October 2011
どんどん喋って身につける
英語はシンプルでいいから、どんどん喋って身に着けるのがよい。それも、覚えた表現を投げつけるのではなくて、とにかくしゃべりながら、基本の文を生成していく。ラジオなどを聴いていても私には分かるが、いわゆる「表現集」のような表現はたまにしかでてこない。それより大切なのが、中学校で勉強したようなことを基礎にどんどん喋ることだ。 I AMだけで、どれだけのことが表現できるだろうか? 私は日本人です。 I am Japanese. 私は音楽が好きです。I am a music lover. 私は広島から来ました。I am from Hiroshima. まずは、言ってみるのだ。そのとき例えば、I am a music lover.が出てこなかったら、もうこのさい I am musicでも、喉発音で3ビートに徹していれば気迫で通じる。そのときに相手が間違っていると思ったら、正しい言い方を教えてくれるだろう。 発音は英語喉で、#-AI-Y_-/Y_-a-Mとやりましょう。過去形にするのもよし。その場合は、#-AI-W_/W_-u_-Zですね。 ちなみに、you areとyou wereの発音の違いは?と先日、セミナーで質問されました。そういえば、これまで日本人は口発音だったので、この違いが出せなかったんですね?YOU WEREをユーワーと口発音で読んだら、ネイティブには、過去形に聞こえないかったのかも。 Y_-U-w_/w_-A-r_ Y_-U-w_/w_E_-r_ Wはソフトwと英語喉で説明していますが、あからさまなwでなくて、喉でやってたら自然に生じるようなwです。あまり考えなくてもよいということです。 相手を信頼することも大切だ。会話は相手がいて、つむぐものだからだ。間違っていたら、きっとアドバイスしてくれるだろう。 いいかれば、I AMが使えないのに(言い換えれば、i amでさえ聞けない発音できない、使えないのに)、語彙を増やそうとか、熟語を覚えようとするのは、非常に、効率が悪い。 そういう意味でSKYPEを使って日本語を勉強している海外の友人を増やすのがよい。 この方法はお金はかからないけど、度胸と工夫がいる。本物ってそんなものじゃないだろうか? さて、日本時間でこの日曜日の朝10時から、英語喉ライブ第4回だ。MASAさんの友人であるBRYSE君とANDREAさんが登場し、日本に対するステレオタイプについて話をするので、USTREAMで見てくださいね。 ところでこのサイトをMIXIのようなソーシャルネットワークにしてみました。特にSKYPEクラブというコミュニティーも作ったので、ぜひLOGINして参加できるよう登録してみてください。登録は、このサイトの右上のほうでできます。
実際に喋りながら勉強しよう
昨日はダウンタウンでミーティングがあったのだが、久しぶりにあった中国人のかたが休憩時間に言うには、久しぶりに帰った中国が変わっていたということ。金持ちがごろごろいるということ、中国政府も金をかなり持っているということ。老人で、目が悪い(白内障とか、緑内障だと思う)人、全員を無料で治療する、、、などという破格な政策を実施している、、、とのこと。さらに、小学校から英語をやっていて、まあまあ成功を収めているということだった。小学生でも英語喋っているよ~ということだった。実際、この人も喉発音で英語を喋っている。 剣道の練習もあったのだが、これも、実りのあるものだった。剣道は、勝ち負けの問題じゃないとアメリカに住む8段の先生が言っているらしい。しかし、それは最初は「それって、自分がもう年寄りで勝てないから負け惜しみでいっているんじゃないか?」とかかんぐったのだが、練習でやっていて、確かにそうだと感じる。強い人と練習していると、自分がたまに、面とかを入れたとしても、それは、完全にあきらかな隙があったときだけで、結構、うれしくない。逆に、不可能に思える面をとられたら、とられたで、なんだ~、こんなのどうして可能なのか~と驚きだ。