May 2011

ゲップエリアに生卵があると思え 風船でもよい

SKYPEで指導させてもらったのだが、ゲップエリアの攻略において、困難を覚える場合、どう攻めるか、、、ということを深く考える機会となった。 a_に関して言えば、例えばMAPだとできるのにHAVEだとできない、、、という非常に面白い状態に直面したのである。 私の勘だが、MAPの場合は、どうしても唇のほうに関心がいってしまうだろう(実際は、これもあまりよくない)。結果、遠くにあるゲップエリアから力が抜きやすい。しかし、HAVEだとH自体をアクビエリアで出すということで、そこに集中力がいく、、、すると、直後のa_を言うときに、ゲップエリアの部屋が収縮しているのではないだろうか??? 私の体感だが、ゲップエリアの部屋が少しでも緊張していると、ゲップエリアの音が出せない。 ゲップエリアに生卵が入っていて、ちょっとでも緊張すると割れると考えてはどうか?あるいは風船でもよい。 力むことなく、ふわっと広がった状態にしておく。 すると、ゲップエリア音を出すことができるのじゃないかと思う。 イメージトレーニングで、ふわっと拡張させる練習みたいなのを歩きながら、電車に乗りながらしてもよいのではないだろうか??? 逆に、ゲップエリアの部屋自体が緊張ぎみだと、私でさえ、a_とか出ない。 そして、実際に喋るときには、そのゲップの部屋あたりで音をつなげるという感じにするといい。 英語喉をレッスンごとに練習するときは、アクビエリア、ゲップエリアと分けて練習するが、実際に喋るときは、ゲップエリアで音をつなげる感じがよい。 アクビエリアの音はゲップエリアでも出せるというのもある。日本人だと、ゲップエリアをねらってもアクビエリアどまりになってしまうので、ゲップエリアを狙ったほうがよいというのもある。またアクビエリアの音はやはりアクビエリア出だすのが楽なので、ほっておいても、そうなるというのもある。 首の底でゲロゲロゲロゲロという感じでつながる音を自分でも出すと、げろゲロゲロゲロという感じで喋る人の英語も分かってくる。 100%の聞き取りができない人は、この練習がとても大切だ。

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口の開け具合とか、丸め具合とは何なんだ 赤ちゃんの泣き方

実際、PとB以外なら、口の開け具合とか、唇の丸め具合を、完全になしにしても、殆どの音を出すことができる。 これは日本語でも英語でも同じである。 唇を全然うごかさずに、あ、い、う、え、おということは誰でもできるはずだ。 しかし、それにしても、じゃ、なぜ人は唇が丸めることがあるのか?大きく開けることがあるのか? それは強調するための、顔の表情だということはできる。 しかし、それでも、なぜ、全然、音と関係ないのならば、実際、唇が丸めることがあるのか? 確かに、日本語でもあ、い、う、え、お、とポーカーフェイスで言うことができるけど、特に日本語のイを言うときだが、口の方をを工夫したほうが、言いやすいということはできる。 仮説をたてたい。そしてこの仮説は、カメラ会社の人が声帯の様子、声帯よりも下の部屋あたりの筋肉の動きを動画でとってくれると証明できるだろう。 口の開け方というのは、声帯の動きに連動しているのではないだろうか? つまり、口を大きく開けたくなるような音、、、は、声帯の辺りも広めに開いているのではないだろうか? 日本語のウとおおげさに言うときに、なんとなく口先を丸めたくなる。 これは、声帯のあたりもそんな形になっているのではないだろうか??? 赤ちゃんだって、泣き声と同時にあ~~~んと口を広げる傾向がある。つまり、声帯の動きと口の動きが連動している可能性がある。 http://www.youtube.com/watch?v=2lcExWpWpMM しかし、これは、因果関係に気をつけたほうがよい。 1.口の形にこだわるから喉のほうが正しくなるのではない。 2.喉を正しくやっていると、おおげさにやるときには、口の形にも影響を与えるかもしれない。 3.そして、その傾向は、口発音言語である日本語のほうが、その連動の具合が高そうだ。英語の場合、やっぱり、それほどあまり口とか唇が規則的にうごいていない。 おもわず、色々な泣きっぷりを観察してしまった。日本人も幼児までは見事な喉発音である。 うまれたばかりの子の場合は、舌が丸々ように思うが、成長するとそうでもなく、平らなまま??? 赤ちゃんの泣き声 (乳児の泣き。息を吸うときも音が出ている。) http://www.youtube.com/watch?v=nUjA3PHIP6A&NR=1 本気泣き (泣きにあわせて舌が丸まっているが、喉の奥と舌の筋肉がつながっているのだろう。うちの犬もアクビをするときに、舌が丸くなるが連動しているのだろう) http://www.youtube.com/watch?v=ohpfzfjiey0&NR=1 食べ物をとられ泣く (赤ちゃんではない。見事な泣きだ。舌は丸まらない)。 http://www.youtube.com/watch?v=xjoq0aLXBns&feature=related funny baby笑いすぎて泣き出す赤ちゃん(楽極生悲) http://www.youtube.com/watch?v=UdXHUYytDGQ&feature=related 11か月の赤ちゃんが大笑い http://www.youtube.com/watch?v=p7X0YNFrOcQ&feature=related

