February 2011
近所の人に教えた+5つのポイントを箇条書きにして音声で説明
1週間ほど前、犬の散歩中に出会った日本人に英語喉をみっちり1時間、昨日教えさせてもらいました。 しかし、これってとても珍しい。こちらが、英語喉を紹介して、え!それは面白い、教えてください、はい教えます、、、というパターンは、英語喉が出版されて4年に成りそうになる今、 たったの2回目(だと思う)。出版以後ね。 1回目は、KENJI Yさん。KENJI Yさんから別件で連絡があり、ところで英語喉ってやってます、、、え?面白そうですね、、、と。 こちらから、こんなんありますと紹介しても、普通、レスが鈍い。ぽか~んって感じです。前は英語喉か機関銃英語を、あるいは両方をアマゾンで注文して届けていましたが、馬鹿らしくなってやめました。ピンとこないものは、読まないし、実践しないですよね。 ピンと来る人は特殊なのでしょう。こちらからどうですかと言っても無理。 これは(私が専門の方法論でいうところの)、セルフセレクションバイアスってやつで、そもそも、ピンとくる時点で、すでにその人は特殊であると。 私としては、英語喉出版以前は、ピンと来る人ばかりに出会っていたのです。 ピンと来る VS ピンと来ない、、、 あ、そうだ、皆さん、英語喉を全然知らない人に、真顔で、外人さんて声違うと思う?なんでやろ?と聞いてみてくれないか?どんな説明するだろう。体が違うと言ったら、日系人だって声がちがわへん?とつっこむと。 それでは、昨日のレッスンで強調した点で、皆さんにも参考になるかもしれない点を箇条書きにします。 1.「(首の根元から口のあたりに、右手の手のひらをべた~~とあてて)この肉をならしてください、、、(口の中のほうの、、、と口の出口あたりを指しながら)空気を摩擦させるんじゃなくて」というコツは有声音のTH(例 THE)と、Vをマスターするのにとても有効です。最近、全然、時間がかからなくなりました。なるためには、リラックスしていないと、、、と言うことも有効(でも言わなくても、鳴らすためには、自然にリラックスしますね)。 2.Vと有声音のTH(例 THE)の聞き取りは、特に喉の音を聞くという感じが大切。 3.(これは前も書きましたが)、アクビエリアの音は艶っぽい声優さんのような音、ゲップエリアの音は「がまがえる」みたい、、、という意識的な区別を、息をすいながらエを出す練習のときに強調。そして、その後の音でも、その根本的な音色が関係してくるということを強調(例 Rはがまがえる、Lはつやっぽいクリアな感じ) 4.KとGを教えるときに、喉が開いたままということを言いますが、結局、KとGのときだけじゃなくて、全ての音で喉が開いたままということに気づいてもらう。な~んだ、個別の音のたびに右往左往するのではなくて、ただ単に同じ原理が働いているということ。だから、日本人以外の外国人は、英語を簡単にマスターするということもいえます。 5.喉を一旦やって、会話で使うときは、シラブルをひとつひとつ丁寧にゆっくりと発音すること。特に、BE動詞みたいに、これまで何回も使っている表現は速く発音してしまいがちだけど、それを発想の転換でやめる。ゆっくり、シラブルをひとつづつ発音、、、でも切れ切れにならないように、スムーズに音をつなげて継続させる(トランペットの音みたいに)。 音声にて上のことを説明しました。 www.estat.us/blog/kinjo.mp3
英語喉254ページ 表7の音声をとりました
まず、英語ネイティブさんが、コメントを残してくれまして、初TOEICの点が830点だったそうです。リスニングが440点、リーディングが390点。素晴らしいですね。GOOD JOB!英語喉効果が現れたということで、うれしいです! さて、やはりBLOGエントリーは、使えるものがよいと思って、英語喉254ページの表7の音声をとりました。ネイティブメソッド子音抽出表です。これは、例えば、まみむめも、、を言うのに、できるだけ喉の奥を使えば、自然と子音と母音が離れる、、、ということを利用して、子音を子音だけで、母音を母音だけで(後者は楽だけど)言う練習です。 英語喉をまだやっていない人だって、できるだけ奥のほうで発音すれば、なんとなく子音と母音が離れ気味で発音されることに気づくのでは?このこと自体、英語喉発見当時、私には衝撃的でしたよ。 それではどうぞ。 www.estat.us/blog/hyo7.mp3
英語公用語 ひろゆき 鳥飼玖美子(先生)
