March 2012
なぜ日本人は英語が喋れないのか 再考
TOEIC900点を超えているかたのスピーチを先週聞いて以来、止むに止まれぬ気持ちである。 http://blog.with2.net/link.php?709532:1932 石渡誠先生の生徒さんである。 私はこのスピーチを聞いて、愕然としたのは、中学3年、高校3年、大学?そしてTOEIC900点で、自分の病気の症状の英語による説明に苦労するということがありえるのか? と感じるからだ。 そして、冗談も入っているけど、 こういうときは、こういう、、、、 とまとめられている、、、がこれが日本人の英語の急所だと思う。 日本人以外のノンネイティブの外人は、こんなときはこういう式で英語を習得していない。 日本人は、永久に、この日本語のときは、この表現というかたちで、日本語にあわせて表現を覚えていく。しかし、覚えるものは、実際には、場面がめぐってこないので忘れる。 日本人は、英語に「使いやすい表現」があると信じ込んでいる。 しかし、そういう表現は、ただ日本語で考えた時に日本人が言いたくなる表現である。 まずは日本語を忘れてしまい、英語だけで考えるというか、文を構築している練習、、、、これが、日本人以外のノンネイティブがしていることである。 私自身、スペイン語はそれでやってきた。 1987年に1月から3月ぐらいまで、メキシコシティーにて、ホームステイをしたが、スペイン語を勉強したことがなかった。当然、食中毒の洗礼をすぐに受けたが、ホームステイのパードレは医者だった。 自分の症状を伝えるのにそれほど苦労とは思えない。スペイン語を勉強し始めて、1ヶ月とかの時だと思う。 私の言語学習法は、これっって何ていうの~?じゃ、これは~?と聞きながら、その言語のパターンを抽出して、実際に、言ってみる。「じゃ、こう言える~?」と言う感じで、自分自身のなかで、その言語を、日本語の介入なしに覚えてしまうことである。 必ずしも、聞かなくてもわかることもある。例えばIFってスペイン語ってなんていうの~?と聞いて、SIとわかれば、そのSIは、英語の場合と全く同じように使える、、、という勘がある。BECAUSEなどでもそうだし、WHENでもそうだ。 思うのだが、直君なら、すっと英語を喋ってしまうだろう。 - YouTube http://www.youtube.com
3・11から1年
あの3・11から1年が過ぎました。今後も、なくなった方々、被害にあわれて苦しんでいるかたがたのことを忘れないようにしたいと思います。また、政府の対応で、未だに、真実が出てきていないという批判があります。情報公開など、迅速にできるように、変わるとよいですね。すでに、政府レベルでも様々な努力がされているようです。 さて、英語発音、聞き取り関係ですが、、 http://blog.with2.net/link.php?709532:1932 以下のようなYOUTUBE作品を見つけました。彼は日系ですが、日本語なまりの英語の真似をしています。そのままひらがな読みですから、’別に芸がないと思ったのですが、彼が中国人なまりの英語のまねを始めた時点で、面白いと思いました。皆さんはどう思われますか? - YouTube http://www.youtube.com
アメリカで風邪で病院に行く
アメリカではこういう感じです。 http://blog.with2.net/link.php?709532:1932 木曜晩、ジーナが、「細菌性かもしれんよ。病院行ったら?」 そして英語喉実践者のかたから、「BLOGでの描写によると細菌性かもしれないので、抗生物質がいるのでは?」という内容のメールが。 金曜日といえば、この週で病院にいける最後のチャンス。週末だと緊急扱いで、100ドル特別に払わないといけなくなる(保険の関係上)。 週末に苦しむのはいやだな~~、、と私も思っていたのでした。 朝、起きて、いつも行くクリニックの時間をチェックすると、8時から受付。 ここで、クリニックという言葉に注目。 ジーナが日本留学中、風邪ひいたら、日本人の友人が、「ホスピタルに行ったら?」とよく言っていて、え~~~?そんなおおげさな!と思っていたらしい。 皆さん、よく聞いてくださいね。英語でホスピタルは、大きい大学病院みたいなイメージ。風邪程度では行かないんです。 風邪程度、あるいは、とりあえずは、PRIMARY CARE DOCTOR(主治医)に行くんです。 だから、中学の教科書で、病院に行くは、SEE A DOCTORを覚えるのでしょうね。GO TO A HOSPITALだと、え?、手術でもするんですか?となる。 さて、8時になって、電話を入れる。このときに、私の主治医の名前を伝えて、アポをとるんだけど、風邪ごときの場合は、必ずしも、主治医じゃなくてもいいので、「DR Hか、誰でもいいけど」って感じで伝えるんです。 そしたら10時15分でどうよとなった。 自動車で行ったのです。 まずロビーに入ると、そこで待っている、アメリカ人たちの視線が、、、 え?強盗???? というのは、俺は日本人だから、マスクをしていったわけ。ごほごほと人にうつしたくないわけね。 アメリカでは白マスクは、強盗でもしないと思うので、待合室の市民は、「あ、この人は、アジア人だから、マスクしているのだな」と納得してくれたと思う。テレビとかで見るから。 まず、書類にサイン。そして、そのさいに、CO PAYと言うんだけど、保険の関係で、料金は保険会社が払うけど、ま20ドル、とりあえず払えというルールがある(保険会社のきまり)。 発音はCOP-PAYですよ。CO#-PAYというと、CHOPPYです。 で、10分ほど待っている間に、どんな状況か?ということのアンケート書類。そして、ナースが、名前を呼ぶ。 私の場合は、「ユカワ?」と来る。 ナースについて、診察室へ。そこで、根堀り葉堀り、聞かれるが、それをナースが、ラップトップ上に入力。血圧もはかる。 5分まったら、先生が登場。ラップトップの情報を見ながら、色々質問を受ける。 私がまず最初に言ったこと、、 「先生にこんなに早く会うなんておもってませんでしたよ(笑)。」 先生、「う~ん、風邪とかなしに、一冬を乗り切るのは大変だからね~」 こんな無駄口がぱっとでるのは、英語が単語ごとに意味がつまっているので、情報が早くでるから、ぱぱぱっ、と言えてしまうからじゃないかな。 日本語だと、シラブルがものすごく多くなって、エネルギーがいるので、決まり文句ぐらいですませたくなるものだ。 先生は、抗生物質を指定したのだけど、いつも聞かれるのは、「XXのCVSでしょ?」。CVSは、薬局つきのコンビニなのだけど、薬自体は、クリニックが出さない。 ラップトップ上で、その情報が行くので、クリニックを出たあと似、自動車でそのコンビニに。 「30分まえに、医者をでたばかりだけど、できてますか?」 「できてますよ」、、、で薬をゲット。 じゃ、CO PAYは5ドルね。 え?普通、薬は実費なのだと思っていたけど、この抗生物質は、保険がカバーするらしい。でも、CO PAYといって5ドルは払わされる。 CO PAYってのは、保険をあんまり頻繁につかうと、保険会社が損だから、なにか払わせるって感じの料金なのかも。 そして、その薬には、詳しく薬の情報が書いてあるので、それをよく読んで服用するのです。 話は前後するけど、クリニックを出るときは、もうラップトップ上で、すべて済んでいるので、受付の人にBYEとかいって、去ったのだけど、そのかたが、 FEEL BETTER (お大事に)! と言ってくれた。 同僚たちに、「今日、病気です」というと、きまって、FEEL BETTER! と言うのでした。 […]