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自分自身の身体を理解する

英語喉にとりくむことは自分自身の身体を理解することである。しかし、従来の考え方というか、感覚では、練習とは何事も、自分の体を何かの実践に合わせていく、慣らしていく、、、というかんじの考え方があった。これを変えなければいかんと思う。例えば、従来だと、なんとなくだが、繰り返すうちに、体を慣らすという考え方がある。 そういう要素もあるかもしれないが、まずは、自分自身の体・喉を理解することが先決だ。一旦、理解すると、自分の身体に関して色々なことがわかってくる。 その一つが姿勢である。 私は猫背っぽいのだが、これも直すことができた。直したというより、あることに気付いたということである。 英語喉に書いてある西洋人の標準姿勢を実践するならば、猫背のメカニズムが分かる。猫背は、背中が曲がっているのではない。あるいは、何かが曲がっていて、それが永久に固まってしまっているのではないのだ。 実践してもらうと分かることなので、この点は皆さんに考えてもらいたい。ヒントをいうならば、、、、猫背は背中の問題ではないのだ。

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信じることの大切さ

Kさんが言っているように、ネイティブメソッドを信じることは大切だ。 喉革命がおきるまで、つまり喉発音が実際にできてみるまで、すこし試行錯誤は必要だが、それまでは、「エー、出来てるのかなあ、、、できてないのかなあ、、」と迷うことになる(、、、とKさんが言うとおりだと思った)。その迷うときに、信じることをやめてしまうと、困る。 目の前で指導させてもらえるならば、このような悩みは起こらない。「あ、まだまだ浅いですよ。あ、そうそう、それ」ってかんじで、できるから、その場で喉革命が起こったかどうかを教えてあげられる。最初のころ、教えさせていただいたかたは、その場でできていたし、翌日あたりから、すでに音ががんがん耳にはいってくるとおっしゃった。 信じることがとても大切だが、皆さんは以下のことを信じられるだろうか?英語喉で紹介している事項である。 1.西洋人の姿勢が違う。 2.西洋人は息を吸いながらでも喋れる。 3.西洋人は口を開けたままでも、コミュニケーション可能なレベルな会話ができる。 1に関していえば、西洋人の「標準姿勢」を学ぶと(英語喉参照)、猫背が直る。信じられるだろうか?絶対信じないとおっしゃるだろう。誰もが。猫背は骨が曲がってるんでしょ?と。 1億人以上、日本人がいるなかで、現在のところ、私しか知らない事項である。 とにかくやってみてほしい。

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放屁(ヒールッペ)と英語喉がどう関係しているのか

放屁というと、「屁をひる」ということだ(「ひる」は広島弁、、、標準語においても「へっぴりごし」という表現の中で生きている。)。イメージが汚いので、フランス語で表現することにする。「ヒールッペ」である。私が勝手に作ったフランス語だが、フランス語風に、ゲップエリアで全て発音してほしい。ヒはフランス語では非常に弱いので、イーという感じに聞こえる。ルは、喉を震わせて発音する。あえていえば、ぺにアクセントを置いたような感じになる。 フランス語でクレープを発音するときの、かわいい感じ、、、そういう感じで発音してほしい。 なぜヒールッペを語るのか。それは、人間が作りだす第2の音声活動であるからだ。音声学者でさえ、このテーマは扱っていない。音声であるにもかかわらず。 発音に関しては、日本語 VS 西洋言語において、口 VS 喉という対決がある。ところが、ヒールッペに関しては、それがないのである。ヒールッペに関しては、文明社会に生きる全人類が肛門発音である。腸発音ではなくて。 なぜだろうか。 文明社会に生きる我々はヒールッペをすることを「失礼」と捕らえるのである。生まれたときから、そう教えられるので、部屋に誰もいなくても、ヒールッペを恥と捕らえてしまうため、ヒールッペの瞬間、緊張してしまうのだ。日本語を発音するときに、短い音を出すために喉や口が緊張してしまうのと同じ原理である。 ところが、動物はどうだろう。例えば犬の社会には、ヒールッペが失礼だ、恥だという概念が存在しない。したがって、人間独特の緊張感がないため、腸発音になるのだ。腸はゆるやかな音を出すことができる。リラックスしているからである。いわゆる「すかしヒールッペ」に非常に近い。仮説になるが、動物のヒールッペはほとんどがすかしである。恥だ、、、という感覚がないから、そうなるのではないだろうか。 英語喉をマスターすることは、自分自身の身体を理解することである。むやみやたらに練習することではない。自分の体の原理を知ることだ。 英語喉をマスターできた人は、自分の喉、体をマスターできた人だ。自分自身の体を真の意味でコントロールすることに成功したのである。イメージ的には、昔、ヤッターマンという漫画があったが、それにボスロボットというキャラクターが存在した(と思う)。ボスロボットは、頭のところにコックピットがあって、そこに、悪役たちが座り、ボスロボットを操縦するのだ。 そういうイメージだ。自分で自分の体を操るのである。意識していなかったことを意識するのである。 昔に書いたことの繰り返しになるが、、、 なぜ喉発音が難しいのか?それは、日本語のくせで、音を出す=喉を緊張させる、、、という方程式を思わず使ってしまうからだ。この方程式をいじってしまおう。喉を緊張させなくても、大きな声は出せるのだ。喉をゆったりさせて、音のライフサイクルを大切にしながら(音の最初と最後を切らないこと)、発声するのだ。そのときに戦うのは喉ブレーキだ。思わず、喉にブレーキをかけてしまっているはずだ。それに気づくことが大切だ。 このことを実践できていなければ、いくら音を繰り返してもだめだ。どうしても、実感できなければ、少し本から離れて、風呂に入ってみてほしい。風呂に入り、ゆったりした状態で、声を出してみよう。声優さんのような声がでないだろうか?え、これって私の声?みたいな瞬間があったら、それが本物の英語喉である。 ヒールッペについて最後に一言。文明社会に生きる我々はもはやヒールッペをもっとも原始的な、動物的なフォームにおいて実践することができない。犬がやっている腸発音をまねしようとしても、どうしても意識してしまい(恥の概念が体をのっとってしまう)、すかしヒールッペでさえ、近似値的なものになってしまう。 できるとするならば、それこそが、自分自身の体を本当の意味でマスターしたということになるであろう。 文明が我々の身体をコントロールしているのである。そのことに気づくこと、、、これは非常に難しい。  

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