面白い
西宮で一番発音にこだわるTOEIC講師の天満さん(氏のBLOGは右側のリンクから)がBLOGで面白い音声をUPされている。ものすごく感動した、、、というかうれしかった。 1月7日の日本語での英語発音練習(?) がそのBLOG ENTRYです。 http://processeigo.seesaa.net/article/77013254.html (これでいけるかな?) 天満さんが日本語を3ビートでしゃべってはる、、、のだ。私は2年以上も前から、英語のメロディーの源泉は3ボートにある、、、ということを、3ビートを秘密としながら(まだ喉が出版されていなかったので)、アメリカ英語なまりの日本語を、冗談まじりで喋ってきた。 わたしもやってみた。 http://www.nippondream.com/blog/nihongo.wav
プレゼンテーション
(昨日のBLOGに誤りがありましたので削除しました。情報を訂正してまたUPします。 ) 久しぶりに、論文のプレゼンテーションをした。20人ぐらいの人の前で30分ぐらいしゃべって、30分ぐらい質問を受ける。 ものすごく自分にびっくりしたことがある。私自身は喉革命後2年ほどたっているから、やはりネイティブメソッドに慣れ切ってしまった、、、ということのお陰だと思うが、質問を受け付けているときに、全然、緊張しなくなった。緊張しなくなったどころが、喋っていて、喋りがとまらない、、、というような感覚に見舞われた、、、よく考えると、これはアメリカ人がプレゼンテーションをするときにやっていることと同じだ。 質問自体は10秒ぐらいなのに、2分も3分もとまることなく喋りつづけるアメリカ人を見て、「どうやったらあんなに量を喋れるんだ?」とか、逆に卑屈っぽくなって、「アメリカ人はただ喋るだけで内容はたいしたことない」みたいなことを考えたこともある(ちなみに、多くの日本人留学生がこういうことを考えるようだ。アメリカ人と一緒に授業をとったときに。) これは、思うに、考えながら、同時に喋れるということのお陰だと思う。 喉革命以前から、英語はできたほうだが、なぜかQ&Aとなると、緊張してしまい、思うように答えが返せなかったりした思いがある。 ところが喉で喋っていると、考える=喋るが同時にできるのである。 それでどころか、喋りながら、その次に言うことをなんとなく考えていることに気がついた。ちょっと難しい質問が来るとすると、とりあえずは、手続き的な説明、考えなくても言えるような説明をしゃべりながら(喉任せ、、、見たいな感じ)、その説明が終わったら、もっと理論的に豊かなことを言ってやろうと頭脳が考えている。 喉任せ、、、と書いたが、これは日本語では当然できることだろう。考えずに、適当に喋る、、、という芸当。私はギターでアドリブするときに、考えなくても手癖で適当に弾くことができるが、、、それと同一のプロセスだ。 手癖とは何か?デモしてみました。 http://www.nippondream.com/blog/teguse.wav で、適当に喉任せで喋っておきながら、次にいうことを頭でしっかり考える、、、と。 もちろん、この芸当は英語初心者には無理だとは思うが、ある程度、英語が喋れて英語喉に挑戦する人には、私が経験していることと同じことが経験できるのかもしれない。喉革命を経験して、英会話の場を踏み、ある程度の時間が経過すれば。 上に書いたことは、母国語では当然できることなのだと思うが、英語となると、異常に緊張してしまい、これまでできなかった。それはきっと、口の動かし方を気にしながら喋っていたからだと思う。特にLとR、TH、あるいはリガチャーAなど。 これは生物学とか脳医学をやっているかたに教えてもらいたいが、口や舌を動かす筋肉というのは、ものすごいエネルギーとか集中力を伴うのではないだろうか。だから、口の動かし方にフォーカスした方法では、短い単語や文は個別に発音できても、実践では、緊張して使うことができないのではないだろうか。 Rの時は舌を動かして、、、というたった一つのことを覚えておきながら、会話をする、、、ことでさえ、非常に難しい芸当なのではないかと思うのだ。 あ、これは日本語でも実験ができますね。例えば、「ま」のときは唇を丸めてください、、、という簡単なルールを作っておいて、それを守りながら喋ってください、、、といわれると*超*緊張するし、内容を考えながら喋るのは不可能でしょう。 