January 2023
自分の専門について(データ分析、評価研究、効果検証)
米国でのキャリアの最終日に思ったことです。 なぜ今日が最終日だったかというと、今年は日本に本帰国するので、それで、退職をしました。午後6時ぐらいまで、引継ぎの最後の仕事がかかってしまいました。 自分は応用統計、実験、データ分析、プログラム評価が専門で、ずっと米国のコンサル会社に勤めていました。 今の会社はなんと13年ぐらいいました。 応用統計って大学院の時に聞いたときは、どういう意味かなと思っていましたが、、 統計学が専門だと、きっと、統計のモデルを開発したりするのだと思います。 それを実際に応用して使うのが応用統計学かと思います。 自分は社会学の博士号を取りましたが、大学院の時は、今のような厳密なメソッドとか、科学的な検証法は、まだまだデータ的に無理でした。2000年に博士号を取りましたが、教育の分野で実験が使われ始めたのが2000年ころからです。 教育の分野と言っても、色々あるのですが、私が言っているのは、教育政策とかカリキュラムとかの実験です。心理学は小規模で昔から実験をしていると思います。 学校レベルでのなんらかの改革モデルというか、プログラムが学生の学力向上や、大学進学を持つのか、、、ということが、実際の大きな実験をすることで効果を証明しようということで、これが本格的に始まったのが2000年ごろからなのです。 その波にのって、自分は仕事をしてきました。 もっと具体的に言うと、米国教育省がお金を出して、色々な教育プログラムの開発や発展・改良をサポートしだしたのですが、そのためには、効果の証明がいるのです。 最初に、自分が中心になったグラントがもらえたんです。すると、次のグラントももらえました。すると、会社のグループで、自分が、そのタイプのグラントのテクニカルな部分を担当して、皆と協力することになって、次のグラント、次のグラントと進んでいきました。 なぜかトランプ政権下ではグラントが全くもらえませんでした。そして、パンデミックになり、データが集められない状態が続いて、仕事がなくなり、パートタイムに3か月昇格したことがあります。 さて、教育プログラムの実験とは何か、、と言いますと、、 日本の例を挙げてみます。例えば、スーパーハイスクールとかいう制度があると思うのですが、その学校に行くと、生徒の学力が上がるのか?ということを検証できます。 ランダムに二つのグループをつくるのがとてもややこしくなります。どうしても、ランダムにできない場合は、それっぽくするメソッドもあります(Quasi-experimental Designと言って、マッチングを使います。) 2000年代から、どんどん、実験が主流になっていきました。 大学院のときには、統計モデルは使うのですが、デザイン自体が、実験的なものではなくて、とりあえず大きなデータを集めて、米国の教育の成果を理解するというものでした。できるかぎり、社会の平均が出せるように、ランダムにデータを集めるデザインにはなっていたと思います。 当時、米国の教育省と世界の色々な国々が教育して、中学生の教育データを集めていましたので、それを利用して研究をしていました。 しかし、実験という形をとっていないと、効果検証は厳密にはできません。 コンサル業界にはいってから、実験の専門家のようになりました。 実験というのは、例えばですが、高校生が大学に進学するために、高校生にメンタリングを施すというようなプログラムを開発している団体があって、何々州で、それを使うのだが、その効果を検証してほしいということで、私たちがその役目をします。 連邦政府や州政府が競争的ファンディングをくれるのですが、もらえた場合、その予算の10%ぐらいは、評価をする会社がもらいます。 ちなみに、自然科学では、メソッドとしての実験は、おそらく一番簡単な知識・スキルかもしれません。ただ単に、ランダムに二つのグループを作り、結果を見ればいいので、分析はおそらくエクセルでもできると思います。 学校を対象とした実験は、なかなか難しいのです。 自分は、博士号を出てから、ずっと、この業界にいるので、どんなプログラムであっても、スタディーデザインを考えて、それを実施して、データを集めて、分析して、結果を出すと言う仕事をしてきました。 今後は、英語喉や、様々な教育メソッド・実践の効果検証に自分の経験とスキルを使うつもりです。 もう一つ興味があるのは、私が持っているスキルはデータを分析したり、研究をデザインしたりすることですが、非常につぶしがきくスキルです。多くの人の役に立つかもしれません。 自分は数学は苦手だったのですけど、それでもキャリアとして統計分析をしてきたので、数学が苦手な人にでも、分かりやすく教えることができるのではないかなと思っています。 新年23%オフセール、ぜひお早めに。1月8日(日曜日)正午終了。 https://nippondream.mykajabi.com/new-year-2023
会社を明日退職するので、今日、オンラインお別れ会をしてもらい、こんな風に話しました
