December 2009

灯台もと暗し と ブルーススプリングスティーンは何シラブル?

母が結構長いあいだNHKのラジオ講座を聞いたり、公民館で英語のサークルに通っているのだが、英語喉、および機関銃英語に関しては、全然読んでいないし、そもそも、そんな効果があるものだという認識がない。 灯台もと暗しとはこのことである。 そして、そのサークルの先生は近所の先生なのだが、もちろん、英語喉を届けてもらってあるのだが、おそらくツンドク状態であろう。 母でいえば、何十年も、いや半世紀も英語を勉強していても、とっさに喋れないのだから、まさか、機関銃英語を読んだから、聞けるようになるということなんて信じられるはずがない。 父は、三修社さんが、新聞広告を出すたびに、印刷して母に見せていると思うのだが、全国紙の第1面にどかーんとわが子の名前が出ても、全く、ピンとこないようである。 たまに、喉発音や3ビートの説明をしてみるのだが、それでも、メソッドをやってみるという気はない。 我が母親が信じられないもの、、、というか信じるとか信じないというものではなくて、ピンと来ないものが、まさか、言語学者や音声学者に信じられるわけがないかもしれないな、と思う今日この頃である。 とはいえ、繰り返してもらうと結構、うまく喉をつかって発音できる。シラブルの数など正確だ。 このあいだ、喉発音の説明をしたときに、「いや、喉に注目してみたけど、別に聞こえるようにはならない」と言っていたことがあったのだが、よく聞いてみると、その日本人の英語の先生の英語を聞いて、喉発音には聞こえないと言っていることが分かった。それは日本人の先生だからだ。   まあ、思うに、母は純粋に、英語の先生とか、英語を長い間勉強している人は英語ができると思っていると思うのだ。 実際問題として、英語が音として聞けている人は、英語喉実践者ぐらいしかいないと思われる。 英語の専門家の人だって、英語の能力自体はなくても、研究はできると思い込んでいるのだ。さらに、そういう人だって(私の友人に多い)、「英語教育自体は私の専門ではありません」とか、おっしゃるのが普通。こらー、英語おしえとるやんけ、、、とか思うこともある。 リスニングの本を書いたりしている人だって、音が聞こえていなくて、だから、語彙を増やすとか、論理が大切だとかそういう方向に行ってしまう。 はやく、音が聞けるようになり、すっきりしてほしい。 この4月にまだ当時3歳だった姪が、ヒラガナもまだ書けないのに、日本語で言ったとおりを繰り返すことができた。それはヒラガナという単位が非常に原始的であり、子供はそれを単位として日本語を理解しているということの証明である。英語を繰り返させても、シラブルを正しく言い返してくる。 たとえばブルーススプリングスティーンっていうアメリカの歌手がいる。綴りを思い出そうとせず、このカタカナだけで、何シラブルかを想像してほしい。あえて。これはクイズみたいなもの。 何シラブルだと思う。3ですよ。3。 BRUCEは1シラブル SPRINGSTEENは2シラブル。 たった3シラブル。母音が3つしかないところに注目。3シラブルっていうと、例えば中国人の名前で毛沢東とか蒋介石と同じですよ。シラブル数は。さらに、読んだときの、名前の長さの感覚もそんなに変わらない。 これをまだ小さな姪に発音させると見事に3シラブル(3拍)で返してくるだろう。 しかし大人だと10シラブルぐらいになりそうだ。 音声で説明。 www.estat.us/blog/bruce.wav  

Read more
国産ネイティブ
国産ネイティブ圏内に達しました RYOGONさんを再度紹介します

RYOGONさんが、私の感覚で国産ネイティブの域に達しましたのでご報告します。再度紹介、、、なんか再逮捕みたいですが、、、(笑)。 http://language-study.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300790460-1 先日、三羽先生と、国産ネイティブって?ってみたいな話をしかけましたが、私の感じでは以下のような感じです。 例えば、RYOGONさんのこの音声を、まったく脈絡もなく、何の説明も加えずに、ネイティブに突然聞かしたとすると、「で?」とか、「ふーん、弁当っておいしそうだね?」というような感じの感想がありそうだったら、国産ネイティブということです。逆に、「この人はなまってるなあ」とか、「日本人かな?」という感じで、内容よりも、英語のナマリに気がとられたような感想がありそうだったら、まだ圏内に達しているとはいえません。 その条件としては、3ビートがスムーズであること、喉発音、少なくとも、ゲップエリア*付近*が定位置になっていることです。 国産ネイティブとなれば、喉の旅が始まりますが、喉の旅というのは、実際にネイティブの友人ができたり(日本人の友達と同じ感覚で)、その過程で発音を微調整していけばよいというかんじです。 RYOGONさんの英語には、まだ浅めになってしまう部分がありますが、この問題は、実践を通じて直していくということがよいでしょう。例えばですが、うるさめの喫茶店で口発音ぎみになることがあるならば、ネイティブの眉間にしわがよります。そういう実体験を通じて、「おっと、喉発音にしなきゃ」というかんじで修正していきます。以下の音声でいいましたが、実際の会話では、次はアクビエリアだ、次はゲップエリアだなんて考えて発音できるはずがありませんから、首の根元を定位置とすることで、対応します。 音声でコメント www.estat.us/blog/ryogonsan.wav おめでとうございました!

