July 2009
周波数の話はやはり変ではないだろうか?
先日、周波数の話になったが、周波数の分布の様子が、言語によってことなる可能性はあるが、周波数の高さが英語のほうが高いというのは、どう考えても 変(へん) であろう。いや、低いというのはおそらくあっている。だって、どう聞いても日本人の声は高いし、ネイティブの声は低めだ。もっと正しい言い方をするなら、口発音でしゃべるとどんな言語でも高めで平たく、またCHOPPYだ。逆に、喉発音でしゃべると低めになるように思う。だからと言って喉発音だと高い音が出ないということではないが、会話のときの普通の声は口発音に比べると低めだ。 英語と日本語で周波数が違うという話は、どこをたどっていっても、いんちきくさい引用にとどまっていて、いつまでたってもデータを使っていて、PEER REVIEWのついた学術論文にたどりつかない。 ごちゃごちゃいうまえに結論を言うと、周波数がどうのこうのというのは、そういっておけば、信憑性が高まるかも?科学っぽいということだけでしょう。脳がどうのこうのというのと同じレベルの話だと思います。 さて、英語の日本語で周波数の分布の様子が違うということ自体はありえるのであるが、 だからどしたん? ということになる。 OH MAH MAH氏が教えてくれたところをさぐるとLとRの違いの周波数の分布の違いという話になる。が、ここでよく考えてみよう。論理が破綻しているのが分かるだろうか、、、。 http://atrcall.jp/atrcall/study/index.html 1、LとRは日本人には聞き取りが難しい(英語喉をやっていない場合) 2、だからその違いは周波数の分布の違いにあるにちがいない(ネイティブのLとRを比べると分布に違いがあった!)。 3.で、それで、ほらねと納得。 さて、なにが論理破綻かというと、LとかRの選択に問題がある。LとRは日本人が近いと思っているだけで、西洋人にとっては、全然違う音であるし、発音が難しいということではない。 では、日本人に聴き取れる音はどうだろう?たとえばBとS。これは完全に聴き取れる。日本人でも。 それでは、BとSの周波数の分布が同じなのだろうか?そりゃ違うと思う。でも日本人にはBとSの違いは聴き取れるでしょ。 LとRは日本人は聞き取れない。分布を見た。微妙に違う。その違いを聞いてないのだから、日本人は聞き取れないに違いない。 BとSは日本人は聞き取れれる。分布を見た。微妙に違う。あれ、違うのに聴き取れるのはなんでや? 周波数の分布が同じだったら聞き取れて、違ったら聞き取れないという仮説を立証するには、この二つのグループの音を見ていかないといけないだろう。日本人の聴き取れる音のペアとそうじゃないペア、、と。 なんか、それらしき説明もあるが、意味がよく分からない。 以下は、三羽四郎二郎氏が整理してくれている動画集の一部であるが、私自身がLとRの解説をしている。英語喉をやっていようといまいと、この動画をみれば、瞬間的にLとRの違いが分かるようにあるのではないだろうか???? http://www.youtube.com/watch?v=YRLKpNvPo94 いや、それはあなたが自分でそう思いこんでやっているからだとおっしゃるなら、機関銃英語のLとRのところを聞いていただきたい。喉の発音位置の違いが非常に大切と知った上で聞くと、これまでなぜLとRの違いが分からなかったのか、、、と思われることだろう。 ちなみに、これは、他の人がとったものだが、LとRの違いが舌の位置の違いだと勘違いしている人の説明である。よく聞くと、音が首の奥のほうから出てくればRじゃんと突っ込みをいれたくなるだろう。しかし、日本人に懸命に教えてあげようとしているこのかたの気持ちになって、この動画をみてください。 http://www.youtube.com/watch?v=NkzfeWhWyPo 周波数の話だが、分布の話は論理の破綻があるという意味で問題だ。またデータを使っていてPEER REVIEW的のある論文が存在しないのである。 みつけたかたは一報をお願いしたい。ただし、ちょっと関係しているというのは勘弁していただきたい。
信じてついてこいという言い方がある
