October 2016
日本人のノーベル賞受賞者リストと出身地
<編集ノート 愛媛出身のノーベル賞受賞者が出ましたので、加筆しました。2021年10月。> <編集ノート 大阪出身のノーベル賞受賞者が出ましたので、加筆しました。2019年10月。> 日本人のノーベル賞受賞の季節ですが、いつものように出身地を調査してみました。毎回、西日本人の受章者が多いですね。 元々、参考にしたのは以下のリストですが、執筆時の今朝、大阪出身のかたが受賞しましたので、1を西日本に足しました(2019年10月)。(2021年にさらに愛媛県人が受賞)。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E%E5%8F%97%E8%B3%9E%E8%80%85 どちらかというと西よりのように思います。 厳密に近畿地方からを西日本とすると(台湾や満州も西として計算)、 18人(西) VS 9(東) です。 名古屋を西日本とすると、 21 VS 6 になります、、が、ただ、そうしてしまうと、西日本がえらく大きくなります。 名古屋が西なら富山も西とせざえるとえませんから、 22 VS 5 となります(が、それだと西日本が広くなりすぎてしまいますね)。 人口の3割が住む関東地方ですが、ピュア関東地方出身(関東生まれ、関東育ち)は梶田さんだけでした。山梨の大村さんですが、山梨は東京の隣ですので、関東付近だと二人です。 静岡県の天野さんを入れると関東付近は3人となります。 北海道も1人おられます。北海道は、英語によるコミュニケーションが達者な人が多い印象です。 田舎者も多いような印象です(これは厳密にチェックしていません)。 理論ですが、西日本人は方言的に発声が緩い==>英語がマスターしやすい==>英語ができるから海外の研究者と交流しやすい==>研究活動に国際コラボはプラス。 <移動する学者は引用される数が多い http://www.nature.com/news/scientists-have-most-impact-when-they-re-free-to-move-1.22730> 田舎者が多いように思います。科学というと都会っぽい、エリートっぽい感じですので意外ですね。 村上春樹氏もノーベル賞候補として挙がっているそうですが、そうなると兵庫県にさらに1票となります。 <2017年10月にKAZUO ISHIGURO氏のNobel文学賞受賞が決定しました。氏はイギリス国籍ですが、出身はずばり西日本の長崎県です。> 真鍋淑郎 愛媛県 (追加しました) 吉野彰 大阪府吹田市 (追加しました) 湯川秀樹 京都府京都市 朝永振一郎 東京・京都 (父は長崎出身) 江崎玲於奈 大阪府中河内郡高井田村 小柴昌俊 愛知県/東京 小林誠 愛知県名古屋市 益川敏英 愛知県名古屋市 赤崎勇 鹿児島県川辺郡知覧村 天野浩 静岡県浜松市 梶田隆章 埼玉県東松山市 福井謙一 京都府京都市 白川英樹 東京・台湾・岐阜県高山・満州 野依良治 兵庫県 田中耕一 […]
部活指導のブラック化について
日本で学校の先生が部活の顧問をせねばならず、ブラック化しているという声をよく聞きます。 米国の地元の高校でもスポーツが盛んなのですが、世間的に、ブラックだとかいう批判を聞きません。 ワイルドな想像なのですが、就職のシステムとして、アメリカの先生には誰でも、何歳でもなれるという緩めの制度なので、色んな人が先生になっていて、スポーツ好きな人が多いので、その人たちがやっているのではないかなと。職場の人材の多様性というのでしょうか。 日本では、採用試験があって、大学の最初のころから準備した、いわゆる勉強好きな人が先生になりますので、バレーをしたことがなくても、バレー部の顧問をまかされたりで、そこで無理が、悲壮感が生じるのではないでしょうか? 私は中学のとき、剣道部でしたが、顧問の先生は剣道経験がありませんでした。高校のときの顧問の先生は、少しはありましたが、稽古には参加してくれませんでした。自分自身が私立高校の教師になったときは経験のないバレー部の顧問をしました。 日本の公立学校は終身雇用の先生が多いと思うので、世間的にも、ま、職が保障されているのだから、がんばってもらうしかない、、という感覚もあるのではないかなと。 ワイルドな想像でした。