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ジーナより

コメントを色々いただきありがとうございました。 特に、アマゾンレビューに関してのBLOGに対していただいたコメントのうちの一つにレスをしたいと思います。「反論や論駁ではなく、改良・改善に力をいれてほしい。」という部分が、このかたのご意見を集約していると考えます。この点について、アメリカ人著者であるJEANAさんと相談しましたが、JEANAさんの率直な意見が、集約的でしたので、そのまま報告します。私も同意します。   とてもよいポイントを挙げていただきました。お陰で私は、深く、この件に関して考えることができます。   ぜひ、私達著者のサイドの事情を理解していただきたいと思います。この本の執筆中にあるプレッシャーがありました。内容が全く新しい本でありますが、従来の本にある程度は似せないと、読者が見向きをしてくれないのではないか、、、という問題です。従来の形式とは、とにかくシンプルで、全体を数時間で読めて、何度も何度も繰り返して練習できるようなものです。   ですが、私自身が日本人の学習者に直接指導した経験から分かっていたのは、このような繰り返しの形式では、実りがないということでした。私がデリバーしたかったのは、最大の結果をデリバーするメソッドです。   私は、日本の皆さんに、本物を、本物だけを経験してほしかったからです。間違ったもの、レベルの低いものは、勤勉で優秀な日本人の皆さんには絶対に似合わないという気持ちがありました。   ところが、最大の結果を得ることは、それほど簡単なことではありません。メソッド自体は一度できてしまえば、次々と簡単になります。ところが、「とにかく繰り返そう」という従来のメソッドに比べれば、取り組むに特別な努力がいります。私が努力したのは、できるだけ分かりやすく、説明を書くことでした。   私が心がけたのは、英語発音を学習者が自分の体の中で実体験できるようなかたちの説明です。例えば、ゲップエリアを響かせていれば、自分の喉のその部分が響いているかどうかでわかります。従来の本が強調してきた暗記とか、繰り返しではなく、実際に自分の体で音を経験する、、、これが私が指導のうえで一番大切にしたものです。   一対一で直接指導をしているときでも、学習者の体の中で私が教えることが再生できているか、学習者が自分の体を理解できていて、発音のために使えているか、、を大切にすることが私のゴールでした。暗記や繰り返しではなく、本当の意味で理解できていて、はじめて、学習者は、先生がいないところでも、教わりマスターしたことを実践できるのですから。   私が日本人の生徒さんによくこう言っていました。「私は、あなたが英語を喋るときに、いつも一緒にいて教えてあげられるわけではありません。だから、私はあなたが全てを理解し、私が持っている知識を全て消化してほしいのです」と。   このアプローチは新しすぎて、戸惑ってしまう人も出てくるかもしれません。従来のアプローチは、学習者が好きなこと、望むことを教えます(例えば、とにかく繰り返して練習したいという欲求がどうしても学習者にはあり、この欲求を従来の本は満たしてくれます)。私たちのアプローチは、学習者が望むこと、聞きたいことというよりは、英語発音をするために必要なことをお教えします。ですから、良薬口に苦しということが起こるかもしれません。あるいは、「どうしたらよいか分からない」というような不安が生じてしまうかもしれません。   学習者が不安に思ってしまうことは、学習者のせいでは、決してありません。   どのようにしたら、不必要な心配を学習者の心から取り除くことができるか、、、。   学習者の体験をうまく取り入れて、指導を向上するために、現在、皆さんの質問を聞かせていただいています。ぜひご質問をお寄せください。質問がある程度集まってくると、多くの人々が共通に持つ問題が見えてきます。人によって問題が違う可能性もあります。そのあたりも、私たちにが理解できてくると思います。   このBLOGや、メールなどによって、ぜひ、皆さん全員がネイティブモーメントを経験できるようになるインフラを作っていきますので、ぜひ、ご協力をお願いします。   将来的には、ネイティブメソッドにピンと来た人が増えることでしょう。そうすれば、その人たちを通じて、また多くの人がネイティブメソッドを効果的に学べていくことでしょう。   最後に、、、、皆さん、ぜひ英語喉をトライしてください。ゆっくり進んでいってください。それぞれのセクションの内容を体で、体の中で、理解するために、最高の努力をお願いします。特に、CDの音を聞くときに、最高レベルの頑張りを実践して聞いてください。そして、がんばって聞いた音を、最高レベルの集中力で、自分自身の体を使うことで、真似てください。   これまで重要とされてきた暗記や繰り返しは、逆説ですが、どんなに努力していると感じていても、実は一番、楽なことなのです。楽をして実がなることはありません。自分自身の体を知り、操れるようになる、、、、このことがネイティブメソッドのマスターのためには必要です。   このことは始めることが難しいんです。ただし、最初が分かってしまい、一旦マスターすると、忘れることがありません。   心から皆さんにお願いします。ぜひ、50のレッスンの最後までやりぬいてください。私は、日本の皆さんに大きく期待をしています。皆さん一人一人の前で、直接指導できたら、どんなにすばらしいことかと感じます。  

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アマゾンレビュー

アマゾンレビューで辛口の批評がありました。喉で発音なんてできるはずがない、、、ということがあるわけですが、まずはやってみていただければと思います。そもそも音を出す声帯は喉にあるわけです。口で響いているように思えるのは、実際10%ぐらいは口を使うということもありますが(本書を参照願います)、もう一つには、日本人は英語を喋るときに、口や喉を強烈に緊張させてしまう、、、ということも原因です。音は喉から出ていても、喉自体が緊張していると、確かに口で音が発生しているような感触がします。でも、音を出しながら、徐々に喉の力を抜いていってみてください。なーんだ音は喉でやっぱり響くものだということが実感できます。 ところで、辛口レビューをされた杉田さんが、「アメリカ人は歯の治療中に喋れるなんて信じられない」とおっしゃっています。正確に引用すると、 「本書に関するウェブサイトで筆者は、日本人は歯の治療中はしゃべることができないがアメリカ人はできると述べており、英語は喉で発音するという主張の根拠としている。これが正しいと思う人は本書を買って試してみても良いかもしれない。ほとんどの人は信じられないだろう。 」 西洋人が歯科の治療中でも喋れるというのは、本当の話です。日本人は歯科での治療中は完全に喉を舌でふさぎます。唾液を完全にシャットアウトしてしまいます。ところが西洋人の場合、喉は開いたままです。唾液は、舌の奥の奥あたり(アクビエリア付近)をカップのようにしてためます(説明しにくいので、いつか絵で示します)。 喉はあいたままなのですから、喉話者の西洋人は喋ることができます。もちろん口が使いにくいのではっきりとは喋ることはできませんが、歯医者さんとコミュニケーションをするには十分の喋り方ができます。

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