高校教師時代に、生徒が冗談で、先生、ついていきますとかいう表現をしていたのだが、それをなつかしく思い出す。 私についてこい、などとは言えないのだが、一つだけまともにとらえてほしいことがある。 それは、語彙というのは大切だが、語彙というのは、まだ英語があまり喋れない人が気にして勉強するものではない という点だ。 もちろん中学、高校レベルの語彙は大切だろう。だが、まだ英会話がある程度できない人が、せっせと語彙を勉強するのは、長期的には無駄だということが言いたい。 ちょっと丁寧に説明する。以下が英語がうまくなるプロセスだ。 1)言えて聞ける (英語喉と機関銃英語でマスター) 2)中学高校レベルの基本語彙をマスター(このくらいはやってほしい) 3)英語におおいに触れる(IMMERSIONというやつだ) いわゆる単語帳で覚えるような語彙は(3)のプロセスのなかで、出会いながら、必要性にかられながら、覚えるものだ。 まだ聞けて言えない状態で、覚えても決して使えるようにはならない。特に、例えば、この単語には3つの意味があるとかそういうようなことを覚えていっても、どうせ将来使うことはないし、使おうと思っても忘れているだろう。 いや、私はTOEICのスコアを伸ばしたいので、そんな余裕はない。もっとイソギタイという人。以下が実行できるだろうか? 1.時事問題などに関して英語で読む。TOEICの問題に時事問題などがあれば、それを読んでもよいだろう。 2.読んだことを、実際にネイティブあるいは英語を使う外国人と議論する。その課程で語彙をマスター。実際に会えなければ、このさいネット上でのネイティブとの議論なども可能なのではないか? こんなのもありだ。 1.好きな映画を見る 2.聞けて言える状態で聞こえた表現をメモ 文化的なことで分からなかったことなどもメモ 3.実際に映画について外国人と語ってみる つまり、常に使うのである。 さて(1)の喉発音と(3)実際に使うは関連している。皆さんのなかで近くに外国人がいる人は試してほしい。喉でしゃべっていると、自然と外国人があなたのほうを見てしゃべる。口発音の人がしゃべったのに、あえて、喉発音のあなたのほうを向いて、確認をもとめたりするだろう。 ある論文を面白く読んだ。カナダの日本人大学院生が集まって、差別の問題について座談会形式で語っている。それは、いかにカナダの教室で日本人として、いや日本人女性として、差別されたかという内容だ。例えば、自分が何か言ったときは、何も言われなかったのに、その後でネイティブが同じことを言ったら、「あ、そうです、そうです」と同意したとか。それで、「えええ、自分も同じこと言ったのに、なぜ?」という感じの経験をされたそうだ。具体的には、その無視した人は黒人だったそうで、同じマイノリティーなのに!というショックがあったようだ。 それはおそらく口発音だから、無視されたのである。口発音は我々の想像を絶するほど、ネイティブにとってわかりにくいのだ。 例えば、日本人が正しいと思っている無声音はただの 風である。 Sはするどい風 THはつむじ風のようなもんだ。 風で、音を理解してくれといっても無理なのである。 ここでのポイントだが、喉発音をやっていれば、外国人が真剣に普通にあなたの話を聞くようになる。だからこそ、実際に使うという機会が異常に増えるのである。
喉第1期生の皆さんにアピール 弁当素材の音声UP希望(まだされていないかた)
この文書は、つねにUPDATEが進行中です。実践者の皆さんとの歩みを歴史として残したくて、これを書いています。 *** 皆さん、色々コメントをありがとう。喉出版より2年。振り返って、これまでに喉を応援してくださったかたがたを喉HEROSとナズケ、振り返ってみます(あれ、HEROESだったか、つづり?)。 皆さんは、喉の出版(2年前、いやそれ以前?からかも)より、喉を実践し、応援してくださいました。今回、機関銃英語のほうから入って、喉アカデミーに到達されるかたがたが、今後、たくさんいらっしゃると思いますが、皆さんは、なんと、分厚く、そして、機関銃英語よりも1000円ぐらい高い英語喉から始められたわけです。 1000円といえば、牛丼2杯分ぐらいに相当するのではないでしょうか?ご苦労をおかけしました。 喉の出版以前から、お世話になっているのは、実名をかかないといけなくなるので、とりあえず省きます。でも、いつも感謝をしております。当然、出版社さんも含まれますね。 色々な出会いがありました。まず衝撃的だったのはRON氏です。MIXI上において、喉パラダイムについて知らせたとき(出版以前)、そんなばかな?音声を示せ!と要求されました。私は、「いいですよ、、、てかそのほうが好都合」と思い、聴いてもらったわけです。で話を聞いてみると、大学時代のバイト先の先輩ではないですか。あの水泳帰りの姿の多かった先輩だったのです。RON氏自体の英語は、共著者が、「恐ろしいほどうまい」と形容しました。 天満氏との出会いも衝撃的でした(あ、これは本名ですね)。天満さんがさっそく音声を聞かせてくれたのですが、私は勘違いして、「うあー英語喉でこんなにうまくなったんですか?」