英語公用語 ひろゆき 鳥飼玖美子 というキーワードでYOUTUBEでヒットする動画を見た。 http://www.youtube.com/watch?v=P0Lmiy5u60o 鳥飼さんは、立教大学の先生。で見ていて、私自身は、ひろゆきさんの次の言葉に反応した。鳥飼先生のおっしゃっている事柄には、同意できないと思ってみた。 ひろゆきさんは、英語ができるようになったのは酒飲んでいてそうなったという点。 酒飲んでいて、喉がリラックスしたので、発音ができるようになり、また聞き取りもそのお陰でできるようになったのでは。(だからと言って、未成年がお酒を飲まないようにしてください)。 それから、ひろゆきさんが、アメリカではメキシコ人とか、英語を普通に喋っているというような発言をされていて、これは私が言っていることと同じ。韓国人のプロフェッショナルも英語が喋れているとひろゆきさんが言っている。これも私がいつも言っている。 でも鳥飼先生が、いや、できない人もいますよ、、とそれを否定されていた(確かに、私も85歳のヒスパニックのオバアサンで英語が喋れない人に会ったことがあるけど、それでも英語は聞くほうは分かっていた。) 私の感じでは、ひろゆきさんの言っていることがだいたい正しいように思えた。鳥飼先生のおっしゃっていることは、なんとなく20年前にも聞いたことがあるようなことだと思った。どの部分をとっても、日本人が英語ができなくてもよいということにつながる言い訳?みたいな役割を持つ言説だと思う(英語喉革命を経験している人は分かってくれるだろう)。実際、鳥飼先生は、世界には色んな英語があるのだから、日本人は日本人の英語で堂々とやればいいとおっしゃっている(でも、それで通用しないから困っているのに)。 鳥飼先生は、日本語を喋るときに、声を喉であまり切らずに喋っている。これは韓国人の発声法によく似ている。だから英語も得意になられたのではないかと思う。英語がうまい日本人は、必ず声も良い(喉で切らない喋りかた、、声がよく通る、、喉で音を切ると英語が全然通じない)。 しかし、1時間以上の番組で、鳥飼先生が英語を発音されたのは2秒ぐらいだったのだけど、やはり口発音だった。たぶん、先生も英語に苦労されているのではないだろうか?先生のご意見を聞いていて、まあ、結局のところ、他の人たちが言っていることと全く同じなのだけど、先生、英語が本当にできるのかなあ、、、などとタブーなことをまた考えてしまったのだ。 1時間、英語教育について喋って、英語が2秒、、、。なぜにかっこつけないのかな。英語で。わしだったら、3分の1ぐらいは英語になるかもしれない。かっこつけるためだ。自分が英語ができることを示すことで、聞いている人にもやる気をもってもらうとかいうことではなく、かっこをつけるためである。うなづくときにア~ハ~ンとか言って(笑)。 冗談がすぎたか。 聞き取りとか本当にできるのかな、、、。口発音で聞き取りがばんばんできている人っているのかな、、、。 それは失礼なことだと思うのだ(けど知りたい)。だから言い換える。 思うのだけど、英語教育について発言している人達は発言していることが研究に基づいていないのではないだろうか? え? だって、英語教育に関して発言している人たちの業績を見ると、研究の成果であるレフリー付きの論文、それも英語だとベターだと思うが、、、、がないからだ。(鳥飼先生のことではない。知らないから。) えええええ???? 鳥飼先生が、TOEFLの点で、日本人の英語力が低いと決めるのはいかんとおっしゃっているが、これは20年前にも聞いた。というのは、日本人は留学が目的でない人もTOEFLを受けるから、、とか。え、本当かな、、、??? 日本人の英語力と外人の英語力を比べるというような基礎的な研究がなされていないのではないか?さらに、レフリー付きの論文がない。 ない? 音声学をまず勉強してから発言してくださいとかすごんでいる人がいたけど、その人達もレフリー付き論文が皆無である。 以前、あなたの本は一般書であって、学術書ではないとおっしゃったかたがいたけど、その人もレフリー付き論文がなかった(ごめんなさい、こんなとこで引用して、、、堪忍してください。でも読んでらっしゃりませんよね。)。 もうこのことはこれだけでいいません。永久に無視されるので。英語喉革命さんに、不必要なクリティークと言われそう。 本は査読がきつくないので学術的業績とは言いにくい。自然科学の人なら分かってくれる、、だろう。 レフリー付きの論文に出そうとして、リサーチャーは苦労している。 普段から疑問に思っていることです。 しかし、文部科学省のポリシーに関わることは、実際の研究に基づいてほしいと思うのだが、、、。「英語ができるようになる日本人のためのコミティー」でレフリー付きの論文を書いている先生がいたが、あれは頼もしい。 おまけ この人は、日本語の発音を英語ネイティブに教えているが、厳密には、ナレーターさん、声のプロの日本語発音で、口発音ぎみにしているが、喉で音を切っていない。でもまあ、いわゆる声がよい人の日本語だ。 http://www.youtube.com/watch?v=3K3kt_hkvAM&feature=related