Read more
科学革命
英語喉パラダイムも弥生時代に突入?

 英語喉の歴史において、第1期(縄文時代?)に関しては、右のほうのメニューをみていただくと分かるが、歴史を記録しておいた。主に、英語喉の出現前から(おそらく)、待っていてくれた方、天満さんルート、TOEFL学習者の皆さんでアンテナがピンと張っていたからがた、神崎さんの放送で英語喉を知ってくれたかた、、、などが、これまで喉の歴史を盛り上げてくれた。 もちろん出版社さんのご尽力にも頭が下がる。 さて、第2世代、弥生時代が始まりつつあるのだが、それは機関銃英語をきっかけに、喉パラダイムを知ってくれたかたがたである(と思われる)。なかには、三羽チャンネルをきっかけとした人もいるかもしれない。新聞広告や本屋さんで喉パラダイムを知ってくれたかたもいるだろう。 特徴はBLOGでの報告をしてくださっているという点である。GOOGLEしてみたら、以下のリストが結構、簡単に整理できた。もれていたらご報告を。  まさかBLOGでこのような展開をしていただけるとは、、、。これまで、言語学者にメールしたこともあるし、マスメディアの知り合いとも会話したことがある。テレビ局関係の人だって、例えば同じアパートにいらっしゃったこともあるが、こちらからどうですかと紹介して、本気にしてくれることはほとんどない。文部科学省さんにも3冊献本させていただいたが、本が来たからといって、評価してくださるようなことではないのだから、これはしょうがないだろう。  アマゾンレビューがサクラであるとか、著者自身が書いているのではないかという濡れ衣もきせられたので、不愉快であった。正直な話、喉が大切なのは、外国人の声をききゃわかるでしょうが、、、と思ったものだ。アキさんがおっしゃっていた言葉など、とても勇気づけられたのだが、それは、実践をしている人達が今後社会で活躍することで喉が知られることになるであろう、、、という啓示のような言葉でした。 ちなみに、以下は、英語喉出版よりもずいぶん前に私がある先生の掲示板にて、英語喉の予告をした書き込みです。2005年でした。できるようになるのに時間はかかりません、、、と書いているが、今では、ある程度は時間がかかる人もいるということが理解できる。ただし、直接目の前で指導させてもらった場合は別だが。この時期を英語喉氷河期と呼んでもよいかもしれませんが、全く理解を得ることはできませんでした。とはいえ、英語喉パラダイムの言説の誕生の割れ目であるかもしれません。 http://www4.rocketbbs.com/741/bbs.cgi?id=phonetic&mode=res&no=736 さて、以下は、喉も弥生時代を迎えたということが分かるBLOG集です。  皆さんどうもありがとうございます。 英語喉 チャレンジブログ http://language-study.blog.so-net.ne.jp/ Native Speakerへの道 http://englishthroat.blogspot.com/ SNOWBOARDER'S ENGLISH 横滑り系のための英会話 英語耳を作ってリスニングの鬼になれ!リスニングの福音書とも言われている機関銃英語が聴き取れるだ! http://snowboarderenglish.180r.com/kikanju.html デュークさん 英語の画期的な本を発見! http://ameblo.jp/dukeearl/entry-10382141355.html もみじまんさん 劇的変化!「英語喉」 http://upeigoryoku.sakura.ne.jp/eigonodo.html 「英語喉」はなぜ効果的? http://upeigoryoku.sakura.ne.jp/eigonodo2.html 英語教材徹底比較道場さん http://eigohikaku.tou3.com/Category/7/ ブログ「乳がんになって」 http://kyon-chan.at.webry.info/200910/article_16.html ブログ「外資系で働く」 http://gaishikei.info/blog/archives/87 タイでの日本語教師 (このかたは、縄文に属すのか、弥生に属すのか、分類が難しい) http://thainihongo.seesaa.net/article/129594341.html  

Read more