と聞きました。なんと喉以前から喉を使っていたとは、、、。このあいだ電話で共著者のほうが話しましたが、そのあと、「彼の英語はSEAMLESSだ」と絶句していました。音声UPもそうですが、生で聞く、本当にしゃべられている英語をさして、SEAMLESSと言わしたわけです。 長崎の雨さんの場合、私は絶対にカラカイだと思ったんです。実はネイティブの録音をとっていて、それに対してどんなえらそうなことをカズが言うだろうというカラカイだと思ったので、最初の2,3のメールは、ちょっと不信感で連絡していました。こんなに上手な人が存在するはずないじゃないかと思ったからです。失礼いたしました。 最初からかなりできたかたがたも喉に価値を見出してくれまして、これは大いに励みになりました。TOSHIさんというかたも、喉前の録音でもすでにかなりなのに、それでも効果があったと認めれいただいています。 もちろん、最初はできなかったけど、喉に挑戦され、成果を上げられたかたがたくさんいらっしゃいます。初期のころのヒロさん、スーザンさん、空さんなど。実際に指導させていただいたかたも3期分になり、教え方を修練することができました(15人ぐらい?)。ありがとう。テッチャンも、遠くからきてくれました。NYのほうからも参加いただきました。ぜひ共同研究しましょう! テッチャンが喉を始められてすぐに、同じ階の住人に、食事に誘われたという話、あれ面白いですねえ。結局、喉発音=同じ仲間と見なす、、、ですから、誘わないと悪い、水臭い、とネイティブのほうが感じてしまうのでしょうね。 ZENさんは、喉革命後に英語関係の国家試験に合格されました。喉の効果で特にネイティブの反応が変わってくるという情報交換をよくしました。 アキさんはいつも私がちょうど考えていたような質問をくださいます。ですから、多くの場合、答えが、その通りです、、というのが多かったですね。 アキヒロさんは、喉の旅ということをよく理解してくださり、観察したことを報告してくれたりしました。するどいですね。 出光さんも非常によいテクニックを編み出されるかたです。MIXIの喉コミュニティが非公開なのは、出光さん(および他のかたの)テクが非常に面白いと思ったので、ある程度のプロテクションがあったほうがよいのではないかと思ったからです。後で思えば。 その他ユニークなかたがたがMIXIのほうで参加してくれています。KENJIさんも就職おめでとうございます。面接の際に、英語喉が役立ったという件、本当ですよね。 タチさんの英語喉によるラップ、衝撃でした。後で、「友人の英語を聞いて、自分も」と喉を始められたとメッセージをくれたかたがいたんだけど、あれってタチさんの友人じゃないかなあ、、、などと思ったりしました。 あ、最近ではREFRAINさんが、音声UPされていましたね。次が楽しみです。女性でUPといえば、マチコさん、REFRAINさん、そして昨日のまりこ。ENGLISH LIFEさんですね。女性でも当然喉発音ができるということの証明です。 いや、結構、女性のほうがうまいことがあるんです。実際、教えさせてもらうと女性の場合、つまどうのは最初の回だけのような。なにかふっきれたかのように2回目からは、非常にうまくできる。最初は照れるとかそういうことではないですか? このかたがたがアマゾンで良い批評をしてくれたのだと思います。音声を送ってもらったことはないけれど、NKJMさんのように、ひそかに応援していただいたというのも非常にうれしいです。 全然、期待しないところで、NKJMさんが、応援してくださっていたりしました。心強い。 また山口大学にて講演ができたのも、応援してくださる先生のおかげです(ニックネーム紹介してOK?確認ください)。ちょうど実家に帰っていたんですが、広島大学からは自動車で15分なのに、広島大学じゃなくて、山口大学というのが興味深かったです。 いや、こちらから紹介してピンと来ていただいたのは、なんと、ラウドネスのニイハラさんぐらいだったのじゃないかな。喉の実践者達はつねに、あちらからやってくる、、、SELF SELECTIONというやつですね。 また今年にはいってからだったっけ?神崎さん(どうもありがとう)のネット放送で天満さんが喉について語ってくださいました。ちょうどそのとき、日本行きの飛行機だったので、聞けなかったのだけど、それをきっかけに喉パラダイムを始められたかたがたくさんいます。 三羽四郎二郎さん、動画の整理、ありがとうございます。動画を当初SIGHTSPEEDでとっていました。この会社はきっとつぶれかけているのではないかと思います。