February 2011
BとVの発音の違い 言える?聞ける?
そもそも、日本人はBのほうがVよりも、簡単だと思っているかもしれない。でも日本人の幼児は、口があまり安定していないので、Vのほうが簡単っぽい、、、ということは以前報告した。 THの発音(THEのTH)は、舌きりスズメメソッドというのを紹介したが、同じやり方でVも発音できるのではないだろうか?上の前歯を包丁とかカッターの刃だと想像してみよう。それをおそるおそる下唇に当てる、、、しかし当てるときに、当てるぞ!と思ってあてるというより、そもそもボケーとしているときに、当たっている感じで当てるのだ。 口を閉じたときに、そもそも、上の前歯と下唇は触っている。その感じだ。 さて、やはり言えれば、聞きやすいだろう。本当の音が言える人は、その音の特徴をよく理解できるだろう。体感できているだろう。だから聞いたときも聞きやすいのではないかな。 Vを聞く時に、その唇あたりに発生する摩擦的な音ではなく(おおげさにやっているとそうなる)、唇、口、舌、喉などが全体的に振動している感じの音を聞いてみよう。特に喉の音を聞く感じがよいのじゃないかな? BかVかのテスト 音声で www.estat.us/blog/VB.mp3
摩擦VS振動 空気VS身体(肉) とても重要なので必ず読んでください(音声も聞いてください)。
今日は、とても大切なことを書く。以前、よし川さんが、英語喉は、比喩の宝庫となりえるというような表現をされていた。 昨日から今日にかけて、私は口VS喉に相当するような、二項対立的なる概念を発見するにいたった。昨日、THの発音方法の動画を取り直していて気がついたものである(これが動画 これは後で見てください。)。 その二項対立とは、 摩擦VS振動 空気VS身体 というものだ。従来の音声学とか、あるいは日本人が思い込んでいる英語の発音方法は、摩擦で音を出すという感覚であり、それは空気のふるえである。例えば、Sを発音するときに、口の中でするどく音を出せと、従来の発音指導者は(自分の発音は隠したままで)指導するが、それは、するどく息を吹くことで、口の中の空気を摩擦させるという考えだ。THの発音であれば、上の前歯と舌の間に、するどい摩擦を生じさせるといい、、、という考えである。しかし、これらは正しい発音ではない。 英語喉においては、震えるもの、響くものは、肉体自身であり、身体であり、まあ首・喉である。肉であるところの、首であり、喉である。もちろん、首の中の空気道にある気体自体も振動するであろうが、気持ち的に、響かせるのは、おのれの身体の一部である。 空気 VS 肉体=身体 は、全く異なる発音・発声方法である。 そして、空気を振るわせることは、摩擦、とくに擦という感じで表される現象を指す。 肉体を振るわせる、響かせることは、「振動」という言葉が適している。英語でいうなら、 従来のアプローチが目指すものは、空気のFRICTIONであり、英語喉のアプローチは、肉体のVIBRATIONである(そのさいに、空気は絶対に震えないということを主張するものではない)。 これは、音声で違いを聞いてもらうと分かりやすいので、このあとにお聞かせする。 ところで、イキナリだが、英語喉1号さんが、以前から、喉発音はできている感じなのに、それが正しい発音につながっていないという指摘をさせてもらっている。 それは、ずばり、喉1号さんが、首の空気を振動させることはしていても、肉体、とくに、首の底付近の肉を振動させる、響かせる、VIBRRATEさせるということができていないことから来るのではないかと思う。 しかし、喉1号さんが、肉を振るわせるのが喉発音である、、、というイメージを持って、再チャレンジされると違いが出てくるのではないかという予感だ。 さて、皆さんの中に、管楽器を演奏される人がいるだろうか?例えば、トランペット。あれって、管楽器の中の空気が震えているの?あるいは、楽器自体が震えているの?もちろん、両方だとは思うが、実は、管楽器自体、メタル・鉄?の部分がかなり震えているのではないか? ギターは、弦とギターの木自体がかなり響いて音色を作っている。結構、弦の役割は大きい。 これと同じだ。英語発音は(そして日本語発音も同じような気がするのだけど)、肉体が、喉が、VIBRATEしているのではないだろうか? 音声学者は根本的に、観察を間違ってしまい、空気が擦れることが音色発声のメカニズムだと思いこんでいるのではないか?そして、舌の筋肉を鍛えると、その擦り方がネイティブに近づくと思い込んでいるのではないだろうか? それでは音声で説明。 www.estat.us/blog/nikutai.mp3
