March 2010

SAS入門マニュアルを翻訳しました

皆さんのなかに、統計がご専門のかたはいらっいますか?やっとのことで、SASの入門マニュアルを日本語化しまして、ガンバレ大学の統計学部に配置しましたのでご案内します。 http://www.estat.us/kaz/id27.html

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脳科学と暗黙知 

池谷さんのエッセイ(http://gaya.jp/english/katakana.htm)を読んで思ったこと。今日はそれを書いてみる。 池谷さんの言っているをまず引用 引用始め************* 英語の上達はあきらめよう!?  自転車の練習は、40歳になってからでも、50歳になってからでも可能である。運動制御系の可塑性は年齢に無関係で、歳をとっても衰えることがない。一方、言語を習得するための可塑性は、年齢とともに急激に衰えることが知られている。言葉を覚える能力は、一般に8歳までであると言われている。この年齢を過ぎると、新しい言語を覚える能力は急速に低下する。「9歳の壁」と呼ばれる脳の変化だ。こうした現象が脳に備わっている理由は明らかになっていない。しかし、私たちはこれを事実として受け止めなければならない。 引用終わり*************   断っておくが、このエッセイはすでに英語喉革命を経験した人を読み手と想定して書いている。当然、上の池谷さんの発想は(といっても、脳科学を待つまでもなく普通の人が考えている典型的なことかもしれないが)、英語喉実践者から考えると間違いである。   もちろん、英語喉をまだ未経験の人には、理解できないことだろう。が、それはしょうがない。 しかし、池谷さんのやっている脳科学の観点から見ると「真」なのであろう。ということは、脳科学の何かが間違っているということになるが、一体、どこが間違っているのだろうか(結論としては、間違いということではない、、、という方向に行く)?   一つには、日本人以外であれば、8歳すぎても、英語を使いこなすようになるのだが、日本人が例えばメキシコ人の喋る英語を聞いて、なまっていると思い、結論――>大人になって英語を喋るとネイティブレベルにならない、、、と勝手に決めてしまうところがある。実際には、メキシコ人はなまっているだけであり、普通に勉強していれば、しっかり英語が喋れる。また2010年の現在では、常に、なまりが強いとは限らない。特に英語よりも、音が多そうな言語を喋るヨーロッパ人(例スウェーデンとかドイツ)は、ネイティブかどうかちょっと分からんぐらいの英語を喋る。   日本人が、いや、自分にとって英語が困難だったからということで、他の外国人も8歳すぎたら苦労するものだと思いこんでしまうのだ。   しかし、これから、脳科学が間違っているとはいえない。   池谷さんが間違った(?)部分があるとすると、ここだろう。 脳は、何かを時間をかけて吸収する。英語も時間がかかる。だから、大人になったら遅いかも、、、というロジックにおいて、ある誤りがある。   脳が何かを長い時間をかけて学ぶプロセスにフォーカスした点が、間違い?だったのではないか(正しくは、脳が瞬間的にどう情報を処理するのか、、、にフォーカスするべきだった)。それが顕著に現れている箇所を引用してみる。   引用はじめ************* 生まれたときは白紙であって、環境に応じて能力の色付けをしていく。それが脳の姿なのだ。赤ん坊が英語圏に生まれたのなら、英語を話す脳に変化するし、日本に生まれたのなら日本語の堪能な脳へと変化する。これらはすべて訓練の結果に生じる可塑性である。自転車に乗らなければ脳は変化しないし、英語に触れなければ脳は英語に順応できない。あまりにも当たり前な話である。  ということで、私たちは明快な結論に到達する。 英語勉強は努力あるのみだ 引用終わり*************   池谷さんが、何を間違ったか?ということが議題だ。   発想の転換をしてほしい。   脳がいかに、赤ちゃんのときから発達していくかというDEVELOPMENTALなプロセスでなくて、脳が情報を選択する、、、という瞬間的なプロセスにフォーカスするとよい。   脳は、情報をとりいれたとき、全ての情報にフォーカスしているわけではない。日本人の脳は、英語を聞いたときに、その口のなかの些細な音にフォーカスしてしまう。そして、英語の音の核である喉の音を無視してしまう。 ――>だから大人だから英語が聞けない、発音できない、、、ということではない。大人であっても、フォーカスするものが正しければ、言語がマスターできるのである。   だから自転車と一緒なのだ。自転車は大人でもバランスの取りかたにフォーカスすれば、乗れるようになる。特に、初心者は恐いからゆっくり進みたがるが、練習しているうちに、スピードがある程度でるからこそ、バランスが取れるのだ、、、ということに気づくのである。   英語の聞き取りと発音でも同じだ。英語の音の核である喉の音、立体的な音に耳を澄ましてみよう。聞きどころを同じにすれば、聞けるのである。   ところが、従来のパラダイムでは、英語が周波数が高い、、、というようなことを言うものだから、逆効果である。あえて、低音にピッチを合わせるのが正解である。低音、、、というか、まあ立体的で響きの豊かな部分に集中するのである。   さらに従来のパラダイムでは語彙が大切だとか言っているから、これもやっかいだ。単語の意味にフォーカスするのではなく、英語のヒラガナにあたるシラブルを一個づつキャッチするのが大切だ。   一個づつは早すぎるとおっしゃるかもしれないが、NKJMさんが、アマゾンレビューで言ってらっしゃるように、シラブルを聞くと、ネイティブの言っていることが逆に、ノロマ的に聞こえてくる。例えばTOKYOをネイティブが発音しているのを聞くと(NKJMさんの例)、トオキーヨーウという感じで、非常にノロマに聞こえる。 英語喉実践者にとって、池谷さんの言っていることが間違っていることは確実なのだが、それは脳科学の引用するときに、フォーカスの点を間違ったということだと思う。   英語喉の示唆するところは、脳というのは、ものすごく優れていて、正しい場所に焦点さえ当てれば、言語だとか、様々なものをマスターしてしまう、、、ということだ。   日本の教育制度や資格制度は、この脳の性格を完全に無視し、壊してしまう、、と私は感じる。例えば、受験のための知識は、その知識をどうマスターし、使うかということじゃなくて、暗記するかどうかという点が大切だ。   すると、その知識を本当に生かすために大切なことを完全に無視してしまうことになる。例えば、英語においては、喉発音とシラブルが大切だ。しかし、受験制度では、そのようなものを試験することができない。   […]