明日で会社を退社するのですが、今日は、同僚達がオンラインお別れ会を開いてくれました。 話の中心になるのは慣れていないですが さすがに、このミーティングは、 私、私、私 が中心ですので、最初から、喋り倒そうと思いました。 まず、最初はジョークで、5分前から待機していたが、あまり早くオンラインになると、恥ずかしいので、ぎりぎりまで待ってジョインしたと言って、雰囲気を和ませました。 日本で農業もするの? という質問も、5分ぐらいかけて答えました。 エピソード形式で話していると、いくらでも話せます。 コミュニケーションの話もしました。以下に、最初は、透明人間的に感じたが、喉発音を始めて色々と変わった、、などと言う話もしました。 興味深くきいてもらえました。 こういうミーティングは、少しロースティングもします。軽くいじるかんじです。 アラバマの州立大学とコラボで良く行っていたんですけど なぜか、アラバマの人たちが、私のことをものすごく好きで、5人ぐらいで行ったのに、 カズさん、カズさん、カズさん という感じだった、、と同僚が言いました。 な~んか、フレンドリーにしてもらえたんです。 自分としては、その時、レストランに行って、自分はメキシカンツアーみたいな名前のものを頼んだら3皿ぐらい出てきて、皆がびっくりして、写真をとった というネタが出るかなと思ったのですが、たまたま、そのことを、まるで関西で言う 「一生言われるで~」 みたいなネタとして、言っている同僚が今日は参加してくれてなかったのです。 今、考えると、そのことを言ったら良かったなと思います。 皆でレストランに言ったら、自分だけ3皿分ぐらい出てきたという鉄板ネタを自分から披露したら良かったです。 質問が出たり、私への感謝の言葉などもいただきました。 13年ぐらい勤めたのですけど、、、どのプロジェクトが面白かったですか?とか。 日本に本帰国されるということだけど、何を楽しみにしていますか?とか。 風景だと答えました。ちなみに、これを言うのにも5分ぐらいかけて答えてみました。 話しまくったのですけど、後で思うと、話しすぎたかな?とか、はしゃぎすぎたかなとか。 ギター弾いてくれと言われて、少し弾きました。 実際には、この間、○○さんのお別れ会では○○さん、ピアノ弾いてたよ~と言われまして。 バンヘイレンのスパニッシュ・フライという速弾きの曲を10秒ほど弾きました。 冗談なのか、本当なのかもしれませんが、このスパニッシュフライという言葉も実は性的な意味を含んでいるよと、誰かがいいました。後でネットで調べてみたら?と。 どういうことかというと、中学の時にバンヘイレンに出会って歌詞カードで英語を勉強していたが、バンヘイレンの歌詞が全て、性的な意味を持っていることに気が付くのに20年かかったとシェアしたのですが、それを受けての指摘でした。 本当はどうなのか、まだ調べていません。 このバンヘイレンに出会ったという部分も、3分ぐらいかけて説明しました。まずはキッスのカセットテープを聞いたのだが、語学用の再生機で聞いたので音が良くなくて、ピンと来ず、、その後で、友人が、これ聞いて!とバンヘイレンのデビューアルバムを持ってきて、それでガツンと来た、、、という感じでエピソードにしたら、3分、4分かかります。 お世話になった同僚、上司に、本当にありがとうございました、、と感謝しました。 自分のスーパーバイザーは本当に良い人で、親切で、patientで、良くサポートしてもらいました。そのあたりを、丁寧に本人に言いました。 新年23%オフセール。英語喉完全マスターオンラインコース。世界のどこからでも約50本の動画で英語喉が練習できます。10年以上の指導経験に基づいて、本にはないコツも多く入れました。英語の発音と聞き取りの向上に、ぜひ。1月8日(日曜日)正午終了。 https://nippondream.mykajabi.com/new-year-2023
すでに知っている単語、知識を使って話せるようになる
英語を教えると言うと、必ず 新しい項目を教えると言う感覚があります。例えば、新しい語彙を紹介するなど。 私が試してみたいことは、すでに知っているものをどう生かして、話せるようにするかという点です。 中学で英語を勉強してれば、かなり、すでに語彙はあるはずです。特に自分のことを言う場合は、難しい語彙を使い必要はありません。 例えば、「この柿の味、忘れられないな」と言いたいとすると、極端な話ですが、 Oh my God でいいです。Oh my Godと言いながら、柿を見つめればよいことでしょう。 正しくは、I won’t forget the taste of thisだったかもしれませんが、聞いているほうは、それに気が付きません。 ピアノやギターのアマチュア演奏家が、演奏を終えた後、それを聞いていた友達に、間違ったと言ったとしても、聞いているほうは、分からないことが多いのと似ていると思います。 英語の勘シリーズにまとめましたが、英語を話すときは 人物を中心にし 動作を動詞で表し セリフを使います。 エピソード形式で話すわけですが、長めの話をするなんて、無理と思われるかもしれません。 いや、それ以前に、英語では少し長めに話さないということに気が付いておられないことが多いのでしょう。 自分の話なのですから、難しい単語を使う必要はありません。 鉄板ネタであれば、何回、同じことを言っても別にいいので、どんどん上手になるかもしれません。 すでに知っている単語でもって、どのように考えて実践すれば、英語が話せるようになるのか、、を教えたいと考えています。 もちろん、新しいことも学ばないといけないのですが、すでに知っている単語で話せるのだと分かれば、楽しくなります。 楽しくなると、欲が出てきて、新しい単語も思わず覚えてしまうものです。 新年23%オフセール。英語喉完全マスターオンラインコース。世界のどこからでも約50本の動画で英語喉が練習できます。10年以上の指導経験に基づいて、本にはないコツも多く入れました。英語の発音と聞き取りの向上に、ぜひ。1月8日(日曜日)正午終了。 https://nippondream.mykajabi.com/new-year-2023