稽古をしていると、本当に勝ち負けの問題、黒白の問題ではないように思える。 中学、高校のとき、強者と練習するのが苦痛だったと思う。今は、強者と練習するのが面白い。また、それほど強者じゃなくても、気迫がすごい人、優雅な感じがするのがいる。隙があっても、あまりに優雅なため、え?打ち込んでいいの?とか躊躇してしまう。 となると、テクニックを超えた世界がある。気迫も、声だけじゃなくて、体全体から出ている。隙があっても、そこに打ち込んだら、みっともない?みたいなものすごいパワーを感じてしまうのでした。 この日は初めて、竹刀を軽く感じだ日だった。さらに、右足が痛いはずなのに、じげいこ中は、痛みのことを忘れてしまう。 しかし、日本語と英語は根本的に違うのだろうか。足が痛いと言ったとき、足の範囲が日本語では非常に広い。正確には、右のFOOTが痛いのです。日本語で足というと、足と腰の付け根ぐらいまでが足ですよね。英語ではFOOTとLEGがある。足・靴のサイズはと聞くときに、SIZE OF FOOTが正しい。 剣道は、実際に、実践している人から学べるのがすばらしい。こうしたらどうか?というアドバイスは実際にその人が実践していることだ。 日本で英語学習に関しては、学習の仕方に関してはかなりの知識の蓄積があるが、実践に関してはどうだろうか? 実際に喋りながら、習得するというのは、MASAさんがこの1月からやっていることだ。留学していないのに、完全にぺらぺら状態で、今では、どんな相手でも話ができるというところまできている。 私は、英語の習得方法を正しい軌道に乗せるには、実際に、英語ができる人が発言すべきだと思う。というのは、英語がほとんど完璧にできない場合は、それは、日本語からの翻訳、語彙、学校で本で覚えた文法に基づいて喋るわけで、その場合は、英語が不自然になってしまうだろうし、また聞き取りが100%にならないだろう。 よく表現を覚えたりするが、英会話の真髄は、基本語を駆使しながら、言葉を「生成」していくことにある。 たまに、熟語みたいなのがあるかもしれない、、、例えば、SO TO SPEAK(いわば)とかか。しかし、そういう言葉は結構出てこないし、覚えたものをぱ~んと出すと言う感じになるので、生きた英語にはならない。 そういう表現は、基本語を使い、言葉の生成能力をつかっているうちに、ネイティブが使っているのを2,3回聞いているうちに、たまたま覚えてしまったと言う状態にするのがよい。 実際、SO TO SPEAKとか、TO BE FRANK WITH YOUとか、そういうのは、聞いたときになんとなく分かればよいだけで、使わなくても困らない。 とりあえずはSKYPEにて、シンプルな基本語で英語を喋るというのがスタートではなかろうか? 現在、MASAさんが、一番、英語喉原理主義でやっておられるのだが、ぜひ、皆さんも続いてほしい。 MASAさんと英語で喋っていると、非常に私も自然に喋れる。まるでアメリカに住んでいる普通の人と喋っているようだ。それは、MASAさんが、アドリブ英語で喋っているからで、覚えてきた単語や表現を、投げつけているからではないからだと思う。 KENJI@NYさんにしても、そういえば、まだKENJIさんと日本語で喋ったことがない(笑)。MASAさんとも、ほとんど英語で喋ってしまうのでした。 MASAさんとKENJI@NYさんが喋っているところはここで聞けます。 http://nodo-journey.blog.so-net.ne.jp/2011-10-19 とにかくSKYPEを始めて、英語を喋ってみよう。書くことが大切で、読むことも大切だという言い方は確かに聞く。それはそうだとは思うのだが、言語をもっとも自然な形で、自分の一部に、勘の一部にしてしまうには、普通の幼児がそうするように、まずは簡単な言葉で喋りだすことだ。 実際、喋っていると、読めるようにもなる。だって、喋る言葉も読む言葉も同じ英語だからだろう。そして、基本語で喋ることで身に着ける感覚というのが、非常に大切だ。