April 2011

神を見た気がする+LとRの復習(英語喉110ページ)

英語喉が聾の人達の発声、発音向上に効く。 これは、英語でも日本語でも同じだ。聾の人達は、音を頼りにできないのだから、スピーチセラピストの言うことを信じるしかない。だから、舌の位置にこだわる教育を受ける。結果、喉のほうのエネルギーというか、プッシュというか、喉の根本的な音が欠いたような発声になってしまう。 「神を見た気がする」と書いた。これはどういうことかというと、そもそも、なぜその近所に住む聾者の中学生が、耳が聞こえないと分かったかということだ。 ある日、エレベータに乗ったとき、一緒に乗ってきた近所の人達にハ~イと挨拶をしたのだ。すると、お母さんのような人が、自分の娘を指して、「ごめんなさいね。彼女は耳が不自由なの」と言ったのだ。 一瞬は意味が分からなかった。唐突すぎて。 つまり、お母さんは、私が、そこにいた皆に挨拶をしたのに、自分の娘が挨拶をしかえさなかったので、それで私が気分を害してはいけないと思って、そう言ったのだ。 ここに私は神を見た気がするのだ。言っておくが、私の信仰感は、一般的な日本人と同じだ。だから、何経がどうのこうのということを言うためにこれを書いているのではない。 つまり、、、 私が、朝の挨拶を、周りの人にした。これは、まあ、言葉で表すなら、善意?である。 そして、自分の娘が挨拶をしかえさなかった、誤解をあたえて、気分を害してはいけないと、お母さんが、その場で、この子は聞こえなかったんですと説明してくれた。 これは善意というか、まあ善意である。 人が持つ、他人を思いやる気持ちが、交差した瞬間に、私は、その少女が聾者であることを知ったのだ。 <そして、ジーナが前々から言っていること、それは、英語喉が日本人だけでなくて、全てのスピーチの問題に関わっているだろうということを思い出したのだ。> 善意と善意が交差した瞬間に、新しいきっかけが生まれたのだ。 次に神を見た瞬間は、私がその家族3人(お父さんが一緒だった)にたまたまエレベータで一緒になったときだ。ちょうど、私達は、1ヶ月でそこを引っ越す予定だったのだ。その時、私は、何かに押されるような形で、英語喉を説明した。 そして、「日本人は例えばLとRが苦手なんです」と言ったときに、聾の少女のお父さんの目が急に厳しくなり、「え?うちの娘もLとRが苦手です」と言ったのだ。 勘違いされると困るので、確認するが、この人達はアメリカ人だ。日本人ではない。少女は耳が不自由なのだけど、スピーチセラピストについて、舌の位置の練習をしてきていたのだ。 日本人の不得意なLとR。聾の少女の不得意なLとR。 私は、その時に神を見た気がしたのだ。 喉実践者のみなさん、その時の私の胸の鼓動を想像してほしい。 そして、奇跡はそれ以来、何度も何度も起こる。 いや、奇跡というのは、偶然ではない。ジーナが発見した事柄が、あたかも、アインシュタインが発見した相対性理論のように、真実であるからこそ、善意と善意のクロスセクションで奇跡とも思えることを引き起こすのではないか! 喉実践者の皆さん、日本は今大変な状態だ。まだ底が見えていない。これからどう立ちなおしていくのか。 この国が必要としているのは、個々の人達が教育を受け、HUMAN CAPITAL(人的資本)を引き上げることだと思う。その際、できるだけ、お金のかからない形で、引き上げる必要がある。貧乏だから、教育が受けられないということのないように。 そのためには、英語が誰でも聞ける、発音できるところまで持っていく。語彙や文法は後からついてくる。 さて、「神を見た」という大げさなテーマでここまで書いた。喉実践者の中には、またカズが大げさに言っていると思う人がいるかもしれない。だから以下のことを足す。 聾の少女をジーナが教えるときに、不得意な子音は?とお母さんに聞いて出た音は以下の通りだった。ジーナはその音をホワイトボードに書き出した。 W R L N 私はその音の組み合わせを見て、愕然とした、、、。それは5年ぐらい前か、出版前に、Rのセクションを執筆していたときである。ジーナが書く内容を言い、私がそれを忠実に翻訳するという作業だった。 ジーナが(英語喉の111ページを見て欲しい) WEED READ LEAD NEED を練習1として提案したのである。ここはRのセクションだ。LとRだけなら理解できるが、なぜWとNを一緒に練習する必要があるのか?それはWがRに発音位置で似ているからであり、LとNが舌の動かし方が似ているからだ。 それは5年以上も前のことだった。そして、目の前の聾の少女が不得意な子音として、お母さんが上げたのが、まったく同じ子音群だったのである。 W R L N 喉実践者の皆さん、もしあなたが私と一緒に現場に居合わせたら、私と同じで神を見たとおもっただろうか? じゃ、今日も英語喉で復習しますか。以下はLとRの章を音声で解説。100ページのところを開けておいて、以下の録音を聞いてください。 <リンク切れになっています。どこかにはあると思うのですが、、> www.estat.us/blog/LR_04_13_2011.mp3

