May 2011

うなづきを少なめに 喉コミュニケーションのため

右上のカウンターによると、つけてから10ヶ月ぐらいだと思いますが、10万クリックに到達しました。1日にすると300人ぐらいのビジターになると思うのですが、どうもありがとうございます。4月は、産経新聞さんの記事のお陰じゃないかと思いますが、特にビジターが増えていました。 職場に、大学院に進んでいて、ちょっと今週だけ帰って来ている人がいるのだが、その人は、JETで四国に行っていた。 最初に日本人と話をしていて慣れなかったのは、「うなずき」の習慣だそうだ。 うん、うん、うん、 と日本人が頻繁にうなづくのだが、それが頻繁なので、なれなかったそうだ。 ジョージタウンのMストリートを自動車で走っていると、日本人の歩行者だとすぐ分かるのだが、それはひとつには、会話をしているところをみると、うなづいているからだというのもある。 うなづきが頻繁なだけではなくて、首の筋肉を緊張させてやるヘッドバッキングだ。 だから肩が凝るのではなかろうか? アメリカには肩たたきというのがない。 母さん、お肩をたたきましょう、たんとんたんとんたんとんと というのがないのだ。 前に直接指導させてもらった人も、発話のたびに、ヘッドバッキングのようにうなづかれるので、それが緊張のもとになってしまっていた。 英語喉は当然、首、喉、口をリラックスさせるのが基本だが、ヘッドバッキングしていると、リラックスしない。 その元JETの人と話しているときに、私が言ったのは、「日本人だって、アメリカ人が、うん、うん、と言うと思っているよ」と私は言った。というのは、英語教材に現れるアメリカ人は、ひっきりなしに、あ~は~、、とかREALLYとか言っている。 これはうなずきの問題ではなくて、あ~は~みたいな奴だ。しかし、あれは、英語教材だからかもしれないとちょっと思った。会話形式だと、常に、何か言わないと変だからだ。 で、その後会議に言って、同僚を観察してみたら 思っているほど うなづいていない! さら、思っていたほど あ~は~ とか言っていない! なんじゃこりゃ~~~~ わしがおもうとったのと違うじゃないか~~~~ と目から鱗。さらにびっくりしたのは、ネイティブ同僚の真似をして、俺もうなずきをストップしてみたら、首がうづく、うづく、、、 同僚が何か言うたびに、それも、文がまだ終わっていなくて、句読点的な場所で、首がうなづきたくてしかたがないかんじ、、、、 それを必死に抑えている自分がいる。首がうづき、肩こり状態になる。うなづきたくてしかたがない自分がいたのだ。 日本語の会話だとそうだよねえ。ひっきりなしに、うん、うん言うよね。 で、家に帰ってきて、ジーナと話していて気がついたこと。家族のメンバーのなかでは、うなづきの欲求がそれほどない。首をゆったりさせたまま、コミュニケーションできる。 つまり、日本人の行動の文法というのがある。 内と外というのがあり、外でのコミュニケーションにおいては、ヘッドバッキングによるウナヅキをしたくてしたくてたまらないほど、身体がDISCIPLINEされているということだ!!!!! 内ではそうでもない。 なんじゃこりゃ~~~。 うなづきの習慣だって、深く自分で気づいて、制御しないと喉発音の障害になるのだ~~~。 さて、ちなみに、日本人のうなづきと、はい、とかいう答えは、全然「はい」という意味じゃないのではないか??? 英語喉を紹介すると、「あ~、おもしろいですね~~~」とか、うなづいてくれるけど、全然信じていない。 しかし、耳の不自由な女の子が英語喉で音が区別できるようになった、、、という話をすると、 うなづきがぴたっととまり、し~~~んとし、顔がものすごい真剣な顔になり、びっくりされる。 うなづいているのは、聞いていますよと言っているだけで、全然、AGREEしているわけではないのかもしれない。 日本人は本当に感動したときは、言葉を失うのではないか????

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表から裏へと流動性

口発音は表の声、喉発音は裏の声という感じがする。そして裏、、、喉の奥で発声していると、自然に流動性が生まれる、、、 やったもんさんが、以下の動画で練習風景を動画で紹介されている。3回、素材を読まれていて、最初のはこれまでの英語、2回目と3回目のは喉英語。 突然、朗読から始めるので、え?これ英語喉前、後?と思われるかもしれないが、最初のが喉前ということです。 http://yattamon.cocolog-nifty.com/english/2011/05/post-89d2.html 声が裏のほうの声になった感じで、また流動性も増している。 さて、この動画を見てのアドバイスだが、、、 英語喉にも書いているのだけど、文全体を一つの単語のようにみてはどうだろうか?やったもんさんの喉使用後の英語を聞くと、確実に流動性が増していて、それだからこそ、外人のようになっているし、それに慣れるから外人の英語が分かるのだ。 しかし、流動性は、単語内にとどまっている。1シラブル語のときは、これは分かりにくいが、複数のシラブルの単語内で、シラブルとシラブルの間の流動性が高まっている。 じゃ、発想の転換だが、文全体を1つの単語と思い込んで読むと、ますます流動性が高まるだろう。 文全体が長すぎるならば、適当なところで割って、できるだけ長めのかたまりを、あたかも一つの単語として読む。これは、禅のようだけど、自分を一瞬だましてしまうということだ。戦略的に。 www.nippondream.com/blog/yattamon_05_11_2011.mp3 あと最後のところで、ラジオを聴いていて思ったことも加えました。GROUPという発音を聞いたとき、Rの発音って本当に喉の奥の響きなのです。喉の奥の響きを無視して聞いている日本人には、この単語がGOOPに聞こえるのでしょう。 そういう意味で外人の声の違いは単なる声の違いで、音声学的に便利なものではないと考えている人は、そもそも英語が聞けていない、、、。

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声をあえて低くしてみる

会社で顔だけ知っていた女性の声を始めて聞くときに、あまりの声の低さにびっくりすることがある。顔だけでのイメージと声のギャップがあるからだ。 あるいは、電話会議だけで知っている人で、名前が微妙に特殊な場合で(見たことがないので性別が分からない名前)、男か女か分からない人がいる(たぶん女性だろう)。 また先日、歩いていたら、前からカップルが歩いてきて、びっくりしたのは、女性のほうが、男性よりも声が低かったことだ。 日本人の声で考えると、高い声と低い声というのは、単なる音程の違いだが、ネイティブの場合、周波数の分布の具合も、聞こえ方に影響するように思う。 低いだけでなく、立体的なのだ。 喉発音を実践するときは、自分で出せる声の最も低い声でやってみるとよい。ただし、押し殺した声にならないように、ゲップエリアの部屋に卵をいれているようにイメージする。りきむと部屋が狭くなってしまい、音の区別ができない。 発想の転換が必要だ。喉発音をしていると、すでに低い声が出ているだろう。しかし、もっと、もっと低くなる。もっともっと立体的に鳴る。 声の低いから喉発音ができるということではないが、ひく~い声は口発音では出ないことも確かだ。 できてみて、シャネルズを聞くと面白い。あんな低い声なんて絶対出ないよと思っているかもしれないが、男なら当たり前のように低い声がでる。 音声で確認してみましょう。(ちょっと最初の英語が聞こえにくかったので、かっこ悪いので、後で取り直します。 www.estat.us/blog/hikui_05_10_2011.mp3

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