January 2014
英会話の練習は、内容にこだわらず
January 28, 2014
英会話は、内容のある話をするとか、興味のある分野でというのが主流ですが、逆に、全く、考えずに、だらだらと話すことで、考えなくても英語になるような練習をすることができます。特に、普通は、論理を鍛えるとか、そういう方向に関心が向くものです。が、思うに英語ネイティブは、普段はあんまり考えずに話していると思う。あんまり考えずに話せるという前提があって、考えて話せるようになる。その土台を作るためには、だらだらと考えずに話す練習もいいものです。 頭を無にして話していると、まるで三輪車にしか乗れなかった子供が自転車に乗れるようになる瞬間のように、文法などにこだわらなくても話せるような瞬間がやってくることでしょう。ところが、内容にこだわりすぎると、文法を無意識に話せる練習になりにくいのです。 とにかく、頭を無にして、話してみましょう。以下では、私は頭を無にして話しています。するとイメージがそのまま英語になるような感覚が味わえる瞬間がきます。 よくペラペラ喋れるけど内容がない人がいるという批判がありますが、私は逆だと思います。ぺらぺらと自然に、頭が空っぽでもしゃべれなければ、内容のある話も困難でしょう。 実は、内容のないように思える、力を抜いたような会話こそが、心を伝えてくれたり、人柄を伝えてくれるので、ネイティブの友人などとつながりやすく、結果、内容のある話もできるようになります。心がつながらないと(つまり、信頼関係が気づけないと)、そもそも、込み入った話、歴史の話など、できません。物事には順番があるのです。