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色々なこと(業務連絡みたい)

本部のほうが(何の本部や?笑)、盛り上がっております。MASAさんのMIXI日記です。MIXIアカウントのない人は、連絡してください。MASAさんが、久しぶりに英文を読んだら、練習していないのにすらすら読めたという件です。 http://mixi.jp/list_diary.pl?id=7661548&from=navi  私も、スペイン語を読む練習はしていないけど、メキシコ人の友人から来るメールが普通に読めます。 さて、MASAさんの英語がますます外人化していますが、これは肩や体の力を抜いてみたそうです。単語と単語の間がもっと流動的だと、ますます外人化するでしょう。 http://voon.jp/a/cast/?id=qmvatg4gwrxkdc4x#seal  MIUさんが、トラの穴の修行を始められました。目標がはっきりしていますね。仕事で使うと。 http://kokusanbilingual.blogspot.com/  音声もUPされています。まだ口発音がとれていないので、今後が楽しみだ! 喉実践者で特に国産ネイティブまで行かれた皆さん、ぜひ、一緒に、MIUさんにコメントなど御願いします。また、まだ国産ネイティブまで言っていないかたがたも、情報交換しましょう! そのうち、私一人では、対応できないぐらいの数のチャレンジャーが登場した場合の予行演習として、国産ネイティブの皆さん、ご協力御願いします! STUDYBOXさんは、英語発音で一番難しいi_が出来ているので、きっとズムーズに行きますよ。 http://blog.livedoor.jp/studybox/  地震の影響で浪人されるそうです。まず発音の基本をてっとりばやく1ヶ月ぐらいで済ませるとよいと思います。MASAさんの日記を読んで、リスニングのリーディングへの効果を理解したら、よいかもしれません。 英語喉革命さん、英語喉物語さん、、、もう1年ぐらい(以上)になるのですね~~~。私も、勇気付けられました。 前から宿題になっていたアキさんへの回答、昨日のコメントに答えましたので、見ておいてくださいね。 日本にいるネイティブは、日本人が英語ができないものと思って英語を喋っています。だから、喉実践者が英語ができていたとしても、同じ日本人用英語で喋る可能性もあるということを知っておいてくださいね。 こないだ、ジーナが、ふと、日本に行ってFの発音を日本人用に発音していたので、その癖が今出た、、、とか、ぼそっと言っていました。 そんなもんです。 じゃ、また。

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感動とは、、、+グランデ ラテの発音の仕方(テのところ)

