく、、、というのがよいと思う。 もちろん語彙は大切だ。私が語彙力をつけたのは、やはり読んだり、テレビを見たりしてつけたと思う。使うなかで覚えるというのがよい。 語彙を勉強することで、リスニングができるようになる、、、という考え方は間違っていると思う。語彙が多くなると、想像がしやすくなるかもしれない、、、というだけだろう。 リスニングができないのは、シラブルを聞いていないからであり、喉音を聞いていないからである。 新しい目的を作ってほしい。今週末までに30語覚えるぞ、、、というのも、もちろん良い。それで覚えられる人は覚えられるのだから、どんどんがんばるとよい。が、こういうのも加えてほしい。 1日一回はネイティブ(あるいは英語を喋る人)と実際の会話をするぞ! と。もしその機会が無いならば、そのかわり英語でメールを書くぞ(そのプロセスのなかで単語も覚えるぞ)! とか。 相手がいるのである。この勉強法?は。
sとth(無声音)、zとth(有声音)の聞き分け
>ただ「機関銃」でsとth(無声音)、zとth(有声音)の聞き分けが難しいです。 確かに自分でも発音の言い分けが出来ません。(あきひろさんのこめんと) 色々コメントありがとうございます。とりあえず、これをコメントさせてください。 SとTHですが、I WAS THINKINGとネイティブが言うときに、あれ、あのTHって、自分の口発音時代の感覚だと、THがものすごくSに近く聞こえるなあと思うことがあります。おそらく、THの直前の音であるZや、その直後のNのハザマで、そういう風に聞こえるのでしょう。ところが喉発音をしている自分にとっては、やはりSと全然違う。絶対にI WAS SINKINGと間違えることはない。 口発音時代は、SとTHの違いは、口のなかの違い、それも口先のほうの違いと思い込んでいたのだけど、その感覚で聞くとTHもSも同じように聞こえることがあるということだと思います。 おそらく、あきひろさんは、まだその感覚が抜けないのかもしれない。 このあいだの録音のとき、Vの発音のお手本を私自身がやりました。機関銃の74ページ、CDのトラック34です。日本人がやりがちなVとネイティブのVを連続して録音したものです。 ところが、ネイティブのVをやったら、監督していたジーナからのOKが出ないんです。Vじゃなくて、Fに近くなっている、、、と。ブルブル凧音をもっと意識してやってOKがでました。 そもそも、アルファベットの個々の音(アルファベットの名称じゃなくて、、、例えばRをアールって感じじゃなくて、うーーーと読む事を指す)を言うことってあんまりないですよね。特にその音だけを録音するとなると、自分の感覚で、これがVの核だと思う音を出すわけです。で、たまたま、口発音時代の感覚で、Fの有声音みたいに認知していたから、なぜか、(1)空気をおもいっきり出すこと+有声音で対応していたみたいです。ところが、(1)の部分が強調されて、意図しなかったんだけど、F的な音になっていた。 ネイティブは、Vの音の書くとして、ブルブル凧音を期待するようです。風の摩擦ではなくて。 ちょっと、録音してみました。 最初のほうは、口発音時代の感覚のせいか、吹き抜ける風がVの核に違いない、それが有声音ぽかったらいいんだ、、、という(無意識ではあるけれども)感覚で、発音したV そのあとは、本物のV。ネイティブがこれこそVだ!と思うVです。 www.estat.us/blog/v_kaku.wav 違いわかりますか? そういえば、口発音の感覚でVを聞いていると、確かにVとBの違いが微妙なことがあります。私自身が、動画をとって、HELLO EVERYBODYとよく言いますが、そのEVERYのVのときに、あとで見てみて「あ、これ口発音の感覚で聞いていたらBに聞こえるなあ、、、勘違いして、Vが発音できていない!とか思われないかなあ、、、、でもこれは確実にVの発音なのだが、、、、と心配することがあります。 それぞれの音の核になる音色がわかって、はじめて、その音が聴き取れるんでしょう。だから、私はI WAS THINKINGと聞いても、THの核とは何かが聞き取れているからSと間違えない。その核の音色が何かのか、、、という視点で、もう一度、英語喉のSとTHのセクションを復習してみてください! おもうに、従来の教材は、日本人が思うところの違いというのを強調して練習させます。するどさとか、そういうところを練習させるわけですが、そういう練習をすること自体は、英語に触れる時間が長くなるという意味で、副産物的に、英語力が向上するとは思いますが、ますます、聞き取りが違う方向に向かってしまい、逆効果となる部分も大きいと思います。 音の本当の音色の違いは何なのか? そういうことを考えながら英語喉を復習してみてください。
QPさん、方向は確実に合っています
QPさんが、弁当BOXをUPされていました。 http://mrtoeic.blog75.fc2.com/blog-entry-241.html コメントです。喉発音はやや浅めではありながら、方向性が合っていますので、このままがんばっていってください。 http://app.sightspeed.com/vm/r81emrf2ngd93c2nw5hfdbu791w3dcgg/iqzj/ja_JP/1/