だから、直す直すといって、全然直してくれません。アメリカからだと見れる動画もたくさんあるんですが。(アンチ喉のかたがたで、後でカズを笑いものにしてやるぞ、と動画をねちねちとダウンロードしておられたかたはおられませんか?ぜひご一報を。古いのが無いのかもしれません。このあたり調査が必要ですね。) その他、TOEIC学習者の皆さんがおられるので、はやめにまとめますね。 私の動画はいいかげん度が高いでしょ。それはわざとです。英語は自然に喋るものであり、準備してしゃべるものではありません。英語を教えてやるぞ!と意気込んでいるのだから、当然、全てアドリブでしゃべるべきでしょ。だから、一見、いい加減に見えるのです。英語は、1シラブル1シラブルしゃべるものであり、準備して、フレーズとか文とかを訳しながらしゃべるものではないのです。 ある一種の「いいかげんさ」でいつも思うことがあります。それはLOUDNESSのギタリストの高崎さんが大昔言っていたことです。第2アルバムでエクスプローラーというものすごいギターソロを披露されたのですが、それのギターの部分部分のあいだに、びーーーーって感じで、アンプの雑音が入っているんです。それって「ええかげん」なレコーディング?と思われるかもしれませんが、実は、ものすごい曲の最初っから最後まで一発でとったという証拠なんです。つまりギタリストにとって、そういう曲をダビングなしに録音するのは 美学 なのです。だからいい加減ということではない。 英語を教えるということを動画でとるときに、準備したり、文に書いたものを読んではいかんと思います。だから、私はつねにアドリブでやっているわけです。 ジャンさんは機関銃英語を使って、トレーニングをしていただきました。ジャンさんは情報処理関係の専門家です。喉でピンときてくださり、そしてそのネットワークの広さを機動的に使ってくださり、機関銃英語を応援してくださいました。 リナさんのあたりから、次の大爆発が起こるのではないか?という予感もします。リナさんは、歌手です。そして、ボイストレーナーです。英語喉のテクニックと、リナさんの技術、才能、経験が合わさるとどんな爆発的なものにつながるのでしょうか??? 心残りはRさん(Lかな?)。R(L?)さん、指導させてもらいましたが、うーん、もう少しのところです。しかし、R(L)さんがなんらかのきっかけでできるようになると、それが起爆剤となって、誰でもできる、、、という感じになるのではないかな。お忙しいと思いますが、ぜひ、電車のなかなどで、喉を鳴らしたりしてみてください。そして、できるようになったら、なにがきっかけだったのかご報告ください。うーん、なんとなくリナさんなら、なにか、いいアイデアがあるんじゃないか???などと時々思ったりします。 その他、色々といらっしゃるのですが、プロの視線から見守っていただいた入るかた(これは私が感じること)が、います。どうもありがとうございます。 出版社さんはそのプロですね。「機関銃英語」なんていうぐーグルしても、出てこないようなネーミングのすごさ、、、また編集でも、やはりプロだと思いました。私は、後で読んで、あれ、ここの部分、うまく工夫してくださっていると感動することがあります。例えば、シラブルとビートを別の章で説明するというのは、SUGGESTしていただいたことだったと思うのですが、絶妙です。わかりやすさが倍増していると思います。 地元で実際に教えさせていただいたかたがたも、どうもありがとう。結構テクニックたまってきました。またあつまりましょう。夏が終わるまでにBBWしましょう! 名前が出なかったかた、ごめんなさい。ちょっとイソイデ書いているので、また次の機会に、こっそり足します(ワシの名前がでとらんというかた、以下にコメントください)。 さて、連絡をしてくださっていない方も含めた喉第1期生のかたがたにお願いがあります。 現在、機関銃英語を終えてこれから英語喉へと移行されるかたが増えているのではないかと思います。そこで、お願いなのですが、喉以前と喉以後の「弁当素材」をUP願えませんか(まだそうされていない場合)?そして、喉革命以前と喉革命以後の音声を、壁のように並べることで、その効果を確認し、今後、挑戦されるかたがたを応援したいのです。 さて、そのUP方法ですが、理想は、BLOGなどを開設されて、そのURLを送ってくださることです。右の国産メニューのところで、国産ネイティブというところをCLICKして、その例を見てください。 直接、音声ファイルを送ってくださるのもありです。メールください。ただ自演と思われる可能性がありますが、これは仕方ありません。 それではよろしく!