March 2011
どうやって文法を勉強するか
どうやって文法を勉強するかという質問をいただいた。 私が薦める勉強法は実際に使ってみるということだ。使いながら、あ、こんな表現はこんな風に使うのかと納得する。書くというのもある。書いて、ネイティブに見てもらって直してもらう。直してもらったところを、ふ~んと納得すると。 前から言っているが、日本人が文法だと思っているものは、語彙だと思う。実際の文法とは、動詞にSをつけるとか、そのくらいのものだ。IがMEになるのは文法?語彙じゃない? ややこしい文法もあるかもしれない。例えば仮定法。しかし、IF節のなかの動詞を過去形にするとかそういうことだけど、それは難しいことではない。 難しいと感じるのは、聞けず、発音できない、、、その理由が分からない、、、だから、基礎を固めようという考え方が生まれて、文法だとなるわけだ。 聞けて、発音できれば、あとは、実践である。日本語を勉強している外国人とペアをなして、お互いの言語を教えあうというのがよいと思う。 ライティングも挑戦したらよいと思う。私は大学生のときとか、大学を卒業してすぐの英語教師のとき、英語でエッセイを書いて、THE JAPAN TIMESに投稿していた。数回載ったと思う。TIME MAGAZINEの国際版にも、1992ごろに手紙を書いたら、内容が紹介された。当時の海部首相が他の外国の首脳と写真に写っているところがTIME誌に載っていたのだけど、海部さんの顔がまっぷたつに割れる形で掲載されていたので、それの苦情を書いたのだ。交換留学をしているときにも、大学の新聞に意見を投稿して、これは結構、載ったが、書く練習になった。 人には、書いて、間違ったところを直してもらって、そこを覚える、、、と言いたいところだけど、性格上、書いたら、もう興味がなくなる。 これは男性的性格だろうか?と思う。 授業でノートをとったとしても、ほとんどそれを見直すことがない。そもそも、ノートがどこに行ったかも覚えていない。 う~ん、英語を書き、直してもらい、間違ったところを覚える、、、ということを言いたいのだけど、自分自身、書いたら書いたで次に行ってしまう、、、のでつじつまがあわないぞ。 聞き取りは特にそうだった。とにかくラジオなんかで聞く。聞き逃したものを何回も聞いて学ぶという感覚が私にはない。 とにかく、その回、その回、行き当たりばったりで英語を聞いていた。ラジオとか。 スペイン語の勉強もそうだ。 野球のノックでもそうだけど、取り逃した球は二度と来ないわけで。 しかし、これらのことは英語喉以前の話なので、英語喉がある今、どうやって英語を勉強したらよいかという点、どうやって語ったらよいのかよく分からない。 ま、友達つくれってのは、いつの時代でも同じだと思う。 実は、DCの人から英文法書を買った。ポピュラーなものだ。その分野の巨人のような先生が、大絶賛している。読んでみると、大量にされている分類が恣意的に思える。例えば、JUSTにも二つ用法があって、一つは過去形と用いられるとき、もう一つは現在形と用いられるとき。日本語にするとき、ちょっとでも違う表現を使うならば、別の「用法」と定義され、分類されている。 これは「基礎」になりえないだろうと思う。
ウ口(うぐち) VS ダラーン口(=リラックス口) +Rに関する質問への回答
さて、今朝も朝、混雑したMストリートを自動車で通っていたら、対面から、口を日本語で「ウ」で発音するときの緊張感を顔に蓄えた日本人の人が運転していて、それはコンマ0.2秒ぐらいしか、目にはいらなかったけど、日本人の人だなと思って、後ろのプレートを見たら外交官のプレートだった(水色だから分かる)。その直後に、また同じの「ウ口(うぐち)」の人が、通ったが、この人は昨日見た人と同じ人かな。この人も水色のプレートだった。 ウの口、緊張した感じの顔で外国人とコミュニケートすると、なかなか意思疎通が難しい。意思疎通以前の問題で目を見て話してくれないほどの疎外感を経験することとなる。 外交官としてDCにいても、アメリカ人や外国人と交流することが難しいのである。というのは、ウの口の顔だと、当然、話をするときに、息を鼻だけからしている。すると、相手から見ると、「えらいシャイな静かな人だな」と来るのだ。 シカゴ大学には、日本政府の国費の留学のかたがたくさんおられたが、アメリカ人と話しているところを見たことがあるが、またしても、一人だけぽつーんとした感じだった。これは、私も同じである。透明人間としての疎外感がある。 しかし、英語喉でやれば、国費に対して大きなリターンを得ることができるだろう。口をだらーんとだらしなくして、口と鼻の両方から息をするだけで、外国人は、あなたをまじまじと見て視線攻撃を与えるだろう。あ、この人は私の話を聞いているなと思うからである。 あとは、喉、首の根元で、あ~は~んとか、OH MY GOD(喉でね)とかリアクションしていると、話がものすごく盛り上がる。自己主張をする必要は全くない。いや、自己主張しないほうが、相手がのりのりで盛り上がって話してくれる今日この頃、、、。自己主張自体、日本人が、疎外感を感じながら、なぜネイティブが自分を見てもくれないのか、、、に答えるための工夫だったのではないか。気がついてみると自己主張をすればするほど嫌われることだってある。 これだけ(喉コミュニケーション)で、ランチに行かないかとかネイティブに誘われることになる。年末には、カードがどしどし届く。バケーションに行った同僚がいれば、お土産が届く。 さて、今日は、Rに関しての質問を受けた。英語喉をやりはじめたばかりだけど、Rのときに、どうしても舌をひっこめ気味にしてしまうというご質問である。以下のような返事、回答をした。 私の返事: Rの発音、私も、自分自身が英語喉をやり始めだしのころは、たしかに、ちょこっと丸めたほうが、、、というか後方に引っ張ったほうがやりやすい感じがしました。 しかし、ある発想の転換を要するできごろで、全然やらなくなりました。 それは、ジーナがスーパーでDRESSINGを買うとかどうとかいったときに、Rが巻き舌だという感覚があると、聞き取りにくいことに気がついたからです。日本語的なドレ、、、という感じでなく、どちらかというと、(あえて間違って言うと)、DWESSINGのほうに近く、またDRESS-SINGというふうに2シラブルでないといけません。 Rで唇を丸めていると、DRESSのところが1シラブルに収まりきらない感じです。 DRESS-SINGと言うような2シラブル語で練習して、Rで舌に気をとらわれているとうまく発音できない、、、という体感、体験をしてみたら改良されないですかね???? あと、本当に、首の根元で発音できるようになると、勝手に解決する問題だと思います。 結果おしえてください!