これは、文法書を読んだり、語彙を丸覚えしたりしても身につかない点だ。 使っているうちに、なんとなくついてくる英語の勘というのがあるのだ。 そんな感覚的なというかもしれないが、言語は感覚的な存在だし、世界のノンネイティブは、みな、そうして英語を覚えるのだ。日本人だけが、英語教育を必要以上に理論化しているのだが、これは、日本人にとって難しいから、理論化が進むのだろう(アメリカには、外国語学習のためのラジオ放送でさえ、存在しない、、、テレビ放送はさがせばあるかもしれないが、日本にあるようなポピュラーなものはない。外国語なんて、現地にいって、やれば身につくという感覚があるからだろう。)。 さて、今週の日本時間の日曜日朝10時に、英語喉ライブを予定していますが、ゲストは、BRYSEさんで、私とBRYSEさんがたぶん二人で30分、日本に対するステレオタイプ、アメリカに関するステレオタイプについて話した後、あとの30分で色々とゲストの人に参加してもらおうかと思っております。 さて、それではアドリブ英語音声で、適当に喋りました。 [audio:http://nippondream.com/file/kaz_10_19_2011.MP3|titles=kaz_10_19_2011] 直りんはここをクリック。
英語の場合、「うなづき」不要論
私は英語喉で100%聞き取りができるという状態になってから、相手の話と途中でからんでしまうという悪い癖がついてしまっている。相手の喋りをのろく感じてしまい、待っているのが面倒だからだ。おそらく口発音時代、自分が会話に入り込めなかったという経験があり、今では会話の中心になりたいなら、あまりに簡単になれるために、調子にのってしまっていた可能性がある。息を吸いこむだけで、相手がこちらを見る。 やっぱり英語はスピードが遅い。それから、ちょっと聞いたら、だいたい、何をいうのかが半分ぐらいで分かってしまう言語だ。喋る内容が難しければ難しいほど、いつもの仕事のことなので、逆に分かりやすい。だから、思わず、喋り始めてしまう、、、しかし、これは悪い癖であり、直したほうがよいと思うにいたった。 逆に日本語は理解が難しい言語だ。最後まできちっと聞かないと分からない。 日本人と電話で話をしているとこのことが良くわかる。相手の言っていることを最後まで待たないといけない。 さて、英語におけるうなづきもあまりいらないということが分かる。 日本人は、会話をしながら、「はい」とか「うん」とかを多用するが、英語ではそうでもない。相手が言うことを最後までだまって聞いているのが結構普通だ、、、ということに気がついた。 一方、私は日本語の癖がついてしまっているようで、YEAHとかなんとか、言いすぎだということに気がついた。さらに、そもそもYEAH(イントネーション下がる)と言ってしまって、あれ、これ間違っていると思ったりだ。だって、相手が、週末に映画を見たんだといったときに、YEAHとイントネーション下げながら言うのは変だろう(が、うん、、、という意味で思わず言ってしまっている)。だって、私のことではないのだから。YEAH?と感じならいいと思うが。 でもくせで、YEAH YEAH言いすぎだと思うにいたったので、今後は、しない。 日本語でうん、うん、、、という意味つもりでつい言ってしまう。 英語ではYESは肯定と言う意味だけど、日本語で、はいとか、うんは、「はい、聞いています」という意味だろう。 YEAHとかア~ハ~を言ったらいけないということではないけど、日本語感覚で、相手が何か言うごとに言う必要はないということだ。 日本語で、なぜ、はいとかうんを多用するかというと、日本語は、情報の伝達スピードが遅いので、ちょこっと何か言うたびに、伝わっているか確認するためじゃないかな? 英語だと、I LOVE YOUの3つのシラブルだけで、情報が伝わるけど、日本語では 私は(うん)、あなたを(うん)、愛しています(うん) <16シラブルぐらい?> と言う具合に、時間がかなりかかるので、そのたびに、「は~い、言っていること分かっていますよ」と確認する、、、これが日本語の会話じゃないかな。 