さて、昨日のコメント欄で、STUDYBOXさんが、音声UPをされていて、それはi_の発音でしたが、見事にできていたので、音声コメントをつけました。コメント欄見ておいてね。 昨日は、感動したということを報告した。国家の品格の藤原さんは、小さい子供に、無理にでも名作を読ませて、感動することを覚えさせろといっているが、私の記憶をたどると、私がわあ~~と思ったのは、物理学的なる事象に関することだった。 すべて小学校のころのことだ。  おばあさんと、サツマイモの収穫をしていたときだが、その掘りかただ。くわをかつんと土に入れる、そして、そこで、「コテ」の原理で、土とイモを掘り出す(これは動画でないとわかりにくいな)。コテっていうんだったか、忘れたけど、力学ですね、これは。へ~~、力を直接加えるというより、コテを使うと、力がうまく伝わって、イモがうまくほれる、ほれる。 あるとき、おばあさんが湯のみを洗っていたのだが、そのときに私の目には、おばあさんが、湯のみの一箇所しか洗っていないようにみえたので、え~、全部あらわんといけんのんじゃないかと言ったら、なんとその湯のみをもつ左手が超高速でうごいていて、湯のみの口の部分がくるくると、回っている。だからスポンジを持つ右手はとまっているのに、湯のみの口の全体がうまく洗えていたのだ。 あとモチだ。うちでモチをつくるとき、機械でネルが丸めるのは家族全員でやる。おばあさんの手が熱いはずのモチをつかみ、超高速で小さなモチに切っていく、、え?速くタッチすると熱くない??のかなあ~~?なんて不思議に思ったものだ。 あるとき、私は湯を沸かした。学校では、沸騰は100度と教わったので、沸騰したら、あ、できたとガスをとめようとしたら、おばあさんが、そのままにしとけという。会話の内容は覚えていないのだけど、しばらく沸騰させることで殺菌するということだったと思う。な~るほどと関心した。 小学校で苗を受けたのだけど、ま、ある程度育ったので、バケツに入れてうちに持ち帰る。しかしうちまでの30分、手が抜けそうになった。最後の最後で、おばあさんが助けに来てくれて、今度はおばあさんが、そのむちゃくちゃ重いバケツを両手で持って、さっさと歩きだしたときに、驚いた。なんだ、この力は!と。 私の勝手な想像だが、こういう風に、物理的なる現象に素直に感動するのが男の子に多いのではなかろうか。男だ、女だということではない、もちろん。 それをそのまま伸ばしていく学校教育ができないものか?思うに、男が草食動物になったと言われるが、そりゃ、暗記中心の教育をしていたら、そうなるんじゃないか?机について、重箱の隅をつつきながら暗記するというのは、上で書いた、物理現象に対する素直な感動を完全に無視しているように思われる。 それは文献に書いてありません、、、、まずは、XX学を勉強してからにしてください、、、などという批判はもっとも男らしくない批判だ。どうなってしまったのだ、男達よ。外国人が書いた本をありがたがって暗記するのはやめ、素直に物理現象に感動しないか!? さて、こないだスターバックスでドライブスルーで、ジーナが「グランデ スキム ラテ」を注文してくれというので、スピーカーに向かって、それを言うと、もちろん通じたのだが、ジーナが、「典型的なるアジア的発音だ」と言ったので、え~~~、なんでやねん、、、と悩んでしまった。ちゃんと喉発音しているし、3ビートもちゃんとやった。 さて、この週末にまた機会があったので、どうやって発音するのだと聞くと、ラテではなくラテイであるという。あ、そうか、英語喉にも書いてあるではないか。199ページの下のほうを見てくれ。例はUEで解説してある。 英語にはエで終わる単語がない。だから、ネイティブは、エで終わる外来語をどう読んでいいかわからんので、エイと言ってしまうのだ。厳密にはeI-Yだ。 だからラテはラテイなのだ。今度は、ネイティブ発音で注文したのであるが、その後の客が同じようなものを注文しているのを聞いて気がついた。グランデのデもデイなのだ。 つまりグランデ ラテはグランデイ テイなのだ。正しくは G-r_A-ND_/D_-eI-Y_/L-A-T/T-eI-Y_ という感じなのだ(Lは、小文字だとIと区別がつきにくいので、あえて大文字で書いた)。 <G-r_A-ND_/D_-eI-L/L-A-T/T-eI-Y_ となる可能性もあるかもしれない、、太字のところ注目、がよくわからん、、まあ適当に。> ミルクはスキムミルクを使ってくれと言うことで、実際に言ったのは、 G-r_A-ND_/D_-eI-Y_/SK-i_-M/L-A-T/T-eI-Y_だった。 G-r_A-ND_/D_-eI-S/SK-i_-M/L-A-T/T-eI-Y_かもしれないが、よく分からん、、、まあ適当に。> ちなみに、グランデイはサイズを指す。音声で一緒に練習してみますか? www.estat.us/blog/lesson47_eI_04_11_2011.mp3  

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