シラブルを大切にすること+英語ネイティブさんUP+沖縄琉球学園さんライブ
英語喉の半分は、シラブルの話です。最近、会社外の人と、私がリードをとって、会議をするという機会が2回あって、強く思ったこと。それは、シラブルを一つ一つ、丁寧に、かと言ってちょっぴーにならず、伝えることの大切さです。 そういう意味では、岩村圭南先生の英語はすばらしいと再認識しました。先生は、ゲップエリアを微妙にアクセスされておらないような感じがしたので、前、その個々の音について書かせてもらったことがあります。しかし、一つ一つのシラブルを大切に、かつ、チョッピーにならないように語るという点では、絶妙です。 さて、英語ネイティブさんが、UPされており、昨日、コメント欄で連絡をいただきましたので、さっそく音声コメントしました。 これがサイトです。http://eigonative.seesaa.net/article/184970496.html 私の音声コメントは、長くなりすぎたかもしれませんが、 www.estat.us/blog/eigonative_2_08_2011.mp3 基本的に喉発音に成功しておられます!あとは、THに気をつけること、先日、書いた、音と音を離しつつも、つなげて読むこと(HAWAIIという単語で説明しました)、それから、シラブルを一つ一つ大切に、、、という点を強調しました。これをクリアすれば、国産ネイティブレベルと言えるでしょう。 天満さんが喉仏が下がる(ゲップエリア)のときにというアドバイスをBLOGでされていたそうで、それがきっかけで、喉発音に成功しておられます! 例えば、後で私自身が録音したものを聞くと、最初の10秒以内にTODAYと言いましたが、DAYのところが、速く言いいすぎています。そういうのを気をつける、、、と。 さて、昨日のコメント欄に、NOGAさんというかたがコメントをくださっており、HPの住所を書いてくれていますが、面白そうなので、読もうと思います。 英語喉革命さんが(http://blog.livedoor.jp/nodorevolution/archives/51608913.html)、英語の歌を倍速か何かで再生すると、かえって理解しやすいとおっしゃっています。これは面白いですね。ぜひどなかた実験してみてください。私も、遅い英語は眠くなります。NHKでチャロをやっていることがあるのだけど、何回見ても、頭がボケーとしだして、内容を覚えていません。英語が遅すぎるので、頭が内容を理解することを拒否しだします。 それから、沖縄琉球学園さんの昨日の放送の英語喉コーナーをUSTREAMで見たら面白かったです。私の動画二つを紹介してくださり、コメントなどが笑ってしまった。 実は私の動画は元々、不安的なSIGHTSPEEDというサイトにあったのですが、今では消えてしまっています。で三羽サンのおかげで、多くが復元、復活しています。それが、今度は沖縄からの放送に活用されているのです。面白い喉つながりです。 http://www.ustream.tv/recorded/12546089 放送中に、自分で自分の声を聞くのは変な感じですが、動画で自分が言ったことを完全に今では忘れているので、聞いていて、一視聴者の立場になっています。 面白かったので、皆さん、ぜひきいてみてください。「オンナトプロパイル」という小さいときの遊び的な表現、、、が紹介されています。なんとなく、広島でも似たようなことがあったような、、、??? 聾唖のMIXIコミュニティーでデフのアメリカ人中学生が英語喉方式で、音の区別ができるようになっていると紹介したら、「あなたはまず聾唖のことを勉強してからにしてください」と2人のかたに言われて、雲行きが、英語教育コミュニティーと全く同じスタートになったので、話すのをやめました。 <以前、ギター指導のMIXIコミュニティーも私は作りましたが、そこでも、「あなたはまず勉強してからにしてください」と言われたました。>