March 2010

Native Speakerへの道: 学会にて、日本の危機を感じました

http://englishthroat.blogspot.com/2010/03/blog-post.html

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大杉正明先生とスーザン岩本先生

大杉先生とスーザン岩本先生の企画で http://www.voicetrek.jp/ というのがあります。大杉先生とスーザン先生が、会話をするという設定です。大杉先生といえば、私も高校生ぐらいのときにラジオ講座の先生ではなかったかな?お世話になりました。 大杉先生とスーザン先生の対話を聞いて思うこと。 大杉先生の英語は*かなり*よいと思う。ただ、アメリカ英語と同じような形でゲップエリアとアクビエリアの区別をしておられないという感じで、アメリカ英語との違いは分かる。スーザンさんと同じような形では、ゲップエリアとアクビエリアの区別をされておらないが、それでも、アクビエリアにはアクセスさせれていると思う。それがSYSTEMATICなのかどうか私には分かりにくいのだが、いい感じである。 単語ごとに切って喋ってらっしゃる感じがするのだが、これはスーザン先生にも移っているが、、これはそうすれば日本人に聞きやすいという配慮だろうか。単語をスムーズにつなげるのがベターだろうと思う。 英語ではあまり切らない。とはいえ、もちろん切れたらダメということじゃないよ。 最後に、話の形式で、スーザンさんが、かなり長々と喋っておられるのだが、これは東後先生のコーヒーブレークと同じだ。逆に、大杉先生が喋りだすと、スーザンさんが、非常にINTERACTIVEに言葉をはさんでいる。 これは、おそらく根本的なところで日本文化 VS スーザン先生のアメリカ、西洋文化の衝突だと思う(スーザンさんがメインに喋るという企画なのでなければ)。 スーザンさんは、おそらく、大杉先生はおとなしいなあ、、、と思いながら会話をがんがんしているのではないか。というのは、日本人は、口を閉じて、息をしずかめに、相手の話が終わるのを待つからだ。すると、スーザンさんは、どんどん、どんどん話しまくる。 本当は、大杉先生は、途中でからみたいのかもしれない。でも、おそらくNONVERBALなコミュニケーションの要素が、スーザンさんに、「大杉先生は、今、聞くモードになっているから、もっとしゃべりつづけないと」という信号を送っているのかもしれない。 普通に考えると対話的になりそうだと思うが(もちろん、そういう形式が意図されているのかもしれないが)。 そういう意味で、小林克也氏のトークなどは、根本的なレベルで(会話の絡み方など)、ネイティブと同じだった、、、という記憶があるのだが、また今度、YOUTUBEで見てみよう。 息づかい、口をだらーんとあけておくこと、、、これが西洋人との対話では大切だ。 私とジーナがこの企画をやったとしたら、文が終わるか終わらないころにどっちかが喋りだしていて、間がうまってしまうだろう。 こらー、人の話を最後まで聞けー、、、という感じになるかもしれないが、英語ではそれが普通に思える。 皆さん、これは何回も言っていることだけど、もし西洋人とのディスカッションで押されぎみになり、言いたいことも言えない状態になったら、 口をぼけーとさせて、 息を吸う音を出してほしい すると西洋人は、 ありゃ、何かいいたがっとるんじゃないか? と気づいて、黙って、喋らしてくれるよ。 わしんちの犬でも、わしの息の音を聞いたら、こっちむくんじゃけん。哺乳類には共通の信号じゃとおもう。

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強弱リズム???なぜ大切だと勘違いしたかの理由の推測

英語は強弱のリズムからなるという俗説がありますが、もしかしてそれは、カタカナに直してしまう癖が原因ではないかな? 例えばですよ、確かに、ボンボンボンというかんじのシラブルの真ん中に重心が置かれているような感じは確かにするでしょう。とくに大げさに発音しているならば、その感じが強調されて聞こえます。 THIS IS A PEN を大げさにいうなら、 thIs Iz A pEn という感じで聞こえるかもしれませんね。 さて、さらにこれをカタカナ英語に直してみると ディズ イズ ア ペン これが、強弱アクセントに感じられるのかもしれません。 本来は、BON-BON-BONというリズムがあるだけなのだけど、ちょうど、そのOにあたる部分がカタカナにしたときに、結構、まばらになってしまいます。それはあくまでもカタカナ的に耳に入ってくる人の場合です。すると、もう一度書きますが、まばらに強弱が起こるように聞こえるでしょう。 ディズ イズ ア ペン もし、これが、英語の音が最初から聞き取れているならば、以下のように聞こえます。 THIS-SIZ-ZAP-PEN これが聞き取れていれば、強弱アクセントだという発想は生まれず、ただ単にシラブルがつながっているんでしょ?となります。 強弱リズムで読むと英語らしくなるとか、なんらかの形でリスニングがよくなる(ならないけど)という勘違いは、ここから来ているのではないでしょうか。 *** キーワード 英語発音 聞き取り 音声学 批判 英語喉 機関銃英語 ***

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