無線で、「ロージャー」とか「了解」とか、「どうぞ~」みたいな意味? ね~ も同じ機能を持っているのだろう。 私はね~(うん)、あなたをね~(うん)、愛してるよね~(うん) 日本語はシラブルが多いので、要所要所で、「おい、聞いてるかい?」ってのを確認しながら喋るのだろう。 小学校とかの集会で、校長先生が喋りだすと、女子が、ばたばたと貧血でたおれまくったのを覚えているが、何か関係あるだろう。ね?とかがなく、うんと言わなくてもよくて、先生の話を聞いていると、シラブルが多くて、伝達のスピードが遅いので、頭がぼ~~~としてくる。 20年以上前に、CUNYの鶴見教授がCNNに出たときに、人が喋っているときに、うん、うん、うん、うん、、と先生がうなづき音を出されるので、不思議だった。 最近になって、昔JETで日本に言っていた人が、日本で、「うん」、とか「はい」が多いのでびっくりしたといっていた。 さらに、私が最近、ネイティブと会話していて、私自身がYEAHとか言い過ぎかもしれないと思い出した。 YATTAMONさんが、YOUTUBEでリアクション芸人と称して練習されているのをみて、あれ、なんか、ネイティブって結構、そういうのしていないような気がすると思い出した。 全然しないということではもちろんないけど、なんとなく、出すタイミングが違うように思ったのだ。入れるタイミングと頻度の問題だ。 そんなとき、英語喉LIVEをやっていて、自分で自分の録音を聞いて、YEAHとかが多すぎると感じだした(それが、うるさくて気が散ってしまう)。参考にと聞いているラジオのインタビュー番組でも、それほど、うなづいていない。 日本で英語を勉強するとき、よくスキットというのを読まされたりするが、あの形式があるから、うなづきが大切だと思ってしまうかもしれない。 剣道を始めて、アメリカ人の日本語ができる人で、指導や説明を受けるときに、うん、うん、うん、うんと言うのだ。そしてそのタイミングが相手が喋っているとき2秒に一回ごとに言っている。 こういううなづきは日本語特有なのだろう。うん、はい、はYESではなくて、「聞いていますよ」という確認の掛け声だ。 実際に、日本語のインタビューと英語のを比べてみましょうか。完全にランダムですが、まず日本語。 - YouTube http://www.youtube.com 英語は? 英語は英語としてしゃべる。日本語は日本語として喋る。全く別のものとして、、、と言うことだと思う。難しそうに思えるが、英語という言語自体、激しく簡単なので、やってみればできる。しかし、日本語でやっていて、当たり前だと思っていることをとめるのは自分との戦いだな。 日本語と英語を比較しながら勉強すると、英語が喋れるようにならないと思う。つねに日本語が邪魔をするだろう。 日本にいる外国人タレントはどちらかというと、とてもうるさいイメージがある。おおげさなイメージがある。ワ~~~オ~~~~とか連発をするイメージがあるのだけど、あれは、実は、日本人のリアクションをまねしているのだ。 先日紹介したダニエルカール氏のテンションの高さ。あれは、日本人の特に若い女性のリアクションを真似してるだ。 だから日本の番組がアメリカで放送されていたりするけど、人気がある(例 さすけ、、、とかアイアンシェフ(料理の鉄人)とか)。見ていて、リアクションとかが面白いからだ。逆に、アメリカ人がまねをした番組をつくっても、日本人の感覚では、なにか物足りない(笑)。 顔に「やる気」が見えない。 ちなみに、剣道クラブの大学生メンバーも、アジア系だけどアメリカで育っているので、日本人と違って、顔が脱力している感じなので、ちょっと拍子抜けをしてしまう。 では、今日書いたことを適当にアドリブ英語で喋りました。 [audio:http://nippondream.com/file/kaz_10_18_2011.mp3|titles=kaz_10_18_2011] 直りんはここをクリック。