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カントリーミュージックは俳句だ

ENGLISH BOOTCAMPのYUMIさんや、歌手の東エミさんが、英語の歌詞をBLOGで紹介されている。私も、同じようなことをしてみたい。 特に、最近、カントリーミュージックを聞くことが多い。特に感銘を受けるのはZACK BROWN BANDとBrad Paisley だ。 何が言いたいかというと歌詞が深い。いや、深いというと、我々の手が届かないほど天才だという感じと思われるかもしれないが、感動のタイプとしては、、、 わかる、わかる、、、あ~、なんで、俺が思いつかなかったんだろう! という感じだ。 言葉で伝えるのだけど、多くの人の心に、「あ~わかるな~その気持ち」とじーんと感じさせる。 俳句にちかいんじゃないだろうか? 古池や、かわずとびこむ水の音 と来ると、う~ん、わかるなあ、その静けさと思うだろう。 同じようなのりで、う~んわかるわかる、、、と感じる。 ZACK BROWNの歌の歌詞で 「ぴたっとフィットしたジーンズをはいて」 という部分があるのだけど、それが分かる、分かると感じる。ジーンズって本当に楽だ。洗濯したばかりのぴたっと合うジーンズをはいていると気分がよい。 スーツの窮屈さを知っているからこの部分に共感するのかもしれない。 同じ歌のなかで 「金曜の夜の冷たいビール」「それとチキンのからあげ」 と彼は歌う。 日本人だって、わかるんじゃないかな。口のなかで味わってしまうような感覚が歌で伝わってくる。 彼の歌を聞いていると、人は、人生を道場的にとらえる傾向があると思うけど、もっと日常を、一日一日を大切に生きたいという気になってくる。 ジーンズのフィットした感覚を楽しむことだって、幸せの一部だ。 そして彼は自分の故郷を、生活を歌う。 実際の歌もYOUTUBEにあった。歌詞が画面に出てくるのでよい。 http://www.youtube.com/watch?v=wAPoP_l3VGk 歌詞だけはここに紹介されている。 http://www.metrolyrics.com/chicken-fried-lyrics-zac-brown-band.html  アメリカの国語の授業では、詩とか小説をとりあげて、先生と生徒がディスカッションをするそうだ。 音楽の歌詞なんかをあ~だ、こ~だと話したら楽しいだろう。自分でも詩をつくって、歌をつくってみたい気分になるだろう。 だって、プロが歌っている内容って本当に、日常生活のことだ。だから自分も表現してみたいという気持ちになってくる。 国家の品格の藤原さんとか、渡部昇一氏的な感覚では、日本人にしか俳句は分からないんじゃないか?みたいな感じだと思うが(ちがっていたらすみません)、 気づいてみると、、、 そして英語が聞けて発音できて、交流できて、文化が分かりだすと 俳句的感覚は外国にもあることがわかる。 当たり前だが、、、。 藤原氏が西洋は合理主義だと言っているけど、それも英語が聞けない、発音できないから、心の交流ができないから、そう思ったんだと思う。

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