逆に喉で喋っていれば、前に書いたが、脳が意味を解釈、確認しながら発音を助ける、、、、まだこの説明のしかたがよく分からないのだが、前に書いたことを引用して終わりにしたい。 **** 次に、、、喉発音って、無意識にできるようになるんです。で、それも、慣れるからと言ってしまうと簡単ですが、意味的な意味でできるようになる。説明が難しいんだけど、例えば、慣れるとHUTやKISSの時の母音の部分で、無意識のうちにゲップエリアを使ってしまいますが、これは、そうしないと意味的に違うものになってしまうから、、、という気がします。 例えばHUTをアクビエリアでいうと、意味的にHUTじゃなくなってしまう。どちらかというとHOTみたいな音か、HOTそのものになっていしまう。自分の言っていることを聞いている脳がいて、それが拒否反応を示してしまう(HUTのUをゲップでいってくれないと意味が合わないですよ。言い直してください、、、って感じ)。 ITでも同じ。ITのIをアクビエリアで言うと、EATみたいな発音になってしまう。すると脳が「それは違う意味の言葉ですよ」と言ってくれる、、、感じです。 このことをどう読んだらいいか分からないんで、とりあえずは、呼ばずに、「上で書いたこと」として扱います。
民主党大統領候補 オバマ氏
「西宮で一番発音にこだわるTOEIC講師」の天満さんも物まねの対象としてらっしゃるが、米国民主党大統領候補のオバマ氏が昨日、アイオワの民主党内投票で1位となった。 OBAMAという名前の発音はどこから聞いても3ビートだ。 #-O-B/B-A-M/M-u_# である。シラブルに最大3つの音が含まれている(OBとMAは2つですけど、この説明はレッスン 35 ぎざぎざエッジを持つ言葉を参照してください)。日本語風に発音すると O/BA/MA だ。シラブルに基本的に最大2つが入っている。比べてほしい: #O-B/B-A-M/M-u_# O/BA/MA よく、日本人の英語はロボティックだという言い方をする人がいるが、そのロボティック(ロボットが喋っているような感じ)は、まさにこのシラブルの構造の違いにある。 #-O-B/B-A-M/M-u_と読む英語は、さらに、シラブルとシラブルの間をスムーズに読むわけだから(スウィングとフォロースルーを実践)、全体的にスムーズな感じがする。O/BA/MAはネイティブの耳にはロボティックに聞こえるのだが、その理由は期待しているところに子音が欠けている、、、そのこともあって、シラブル間が非常にくっきり切れて聞こえるーー>だからロボティックに聞こえるのである。 従来は、練習すれば、このロボティックさが消える、、、という考えがあった。しかし、シラブルの構造を理解しないかぎりは、ロボティックさは消えない。消える理由がないからである。そのかわり、従来、我々がやろうとしたことは強勢の位置を極端に強く発音したり、音を長く伸ばしたりということだった(このことは音声でしめしたら分かりやすいだろう http://www.nippondream.com/blog/obama.wav )。 これでは正しい発音ができない。いや、日本語発音でもよいではないか、、、とおっしゃるかもしれないが、1)これではリスニングができない、2)2ビートのままだと怒っているように聞こえるために、留学などをしたときに、友達がつくりにくい、3)ネイティブが聞くのに苦労する、、、と。そもそも強勢を加えようが加えまいが、ネイティブの立場から見たときに、日本語英語の理解の難しさは変化しないのだ。 もう一つ、、、、OBAMAの英語発音だが、日本人の耳にはBAに強勢が来るように聞こえるが、これはわざとそうしているわけではなくて、発音のせいである。BAのAはアクビエリア発音だ。だから首の上のほうで発音するので、どちからかといえば、高めに聞こえる印象がある。最後のM-u_だが、単語の最後でゲップエリアに発音位置がもどっていこうとするからu_だ。ゲップエリアはどちらかというと低いような感じがする。 何回も繰り返すが、個々の音の発音法さえ知っておれば、強勢の位置を暗記する必要はない。喉発音位置の違いで、自動的に自然な英語のメロディーが生まれる。 というわけで、強勢自体を暗記する必要はないのです、、、が今年度のセンター試験は、まだまだ古いパラダイムで単語の強勢に関する問題が出されるのでしょう。来年はどうでしょうね。