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英語で喋らナイトリターン

英語喉でGOOGLEしたら、特許翻訳のご専門のかたが、英語喉レビューをしてくださっていた。どうもありがごうざいます! http://scomber.seesaa.net/archives/20100325-1.html 昨晩、何の気なしに、NHKをつけたら、なんと英語で喋らナイトリターンをやっていた。その感想。 1)英語が分からんでも、楽しめる、、(けど、それでよいのかな?) 2)ネイティブの英語の部分(カビラさんのMC)、日本人学習者が聞いて理解するのは不可能なレベルの英語(でも字幕が出てくる) 3)石田純一さん。喉発音要素が強いので、よく理解できる英語。3枚目役をやっておられる矢嶋さんも、喋るときに、叫ぶ感じで喋るので、たまたま喉発音の要素が強くなり、結構、理解できる英語。女性のかた(かわいい系の人、押切もえさん)は、完全、口発音だったので、これは直したほうがよいけど、カワイっぽさを維持できなくなるかも。 4)パックンと、もう一人の外国人がものすごい上手な日本語を喋っている。20年前にはそれほどいなかったが、やはり2010年だから、たくさんの外国人が平気で日本語を喋っている(その逆に、日本人は20年前のままだ)。 まとめ ネイティブの英語が出てくるとき、字幕が出るけど、レベルが高すぎると思う。この傾向は、東後先生のコーヒーブレークにも入れることだと思う。日本のこういう番組で出てくるネイティブレベルの英語は、高度すぎないかな??? 私がアメリカに暮らしていて日常会話で聞くような部分は、パックンたちが日本語で喋っていて、ちょっと残念のような???でも、それやったら、日本人スタッフが全然言っていることが分からなくなるから、避けているのかな? あの設定だと、英語でやるとステージ上のゲストが全然、英語が分からない状態になる。だから、英語は日本人ゲストが喋る部分と、カビラさんの字幕付きMCだけだ。 英語喉を紹介してくれないかなあ。

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